Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

大失態。

2009-09-04 23:35:15 | Weblog

夕方、唐突に猛烈なムカムカ感に襲われた。
まさに吐きたい感じに口の中が酸っぱくなって、唾液がやたらと出てくる。
なんだなんだ、普通に仕事をしていただけだぞ?
お昼ご飯だって、別に変ったものは食べたりしなかったぞ?

何だか良くわからないまま帰宅したものの、バスや電車に揺られてなお一層気分が悪くなっていた。
サキタのお迎えにはほんの少し時間がある。
ちょっとでも家事をやりたいところだけど、ダメだ、ちょっと休むことにしよう。
衣服を緩めてソファに横になり、ムカムカ感をやり過ごす。

ほんの少し横になるつもりで、眠いわけでもなかったのに、気が付いたら部屋は真っ暗。
慌てて時計を見ると、1時間が経過していた。

っぎゃー!! サキタのお迎えー!!

携帯を見ると、着信と伝言メッセージ。
とりあえずそのまま携帯を引っ掴み、家の鍵と一応財布だけ持って、ベビーカーを掴んで家を出た。
起き抜けは落ち着いていた気分の悪さも、起き上がった途端にぶり返したけれど、そんなことを言っている場合ではナイ。
途中の道を早足で歩きながら(気持ち悪くて走るなんてとても無理)、着信のあった番号に電話を掛けてみる。
すると、いつも掛けている保育園の代表電話ではなく、0歳児クラスの直通電話だったらしい。
私が名乗ると、焦ったような声の先生が応えた。
素直に体調不良で横になったら眠り込んでしまったと告げると、気遣うような優しい言葉を掛けてくれ、「焦らなくて大丈夫なので、ゆっくり来てくださいね」と言ってくれた。
泣ける。

到着してみると、金曜日の作業であるお布団カバーの交換は既にされていて、汚れ物の袋もサキタ用にしているエコバッグに入れてくれていた。
当のサキタはというと、先生の背中のおんぶ紐の中だ。
おそらく、次々とお友達がお迎えに来たママやパパと帰っていく中、なかなかママが迎えに来ないことを察知して、泣いたのだと思う。
ゴメンよサキタ、間違いなくママが悪かった。(;-;)

先生達は、連絡もなく遅れた私に文句を言うどころか、私の体調を気遣ってくれた。
サキタのお支度は済んでいたし、重たいのにおんぶしてくれていたし、忙しい時間帯なのにとても優しかったよ。ほろり。

「お母さん、大丈夫ですか? ちょっとツラそうですね。そんな時はご連絡いただければ、いっそお夕飯も園で食べさせるようにして延長保育も可能ですから、ご利用なさってくださいね」
「ありがとうございます~。ごめんなさい~。(;-;)」

18時以降は延長保育料が取られてしまうので、それはきっちり払うことになりますが。(今日はとにかく体調を見て、サインのみで後日清算にしてくれた)
先生方の優しい対応と、サキタへの申し訳ナイ気持ちで、もうへなへなと崩れ落ちそうだったよ。
しかしそこで座りこんで泣いていると大迷惑なので、ありがたくお礼を言って、保育園を後にした。
来る途中で雨が降り始めてしまい、傘を持っていなかったから、急いで帰らなければ。
ベビーカーの幌を目いっぱい降ろして、サキタがあまり濡れないように、さっさと家に入らなければ。

保育園の門を閉めようとした時、後ろから先生が追いかけてきた。

「お母さん、明日はご主人はお休みですか? 大丈夫ですか?」
「? ハイ、主人も土日休みですから、家にいますけど…?」
「そうですか、良かった。(´ω`) もし体調がお悪くて、ご主人もお仕事でいらっしゃらナイようであれば、土曜保育も可能ですから仰ってくださいね(^-^)」
「うわ~ありがとうございます~。でも、とりあえず明日は大丈夫です~(;-;)」

泣ける。
先生、優し過ぎ。
だから、ギリギリママは優しい言葉に弱いって言ってるじゃん!!
この先生達にサキタをお願いできて、良かったなぁ。
先生達のポカミスも多いけど、そんなんチャラだよ!

夜はいつもより1時間のズレ込みで、何とかサキタを寝かしつけることができた。
ハルトくんは飲み会だかサッカーだか知らないが、ご飯はいらないと言っていたので、残り物で食事を済ませるとソファに横になり、のんびりドラマなんか観たよ。
赤鼻の先生。主題歌が可愛くて好きー♪(おえっとかなりながらも、楽しく観た)
遅くに帰宅したハルトくんに保育園でのことを話すと、「優しい先生達で良かったね(^-^)」と。
まったくだよ。(T△T)

しかし、2度とこんな失態は演じるまいよ!!