今日、県庁前広場で南部地区の遺骨混りの土砂を使用しないよう求める集会。その後、「知事は最高裁判決後も設計変更申請を承認しないこと」を求め、沖縄県に申入れ行動 /// 北部土木事務所でも抗議行動が続く!
今日(8月30日・水)は、県庁前広場で、具志堅隆松さん・ガマフヤー支援者の会主催の「戦没者遺骨の尊厳を守る集会」が2時間にわたって行われた。具志堅隆松さんが、沖縄南部地区の遺骨混りの土砂を埋立てに使わないよう求める訴えをされた後、私は、熊野鉱山の開発がまもなく始まるので今までの経過と今後の課題等を説明した。
さらに、9月4日に出される辺野古・設計変更申請をめぐる最高裁判決後の知事の対応について詳しく説明した。「今のままでは、最高裁に敗訴すると、知事は「行政の長として司法の最終判断に従う」として、設計変更申請を承認してしまう可能性が高い。そうすれば、大浦湾での地盤改良工事が始まり、遺骨混りの南部地区の土砂搬送も行われてしまう。デニー知事への圧力が一斉に強まるだろうが、なんとか不承認を継続してほしい」と強く訴えた。
集会後、8月28日に知事に提出した、最高裁判決後の県の対応についての要請書(8月28日のブログ参照)について話し合うため、10名近くで所管の海岸防災課を訪ねた。突然の申入れだったが、担当者は会議室を取って応対してくれ、要請書の内容について話し合った。
まだまだ、状況は厳しいが、知事が絶対に設計変更申請を承認しないよう、さらに取組を強めていきたい。
(知事宛の要請書について、海岸防災課の担当者に申入れ)
昨日のブログで、知事が、これ以上の辺野古への土砂搬送の中止を求める行政指導を出したにもかかわらず、北部土木事務所長が、本部塩川港に土砂搬送を加速させるベルトコンベアの設置を許可したことに対して、所長室前に4時間にわたって座り込み、抗議したことを説明した。
私は、今日は県庁での行動があって行けなかったが、名護の仲間たちが、今日も北部土木事務所への抗議行動を続けてくれた。
辺野古新基地建設反対運動はいよいよ正念場である。
(今日の北部土木事務所での抗議行動(Nさん撮影))