Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

めでたい。

2009-09-25 23:01:48 | Weblog

カボスのジャムを貰った。
先日、部長にカボスをいただいたと小ネタを披露したが、その時抱えるほどカボスを貰っていた同僚の料理男子が、作って小瓶に詰め、持ってきてくれたのだ。
タメの独身男性に、女子力で負けた気分にっ。orz
彼の実家には夏ミカンの木が生えているそうで、お母様がオリジナルレシピでジャムを作ったりなさるそうなのだけど、そのレシピをアレンジして作ったらしい。

「普通のジャムの作り方だと、渋かったりでダメなんですよね。だから灰汁抜きを念入りにやって…」

とか何とか言っていましたが、私には馴染みのナイ料理話だったので、どうにも頭に残らなかったよ! ゴメンね!
しかし元が青々としたカボスなだけに、透明の瓶から見えるジャムはぶっちゃけすげぇ色だ。
ママレードみたいにスライスした皮が入っているから、その緑が何とも言えず。
しかし単純に甘いものは大好きなのでありがたく頂戴し、その場でちょいと摘まみ食い♪

ウマイの。

最初は普通にあ、ジャムだ~みたいな感じで、それこそママレードっぽい。
しかし、後から来るのですよ、ちゃんとカボスの味が。
それが自然な味で、強すぎるわけでもなく、物足りないわけでもなく。
やっぱ1番近いのは、ゆずジャムだろうか。

さて、そんな日のランチタイム。
いつものようにカフェテリア(とは名ばかりのデカイ休憩室)へ行くと、いつものメンバーの1人が結婚するのだと聞いた。
うわーおめでとう!!

「それでね、その相手なんだけどね…(^-^;」

カボスくんと結婚するのだそうだよ。

普段恋愛話をすることもあるのだけど、彼女は彼氏さんのことをニックネームで呼んでいた。
それは別に普通のことだし、気にも留めていなかったのだけど。
何か妙に納得した瞬間だった。
だってね、時々、ん?と思うことが幾つもあったのだもの。
しかし彼女とその彼氏であるカボスくんの双方と日常的に接しているのは私だけなので、もやっとすることがあっても深く考えずに、そして他の誰も指摘することのナイまま(当然だな)、今日まで来た感じなのだ。

なんかすっきりした気持ちで、お祝いが言えたよ!(^▽^)
彼女が幸せそうにしているのは単純に嬉しいし、同僚であるカボスくんがこんなカワイイお嫁さんを貰うのだねぇと思うと、いじってやりたくなるよなっ。
(実際にはしませんよ、そんなことっ。ジャム貰ったしっ)←餌付け?

ランチタイムを終えて職場に戻ると、カボスくんに「聞いたよ~(ニヤリ)」とだけ伝える。
バックレ続けていた彼は、やっとオープンにできたとホッとした様子で「そういうことなんです(^-^)ゞ」と笑った。
どうやら彼女に、「高瀬さんには私から言いたい!」と言われていたそうなのだ。
っかー、カワイイなぁ!(*´д`*)
とてもお似合いの2人です♪
どうかうんとうんと幸せになってねっ!!(≧ω≦)

午後から職場の方でも少しずつ広がり始め、めでたいニュースにひそひそと話が弾んだ。

で、そのめでたい空気に乗っかって、私も第2子妊娠の報告をすることにした。
ベイビィの心音確認も出来たことだし、ここまで来ればどう転んでも職場に隠しているわけにはいかない。
(最初の妊娠の時のように残念な結果になったとしても、入院・手術で1週間は休まなければならなくなるのでね)
心音確認ができた時点で、ハルトくんとは職場にオープンにしようと決めてあったのだけど、連休を挟んだことや昨日は職場がかなりバタバタと忙しかったため、まだ言えてなかったのだよ。

直属の上司には昨日のうちに世間話的に話していたので、こそこそすることもなくおおっぴらに会話していた。
だから、周りの人達も、直接聞いて来ないにしても、妊娠を耳にした人は多いだろう。
なので、今度は少し席の離れた別の上司に報告だ。

でストレートに「第2子妊娠しました」ときっぱり告げると、見事に固まる上司。
強面でガタイのイイ上司は、さながら仁王像のようだったよ!(言いたい放題)

そして次の瞬間、客先の部長やら次長やら課長やら係長やらに一緒に報告に回り、業務の引き継ぎやら何やらはまた別途ご相談ということで!と話をしに行くハメに。(^-^;

皆様「早い!」と驚かれたようだったけれど、気持ちよくお祝いしてくださいました♪
複数のお子さんをお持ちの方ばかりだったものの、2歳違いは意外にもおらず、4~6歳違いが多かったので。

それにしても、育児休暇明けに別部署に配属された私を2ヶ月で無理矢理引っ張って来たと思ったら、まさかの妊娠だもの。
上司が固まるのも、無理ナイよね。orz
めでたいことだし、体のことを考えれば早い方がイイに決まっているけどっ、けどっ…と、何やらぶつぶつ唱えておられました。
本人は私より3つばかり年上でまだ独身でいらっしゃるので、経験のナイことだけに混乱もするのだろうなぁ。

こうなった以上、私にできることは。
仕事を続ける最後の日まで、業務を完璧にこなして引き継ぎ準備を進め、後任者になるべく負担のナイように自動化ツールを構築しておくことに尽きる!
良くしてくださる周囲の理解ある方々のために、ご迷惑をおかけするであろう皆様のために、そして何より自分とベイビィのために、私はもっと頑張らナイとねっ。

酸味を求める理由。

2009-09-24 23:48:34 | Weblog

今回の妊娠は、結構つわりがキツイように思える。
サキタの時は、ひたすらに眠い感じだったような気がするんだけどな?
気持ち悪かったにしても、ここまでだったかな?
単純にサキタがいるから休めナイから、負担が大きいってことなのか?

まぁ妊娠はその都度全く別物なので、サキタの時と違うのは当然のことなのだろう。
大まかな進行がわかっている分、気持ちにゆとりはあるしな。

そんなわけで、SWにはガンガン遊び倒しているわけですが、実は結構な気持ちの悪さと闘ってもいるわけです。
誰か助けてくれ。

今日は久々の出勤ということもあり、疲れが出てしまったのか、夜にはもう全ての気力・体力が残されていなかった。
おええええ。(失礼)

夜になるにつれて、どんどん気分が悪くなる。
吐き気はあるものの、実際にはまだ吐いていないので、まだまだマシよ!
お腹が減ると気持ち悪さが増すけど、食欲は変わらずあるから食べられるし、何故か食べたいのは揚げ物やらしょっぱいもの。
うっわー太りそう。

夕飯は、ハルトくんに頼んでコンビニで買って来て貰ったご飯。
その時、冷蔵庫にあった梅干しを、何の気ナシに食べたのだけど。

ウマー!! Σ(*゜▽゜*)

吐き気で嫌な感じに酸っぱくなった口の中が、オイシイ酸っぱさで更新された感じっ。
そうかそうか、妊婦が酸っぱいものを食べたくなるのは、そういうことなのかも知れない!(いや違うだろう)

うん、でもレモンをかじりたいとかは思わないから、単純に好きな梅干しが、より好きになっただけのことかもしれないけどね。
でも間違いなく、嫌な酸っぱさが美味しい酸っぱさに切り替わって嬉しい。
よしよし、明日のおやつは梅しばにしよう!
うわー考えただけで、酸っぱーい!(≧▽≦)

良いんだか悪いんだか。

SW ⑤

2009-09-23 23:51:12 | Weblog

SW最終日。
既に体力を使い切っている(明日から出勤なのによ!)ハルトくんと私と違い、サキタはこれでもかというほどに元気。
風邪っぽい症状があったりもするのだけど、そのくらいで機嫌を損ねるサキタではナイ。

私達の手を無理矢理引っ張っては玄関に設置したベビーゲートまで連れて行き、外に遊びに行こうと執拗に誘いを掛けてくる。
正直言えば、早朝からこの調子でイイ加減こちらはもうぐったりだ。
けれど、サキタにはそんなこと関係ナイんだよな。orz

仕方がナイので、疲れた体を引きずって、3人で近所の公園に散歩に行くことにした。

電車好きのサキタは、電車の音や踏切の音が聞こえて来ると、「でんしゃ!!」と叫んでそちらへ向かう。
そうするともう近くまで行って動かず、何もナイ公園や駐車場でぼんやりと次の電車が通るのを待つことになってしまうので、逆へ逆へと誘導し、住宅街の中にある公園へ。
そこは滑り台・ブランコ・シーソー・カバさんの置物(?)・ウサギとバイクの乗り物(バネでびょんびょん揺れるヤツ)がある、典型的な子供の公園。
いや、私が子供の頃に遊んだ公園より、よっぽど充実した遊具だがな!

ベビーカーを押して歩きたがるサキタをそれとなく軌道修正しつつ、公園に無事到着。
公園内ならいくらベビーカーを押しまくって歩いても構わないし、どっかにぶつかってもたかが知れている。
他の遊具でも遊べるし、私達も童心に帰ってブランコなどに乗ってみたり♪
(ぶっちゃけ、ブランコ大好きでね!
 立ちこぎからのハイジャンプとか、漕ぎまくって縦回転とかやって、知らない近所のおばさんにこっぴどく叱られたりしたよね!
 縦回転は、枠に登って絡まったブランコを直さないといけないので、後が大変だよ!)
懐かしくやんちゃな子供時代の悪行を思い出していると、すぐ横からハルトくんの情けナイ声が。

「ちやっ、助けてっっ」

見ると、サキタを片手で膝に抱っこしてブランコに乗ろうとしたらしいハルトくんが、お尻を踏み外して(笑)後ろに落ちそうになり、必死に片手でブランコの鎖にしがみついているところだった。
サキタは怖がる様子もなく、けろりと逆さまになっていたよ。
その様子が可笑しくて思わず写真を撮ろうかと思ったけれど、後でドツかれそうなので、素直に助けたわ。

公園には、他にも小さな子を連れた親子連れが何組か来ており、それぞれの子供の年齢に合わせた遊び方をしていた。
そこへやってきた小学校高学年らしき女の子達が、手にしていた風船を木に引っかけてしまい、何とか取ろうとカバの置物に登ったり石を投げたりし始める。
周りを見回すと、他には小学生と思われる小柄な野球少年や、乳幼児連れのママばかり。
今ここにいるメンツで、何とかジャンプして風船に手が届きそうなのはハルトくんじゃなかろうか。

「ジャンプすれば、届きそうじゃん。取ってやりなよ」
「俺もそう思うけど…取れなかったら恥ずかしくナイ?」
「確実に取ればイイだけの話だろ」(キツイ)

で、おずおずと声を掛けたハルトくん。
危うく木から空に解き放ってしまいそうにもなりましたが、何とか取って女の子に渡してやれました。(^-^;
良かったね、面目保たれて。

さて、そうこうしているうちに、野球少年達が遊んでいた滑り台が空いた様子。
富山でハルトパパとハルトママに連れられて公園に行った時、逆方向から上まで登り切ったと言っていたから、滑り台はきっと怖がらないで遊べるのだろう!
ハルトくんが支えながら階段(梯子か?)を登り、滑り台からそっと滑らせると、下で待ち構えていた私のところまで、すい~っと滑り降りてくるサキタ。
面白いのか、実にイイ顔で降りてくるのよ! (≧▽≦)
何度か滑っているうちに慣れたようなので、楽しそうなサキタの顔をハルトくんにも見てもらおうと、ポジションを交代。

それが、マズかったかなっ。

同じように滑らせたつもりだったのだけど、何故かハルトくんの時よりも勢いよく滑ってしまったサキタ。
びっくりしたのか偶然なのか足を側面についてしまい、上半身が大きく揺れたかと思うと、側壁を乗り越えた頭を中心にくるりと回転し、そのまま地面に顔から落下!!

ぎゃああああああああ!! サキター!! Σ(゜д゜;

ほぼ体は水平で、衝撃は拡散されたように見えたけど、とにかく顔が1番に地面に接触したのは間違いナイ。
下にいたハルトくんは当然手を伸ばしたけれど、滑り台の半分より高い位置からの落下だったため、届かず。
滑り台の上にいた私からはどうやっても手の届く位置ではなく、落ちたサキタを見て思わず飛び降りそうになったものの、踏んだら洒落にならナイので滑り降りて駆け寄る。(妊婦の自覚ナシ)
一瞬後にはギャン泣きしてくれた(頭を打った場合、泣かない方が怖い)サキタをハルトくんが抱き上げると、額のから口の中まで、顔の右半分が砂と砂利まみれ。
体は服が汚れていたけれど叩けば落ちる程度のもので、手足の擦り傷はたいしたことはなさそうだったし、打撲や骨折のように特別痛がる箇所はなかった。
手口周りシートで口の中の砂利をかき出し、水道で顔を洗う。
うがいができる年齢ではナイので、下を向かせて飲まないようにしながら、少しずつ口の中に手を突っ込んで砂を洗い流す。
泣き喚くサキタを抱っこしてあやし、買ってきたお茶を飲ませてしばらく様子を見るが、すぐに現れるような異常はなく、落ち着いてきたようだった。

「大丈夫そうだね。じゃ、滑り台やらせてみよう」
「マジか。それ、鬼じゃナイ?」
「ここで怖い印象だけで終わったら、トラウマになるかもしれナイだろ。サキタが今後も滑り台で遊べなくなったら、可哀想だよ」
「まぁそうだけど」

最初と同じようにハルトくんが連れて登り、私が下で待ち構える。
滑らせてみると、最初こそこわばった顔をしていたものの、2回目はもう楽しそうなイイ顔で滑り降りてきた。
これなら、トラウマになることもナイんじゃナイかな。
頭を打っていると思うから、微妙な変化に注意して、様子がおかしいようなら即行で病院へ行くことにしよう。

これまでのサキタの落下武勇伝は、食事用ハイチェア(65cmくらい?)やベビーベッドの柵越え(90cmくらい)があるけれど。
今回の滑り台の落下高度は、私の胸の辺りだから120cmはあったんじゃなかろうか。
ハイチェアやベビーベッドはサキタが自分でやらかしたものの、滑り台は完全なる被害者なサキタ。
意図せずして(意図してやったものは1つもナイはずだが)、武勇伝を更新した。

ごめんよごめんよ、ママが悪かったよー!! ・゜・(≧д≦)・゜・

サキタが滑り台に怯えナイことを確認し、公園を後にした私達。
帰宅後のサキタの様子に変わりはなく、懲りずに外に連れて行けと矢のような催促をするくらいなので、多分大丈夫だろうよ!
…うん、ちゃんと反省はしてます、ハイ。orz

SW ④

2009-09-22 23:09:05 | Weblog

昨日、昼寝もせずにはしゃぎ続けたサキタは、夕方にはがっくりと力尽きた。
当然だな。
1日それに振り回された私も同様に疲れ果て、渋滞の中運転を孤独に続けたハルトくんも、当然のように疲労困憊だ。
アウトレットにたいした魅力も感じなくなっていた私達は、早々にホテルに向かうことにした。
食事の時間もあるし、サキタをまともな時間に寝かしつけるためには、早めにホテルに行っていた方がイイという判断だ。
単純に、もうイイよという気持ちになっていたというのもある。

アウトレットを出る頃にはベビーカーで爆睡していたサキタは、車に乗せてもベビーシートで爆睡。
ホテルの駐車場から建物に入る時も、抱っこのまま爆睡。(これは超珍しい)
チェックインを済ませて部屋に入り、ベッドにそっと降ろすとそのまま爆睡。
夕食の時間まで、40分くらい寝ていただろうか。
どんだけ疲れたんだ…。
しかし夕食の時間を過ぎたところで部屋に電話が掛かってきてしまったので、仕方なく叩き起こして食堂へ。

食事はバイキングスタイル。
サキタには適当な物を取り分けて食べさせてやろうと思っていたのだけど、和洋折衷バイキングだったので、いろいろ食べさせられるものがあって助かったよ♪
ただちょっと、野菜をあげるのは難しかったかな。
(大人が食べるものはあっても、1歳児に食べさせやすいものがなかったというだけ)

サキタは自分が食事している間も椅子でじたばたしているが、食べ終わってしまうとじっとしてなどくれナイ。
なので、先にサキタの分の食事を取り、私が食べさせている間にハルトくんが食事。
途中で交代しながら、私も食事。
サキタの食事が終わってしまったら、食堂をうろうろ歩かせてみたり、食堂の入り口にある階段を昇降運動させたりする。
サキタはじっとはしていないものの、こうした場所で奇声を発して騒いだりするような子ではなく、愛想を振りまくのにも余念がナイので、他に食事をしているお客さん達にも「カワイイね♪」などと優しい声を掛けていただいたりしたよ。
今は段差がブームなので、階段を攻めていることがほとんどだったし、他のテーブルに近づいては、「こんにちは♪」と笑顔で会釈をしたり、「バイバイ」とやはり笑顔で手を振ったりするくらいなので、あまり迷惑を掛けずに済んだ。(はずだ)
食堂で対応していたホテルのスタッフも、サキタが手を差し出すと手を繋いで一緒に階段を昇り降りしてくれたり、バイバイに応えて手を振り返してくれたり、何故か習得したハイタッチをしてくれたりと、いろいろ優しく構ってくれた。
お客の数に対してスタッフの数が多く、待機して立っているだけのスタッフもいたようなので、きっと業務にもゆとりがあったのだろう。
それにしても、あれだけ動き回るサキタを制することもなく、安全に配慮してくれ、サキタがテーブルに突進していくとさりげなく激突を防ぐように前に立ってくれたり、よろけたサキタを咄嗟に支えてくれたりした。
男性スタッフはサキタに向かって不思議な踊り(笑)をしてくれたし、女性スタッフは「可愛い~(*^-^*)」と頭を撫でてくれたりして。
しまいには、「どうぞごゆっくりお食事なさってください(^-^)」と、サキタの相手をしていてくれたんだよ!
おかげで、食後のデザートはハルトくんと食べられたし、うっかり食べたティラミスが激ウマだったりしたし。
バイキングに素っ気無く並べられた四角いプチケーキでさ、完全に油断していたらすげぇ美味しかったの!!
チーズケーキとかモンブランとかも美味しかったけど(どんだけ食ったのか)、ティラミスがとにかくヤバかった。
おかわり。(コラ)

部屋に戻ってサキタを部屋についているシャワーに入れ、私が部屋で寝かしつけている間に、ハルトくんがまず大浴場へ。
戻ってきたハルトくんと交代で私も大浴場で1人リラックスタイムを過ごし、部屋に戻るとサキタもハルトくんもすっかり爆睡だったよ。
ツインルームでベッドが部屋の両端に分かれているタイプだったので、冷えそうな窓際のベッドにハルトくんを追いやり、もう一方のベッドの壁際にサキタを寝かせ、床への落下を防ぐべく隣にゴロリと横になる。
気持ち良さそうに眠るサキタを潰さないように気をつけながら、背後から聞こえるハルトくんのイビキには枕を投げつけ、私もゆっくりと眠りに落ちていった。

そして翌朝。つまり今朝。
渋滞を避けるべく早目の出発にするか、がっつり遊んで夜遅くの出発にするか決めかねていたのだけど、昨日のアウトレット渋滞ですっかり軽井沢に懲りていた私達。(軽井沢は悪くナイ)
7時の朝食までに身支度も荷物の整理も済ませ、朝食を取るなりさっさと東京に向かうことにした。

朝食もやはりバイキング形式。
そして和洋折衷。
サキタにも食べさせ易いメニューがたくさんで助かったし、大人が選ぶにはアレもコレも美味しそう♪で寧ろ困るくらい。
褒めてばかりなので少々難点を挙げると、生野菜がレタスしか無かったのが残念かなっ。
キュウリとか水菜とかほうれん草とかあったらサラダが楽しかったかなっ。

朝食の間も、サキタは自分の食事が済むなりフロア中をうろうろ。
あちこちに愛想を振りまいて大人達には可愛がられていたけれど、大好きな小学生くらいのお兄ちゃんお姉ちゃんには冷たく邪魔扱いされていたよ。(^-^;
カワイソウだが、相手もまだまだ子供だからな。
自分が主役でちやほやされたいタイプの子供からすれば、明らかに自分より周りの大人達にカワイイと言われているよちよち歩きの1歳児は、邪魔でしかナイだろうさ。
中には「赤ちゃん、カワイイ♪」と構ってくれる子もいるので、めげるなサキタ!
いずれオマエも小学生になれば、彼らの気持ちもわかるだろうっ。
そしてスタッフの皆様は、昨夜同様、実に感じよく気持ちよく、サキタを可愛がってくれました♪
イイなぁ、ここっ。(^▽^)

部屋に戻ると、置いてあったアンケート用紙に丁寧に記入し、自由記入欄にお礼と満足な滞在であったことをばっちり書いておいたよ☆
昔からあるホテルのようで建物は若干古い感じでしたが、とにかくスタッフの対応が心地よかったので、子連れで軽井沢に来ることがあったらまた利用したいと思いますっ。
そんなベタ褒めホテルはこちら、軽井沢コンチネンタル
ぶっちゃけ写真より随分古びたホテルですが、ピカピカの建物でもスタッフの質が悪いホテルよりずっとイイ!

そんなこんなで、ホテル滞在の話をたらたらと書いたわけはね。
9時前にさっさと出発したら、渋滞に一切巻き込まれることなく、12時半には家に着いちゃったもんだから、他に書くことがナイっつーね。
午後はバタバタしながらも、外に遊びに行きたがるサキタにキレつつ、車酔いだかつわりだか知らんがおえっとなっていました。
ハルトくんはハルトくんで、運転やらサキタの相手やらでぐったりしていたよ。
元気なのは、移動中寝まくっていたサキタばかりなり。
あーハイハイわかったわかった、遊びに行くのね…。(T△T)

SW ③

2009-09-21 23:50:39 | Weblog

朝5時。
だるい体を引きずって、ベッドからずるりと抜け出す。
今日は早目に出発して、軽井沢へ向かうのだ。

東京から富山までは、車でどう頑張っても6時間は掛かる。
そこに休憩や渋滞などの要素が加われば、もう何時間掛かるかわかったもんではナイ。
なので、来る時は渋滞が始まる前の金曜夜、サキタの寝る時間に合わせて出発し、できるだけサキタが寝ている間に距離を稼いで、何とかかんとか富山までやってきた。
しかし帰りは、夜出発というのは難しい。
かといって昼間、サキタの活動時間に長時間ベビーシートに拘束するのは、間違いなく不可能だ。
態勢を変えられなければ体もおかしくなりそうだし、何より動きたいサキタが我慢できるわけもナイ。
そこで、途中まで移動してそこで一泊し、更に翌日帰宅するという、「移動距離を2日に分けよう作戦」となったのだ。
一泊予定の地は、適当に遊べるように軽井沢に安易に決定した。
ハルトパパ&ハルトママの予定を聞き、良かったら一緒にとお誘いしてみたところ、泊まりはしないけど一緒に行くとのこと。
車2台に分かれるけれど、せっかくなので一緒に軽井沢で遊ぶことにした。

ふらりと日帰りで軽井沢に出掛けることの多い2人によると、やはり渋滞がひどくなると思われるので、朝6時頃に出られるものなら出てしまった方がイイという。
なので、まずは私が自分の身支度を整えるべく5時に起き出し、着替えと化粧を済ませて荷物をまとめる。
ハルトくんとサキタを叩き起こし、サキタにご飯を食べさせて(車の中とか無理だという判断。食べなければそれでもイイ)身支度を整えさせ、その間にハルトくんが身支度と荷物の積み込みをするという計画だ!
大人の朝ごはんは、ハルトママが用意してくれたオニギリ(栗ご飯♪)を車の中でいただく!

結果、概ね計画通りに行ったけど、やはり1歳3カ月児連れの限界って感じで、出発は予定の6時よりも40分オーバー。
上出来だろ。

高速に乗ると、恐れていた渋滞はさっぱりなく、キレイに流れる流れる。
車が多くなっても、少しスピードを落とすくらいで、止まったりのろのろ運転になるようなことはなかった。
順調に車は進み、降りたところ(忘れた)のお店でお昼ご飯にと釜飯をGet。
美味しいよね、横川の釜飯!
横川じゃなくても売ってるけど!(横川じゃナイとこで購入)

しかしここからが試練だった。

下の道は、軽井沢まで延々と渋滞だったのだ。
高速降りたすぐからだよ。まだ9時くらいだよ。
まさかとは思ったけれど、それは当然のようにアウトレット渋滞だった。
それは仕方ナイにしても、登坂車線でぐいぐい追い越しを掛けてくる車って、アレどうなんだろうね?
合流で絶対入れてやらないという気にさせるくせに、ぶつける勢いで強引に割り込んで来て、また登坂車線が現れると、当然のようにすいっと抜けて行くんだよね。
ペーパードライバーの私からすると、マナー的にどうなのかなって思うんだけど、それって普通なの???
彼らは「やらない方が悪い。全員がやればイイ」と思っているのだろうか。
単純に考えて渋滞距離は短くなるかもしれないけど、合流でますます時間が掛かるだけだから、結局掛かる時間は同じだろうし、お互い気分が悪くなるだけなのではナイかね???
後部座席からぼんやり見ていると、所謂「高級車」に乗っているインテリ風中高年ドライバーに多いように見受けられました。
セレブの感覚なの? 余裕ねぇなぁ。

後、地元の業者と思われる軽トラックが、歩道を爆走していたのにはすげぇと思ったよ。
歩道に人は歩いていなかったけど、結構なスピードでさ!
キレイに咲いた何か赤い花の向こうに、慣れた様子の爆走軽トラック。
確かに毎週末この調子じゃ、やってらんない気持ちになるのも頷けるけど…。(^-^;
追い越しドライバーに相当腹を立てていたハルトくんも、「あの車には(合流で)譲らなければいけない気がする…」と絶句していたよ。
うん、そのくらいの迫力はあった。
軽井沢は素敵なところだけど、住みたいとは絶対に思わないね!!

ハルトくんと初めて軽井沢に旅行に来たのは、確か社会人になってすぐの頃だった。
レンタカーを借りて、2泊くらいで夏休みの旅行に来たのだ。
(親には「ゼミの友達と旅行」と言ってな! 嘘は言ってナイし、もう結婚したんだからバレてもイイだろ! 時効!)
その時はまだアウトレットの規模は小さく、EASTとWESTくらいしかなかったような気が。
渋滞も当然たいしてあるわけでもなく、あちこちの小さな観光スポットをたくさん回って、この上なく満足した旅行だった。

それが、今じゃマンモスアウトレットと化した軽井沢。
アウトレットばかりが進化しても、近隣の道路整備が進むわけでもなく、渋滞は年々ひどくなる一方だ。
駐車場待ちの列も尋常ではなく、それだけで何時間掛かることか。
もう、はっきり言って懲りた。
アウトレットなんて東京にだって幾らでもあるし、電車で行く人もいるから渋滞もそれほどではナイし、規模が小さい方が空いていたりするし。
軽井沢はもう広過ぎて回りきれナイに決まっているから、全然魅力を感じなくなってしまったよ。
しばらく来ない!!

渋滞にハマった車内でいくら吠えたところで、車が進むわけもナイ。
サキタも限界に達して泣き喚いているし、私もちょっとお腹が…。トイレ…。
渋滞の車から抜け出して、とりあえず道沿いに見えたコンビニに駆け込むと、そこはそこでトイレ待ちの行列。orz
何とか済ませて外に出ると、駐車場に車を止めて待っていてくれたハルトくんと相談し、車内で練っていた作戦を実行することにした。
そこはもう中軽井沢の駅の近くだったので、泣き喚くサキタをベビーカーに乗せ、ハルトママに付き合って貰って、電車で一駅移動して軽井沢へ先に移動。
アウトレット内の芝生かどこかでサキタのご飯と釜飯を食べて、アウトレット内でサキタを遊ばせつつハルトパパとハルトくんの到着を待つ。
ハルトパパとハルトくんは、今この駐車場でランチを済ませてしまい、渋滞を超えてアウトレットまで頑張る、という作戦だ。
電車は1時間に数本あるかナイからしいが、後10分程で来るという!

すぐさま行動を起こし、ハルトママと中軽井沢の駅へ。
軽井沢行きの電車は反対車線だと聞いて移動しようとすると、そびえたつ階段。orz
当然エレベーターもエスカレーターもなく、駅員さんは改札の窓口の中から申し訳なさそうにエールを送ってくるばかり。(オイ)
どうしようかなと悩む間もなく電車はやってくるので、サキタグッズ入りのトートバッグをハルトママに頼み、自分のショルダーバッグは後ろに掛け直し、サキタを乗せたままのベビーカーを引っ掴むと、一気に階段を登り切った。
後ろから「えぇえええ!? ちやちゃーん!! Σ(゜д゜;」とハルトママの驚愕の声が聞こえたけれど、軽く流して反対のホームへと階段を降りる。
妊娠? それがどうした。
そして到着した電車は、ホームとの高低差が50cmくらいあんじゃねぇの?というバリアフリーを完全に無視した車両でした。orz

そんなこんなで、何とか到着のアウトレット。
芝生に座り込み、走り回るサキタをおびきよせては一口ずつご飯を食べさせ、挙句私の釜飯までちょいちょい食われ、先に食事を済ませてくれたハルトママにサキタを託して、やっと一息。
天気はイイとはいえ軽井沢の風はやはり涼しく、そこらを歩く人達はほとんど犬連れで、何だかいかにも軽井沢~な気分に。
周りを見れば、子供連れがご飯を食べていたり、遊んでいたり。
サキタはすぐ近くにいた同じくらいの女の子ファミリーに近寄り、挨拶を披露していた。(相手の「こんにちは」に応えるように、会釈する)
その子はじっとイイ子で広げられたレジャーシートに座り、大人しくご飯を食べていて、食べ終わって大人に促されてようやく靴を履いて歩くような子だったので、その子のママに「男の子は大変ね(^-^)」と声を掛けられてしまったよ。
男の子の中でも、コイツはひときわ落ち着きのナイ子なんです…。(T▽T)

その後、ハルトパパの知っている無料駐車場に上手いこと車を入れたハルトパパ&ハルトくんと合流。
混雑したアウトレット内を、ちょいちょい見て回りました♪
その間もベビーカーを押して歩きたいサキタに振り回され続けた私は、もう購買意欲どころか全てのやる気が完全にOFFに。
スニーカーを見たいと言っていたので、ハルトくんが気を遣ってお店を見れるように連れて行ってくれたけど、イマイチ好みの物も見つからずに不発。
この私が、一切何も買わずに終わったよ! 相当ウンザリしてたんだね!

サキタに何か買ってやりたい、というハルトパパ&ハルトママに甘え、レゴのお店へ。
サキタを乳幼児スペース(小学生以上は入れナイ)にぶっこみ、遊ばせている隙に、何を買うか選んで貰う。
ハルトくんに対応を任せたところ、サキタは鉄ちゃん(電車好き)ということで、プラレールの初心者セットみたいなのを買って貰ったよ。
ありがとうございますー♪

そんな間に、サキタは年長くらいの大きいお兄ちゃんの力作のブロック作品(複数)を破壊し、泣かせていました。
独り占めの勢いでブロックを抱え込んでいた彼もどうかと思うが、所詮子供のやることなので、とりあえずその子の親の手前、ブロックを返して謝っておいたよ。
その子のお父さんは、どう見ても1歳児のサキタに泣かされた息子に呆れたような顔をして、「そんなに抱え込んでナイで、皆に貸してあげたらどうだ!」と。
うんお父さん、それもう少し早く言うべきだったね。

ついでにレゴ好きのハルトくんは、名前入りレゴブロックキーホルダーを買っていたよ。
へぇ。

混雑の中を歩き回って疲れたので、皆でお茶を飲み、イタズラしたい眠いと愚図り出したサキタをベビーカーに強引に乗せると、そこで解散。
ハルトパパとハルトママは遅くまで買い物を続けた後帰宅したようだけど、サキタの相手に疲れた私達は、適当に数件のお店を覗くと早々に宿へと移動したのだった。
(特に私が、テンションずんどこでね!)

この宿が感じ良かったのよ♪
それはまた明日の分で。