6月17日(日)、「普天間飛行場へのオスプレイ配備等に反対し、固定化を許さず早期閉鎖・返還を求める宜野湾市民大会に参加した。会場で、息子夫婦や孫と合流。我が家は3世代の参加となった。台風が迫っていたが、ぎらぎらと太陽が照りつけ、凄まじい暑さだった。
会場の宜野湾海浜公園野外劇場には、5000名を超える人たちが集まった。宜野湾市では、事前の盛り上がりに欠けているということで、結集が心配されたが、やはり、14日にアメリカでオスプレイが墜落したことで、皆の怒りが高まったようだ。
これだけ事故が相次いでいるのに、日本政府は、オスプレイ配備の見直しを否定、配備の撤回や延期などをアメリカに要請する考えもないと表明している。しかし、配備先の自治体が5000人を集めた市民大会を成功させたことは決定的だし、来週には、県内の全41市町村議会が抗議決議をあげる。新しい体制が決まった県議会も、再度の抗議決議をあげ、県民大会も開かれるだろう。これだけ県民が一体となって反対の声を上げ続けているのだから、日米政府がそれを無視してオスプレイ配備するのは、もう不可能だ。もし、それを押し切って配備を強行すれば、大変な事態になることが予想されよう。今、沖縄では、年金世代を中心に、「もう身体をはってでも阻止するほかない」という声があふれているのだ。
・「配備許さない! オスプレイ反対市民集会」(琉球朝日放送ニュース 2012.6.17)
(沖縄タイムス 号外) (琉球新報 号外)