(2月6日(木)の大山ゲート前抗議行動。今日も大型の米軍車両が続く)
しばらくこのブログでは触れなかったが、高江に行く以外の日は、午前5時半に家を出て普天間基地大山ゲート前での抗議行動を続けている。一昨年の10月以来、週末や米軍の休み以外、毎日続いているこの抗議行動は、もうなんと17ケ月目に入った。今も毎朝、20名前後の人たちが集まり、基地に入る米兵らの車に対して抗議行動を続けている。
海兵隊員らは数か月単位でグアム、オーストラリア、フィリピン、タイなどをローテーションで回っているというが、このゲート前での抗議行動も17ケ月も続いているのだから、もう大勢の海兵隊員らがこの抗議行動を体験しただろう。「君たちは沖縄では歓迎されていないぞ!」、「沖縄から出て行け!」という沖縄県民の怒りの声が彼らに届いていないはずはない。
以前も書いたが、昨年3月21日、高江の「ヘリパッドいらない住民の会」が米軍に呼ばれ、北部訓練場に入ったことがある。訓練場内の道路の補修工事の説明をしたいというのだ。私もその一員として参加した。対応したのは海兵隊政務外交部(G7)部長のトゥルーアックス大佐。彼は、工事の説明が終わると、話題を変え、このゲート前の抗議行動について次のように言った。
「皆さんにお願いしたいのは、北部訓練場や普天間基地等で、海兵隊員らに、ヤンキーゴーホームなどと言うのは止めてくれ。隊員らは、日米両政府間の合意に基づいて、その任務を果たすために遠い沖縄に来ている。個々の隊員らが悪いのではない。」
この時は、もちろん皆ですぐに抗議した。「北部訓練場でオスプレイを飛ばして、住民らがどれだけ迷惑をしているのか分からないのか! オスプレイが配備されている限り、我々は米兵への抗議行動を続ける。」と部長に告げた。
当時のブログで私は次のように書いている。
「それにしても、海兵隊の部長(大佐)のような高官が、ゲート前での抗議行動を止めてくれと言うぐらいだから、よっぽど兵士たちから苦情が届いているのだろう。それでいいのだ。米兵らに対して、沖縄はどうも居心地が悪いと思わさない限り、米軍は、いつまでも沖縄に居続ける。普天間基地でも、北部訓練場でも、米兵らへの抗議行動を続けよう!」
・「米軍北部訓練場の中に入った! 横柄な海兵隊大佐に抗議」(2013.3.23)
海兵隊の部長が我々に弱音を吐いてからさらに1年近くが経過した。このゲート前での抗議行動の意義は大きい。
(2月3日(月)の大山ゲート)
(2月5日(水)の大山ゲート前での抗議行動)