初めて来た女性客のK子ちゃんは20歳ながら化粧っ気が無く服装も地味で、今どきの同世代の女の子とは一味違う。
でも会話をすると若いのにしっかりした考えを持っていて、隣に居合わせお客のSさんは彼女の事を褒めた。
客S「この子、磨けば光る原石や。エエもんを内に秘めてるわ」
私 「えっ、岩石を内に秘めてるてか?」
客S「そんなん身体の中に入れへんっちゅうねん!」
私 「スマンスマン、ほんだら胆石?」
客S「胆石は磨くもんと違う!原石言うたら加工を施されていない宝石の事や」
私 「宝石かいな」
客S「ダイヤなんかがそうや」
私 「タイヤ磨いたら、危のうて車走られへんやん」
客S「それ、タイヤや。俺が言うてんのはダイヤやで」
私 「ダイヤ改正とかダイヤが乱れたとかいう、ダイヤか?」
客S「違う、それは電車の運行予定表や。ダイヤ・モンドのダイヤや」
私 「ああ、それを磨いてないのんが原石かいな。Sさんは牛のおいどやなあ」
客S「牛のおいどて、一体なんやねん?」
私 「おいどは大阪弁でお尻、牛は『もう』て鳴くやろ。もうの尻…ものしり…」
客S「面白ない。ギャグの磨きが足らん。マスターは原石のままで終わりやなあ」
一句:磨いても 光らぬ原石 たま(玉&偶)にある
でも会話をすると若いのにしっかりした考えを持っていて、隣に居合わせお客のSさんは彼女の事を褒めた。
客S「この子、磨けば光る原石や。エエもんを内に秘めてるわ」
私 「えっ、岩石を内に秘めてるてか?」
客S「そんなん身体の中に入れへんっちゅうねん!」
私 「スマンスマン、ほんだら胆石?」
客S「胆石は磨くもんと違う!原石言うたら加工を施されていない宝石の事や」
私 「宝石かいな」
客S「ダイヤなんかがそうや」
私 「タイヤ磨いたら、危のうて車走られへんやん」
客S「それ、タイヤや。俺が言うてんのはダイヤやで」
私 「ダイヤ改正とかダイヤが乱れたとかいう、ダイヤか?」
客S「違う、それは電車の運行予定表や。ダイヤ・モンドのダイヤや」
私 「ああ、それを磨いてないのんが原石かいな。Sさんは牛のおいどやなあ」
客S「牛のおいどて、一体なんやねん?」
私 「おいどは大阪弁でお尻、牛は『もう』て鳴くやろ。もうの尻…ものしり…」
客S「面白ない。ギャグの磨きが足らん。マスターは原石のままで終わりやなあ」
一句:磨いても 光らぬ原石 たま(玉&偶)にある