Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

SW ⑤

2009-09-23 23:51:12 | Weblog

SW最終日。
既に体力を使い切っている(明日から出勤なのによ!)ハルトくんと私と違い、サキタはこれでもかというほどに元気。
風邪っぽい症状があったりもするのだけど、そのくらいで機嫌を損ねるサキタではナイ。

私達の手を無理矢理引っ張っては玄関に設置したベビーゲートまで連れて行き、外に遊びに行こうと執拗に誘いを掛けてくる。
正直言えば、早朝からこの調子でイイ加減こちらはもうぐったりだ。
けれど、サキタにはそんなこと関係ナイんだよな。orz

仕方がナイので、疲れた体を引きずって、3人で近所の公園に散歩に行くことにした。

電車好きのサキタは、電車の音や踏切の音が聞こえて来ると、「でんしゃ!!」と叫んでそちらへ向かう。
そうするともう近くまで行って動かず、何もナイ公園や駐車場でぼんやりと次の電車が通るのを待つことになってしまうので、逆へ逆へと誘導し、住宅街の中にある公園へ。
そこは滑り台・ブランコ・シーソー・カバさんの置物(?)・ウサギとバイクの乗り物(バネでびょんびょん揺れるヤツ)がある、典型的な子供の公園。
いや、私が子供の頃に遊んだ公園より、よっぽど充実した遊具だがな!

ベビーカーを押して歩きたがるサキタをそれとなく軌道修正しつつ、公園に無事到着。
公園内ならいくらベビーカーを押しまくって歩いても構わないし、どっかにぶつかってもたかが知れている。
他の遊具でも遊べるし、私達も童心に帰ってブランコなどに乗ってみたり♪
(ぶっちゃけ、ブランコ大好きでね!
 立ちこぎからのハイジャンプとか、漕ぎまくって縦回転とかやって、知らない近所のおばさんにこっぴどく叱られたりしたよね!
 縦回転は、枠に登って絡まったブランコを直さないといけないので、後が大変だよ!)
懐かしくやんちゃな子供時代の悪行を思い出していると、すぐ横からハルトくんの情けナイ声が。

「ちやっ、助けてっっ」

見ると、サキタを片手で膝に抱っこしてブランコに乗ろうとしたらしいハルトくんが、お尻を踏み外して(笑)後ろに落ちそうになり、必死に片手でブランコの鎖にしがみついているところだった。
サキタは怖がる様子もなく、けろりと逆さまになっていたよ。
その様子が可笑しくて思わず写真を撮ろうかと思ったけれど、後でドツかれそうなので、素直に助けたわ。

公園には、他にも小さな子を連れた親子連れが何組か来ており、それぞれの子供の年齢に合わせた遊び方をしていた。
そこへやってきた小学校高学年らしき女の子達が、手にしていた風船を木に引っかけてしまい、何とか取ろうとカバの置物に登ったり石を投げたりし始める。
周りを見回すと、他には小学生と思われる小柄な野球少年や、乳幼児連れのママばかり。
今ここにいるメンツで、何とかジャンプして風船に手が届きそうなのはハルトくんじゃなかろうか。

「ジャンプすれば、届きそうじゃん。取ってやりなよ」
「俺もそう思うけど…取れなかったら恥ずかしくナイ?」
「確実に取ればイイだけの話だろ」(キツイ)

で、おずおずと声を掛けたハルトくん。
危うく木から空に解き放ってしまいそうにもなりましたが、何とか取って女の子に渡してやれました。(^-^;
良かったね、面目保たれて。

さて、そうこうしているうちに、野球少年達が遊んでいた滑り台が空いた様子。
富山でハルトパパとハルトママに連れられて公園に行った時、逆方向から上まで登り切ったと言っていたから、滑り台はきっと怖がらないで遊べるのだろう!
ハルトくんが支えながら階段(梯子か?)を登り、滑り台からそっと滑らせると、下で待ち構えていた私のところまで、すい~っと滑り降りてくるサキタ。
面白いのか、実にイイ顔で降りてくるのよ! (≧▽≦)
何度か滑っているうちに慣れたようなので、楽しそうなサキタの顔をハルトくんにも見てもらおうと、ポジションを交代。

それが、マズかったかなっ。

同じように滑らせたつもりだったのだけど、何故かハルトくんの時よりも勢いよく滑ってしまったサキタ。
びっくりしたのか偶然なのか足を側面についてしまい、上半身が大きく揺れたかと思うと、側壁を乗り越えた頭を中心にくるりと回転し、そのまま地面に顔から落下!!

ぎゃああああああああ!! サキター!! Σ(゜д゜;

ほぼ体は水平で、衝撃は拡散されたように見えたけど、とにかく顔が1番に地面に接触したのは間違いナイ。
下にいたハルトくんは当然手を伸ばしたけれど、滑り台の半分より高い位置からの落下だったため、届かず。
滑り台の上にいた私からはどうやっても手の届く位置ではなく、落ちたサキタを見て思わず飛び降りそうになったものの、踏んだら洒落にならナイので滑り降りて駆け寄る。(妊婦の自覚ナシ)
一瞬後にはギャン泣きしてくれた(頭を打った場合、泣かない方が怖い)サキタをハルトくんが抱き上げると、額のから口の中まで、顔の右半分が砂と砂利まみれ。
体は服が汚れていたけれど叩けば落ちる程度のもので、手足の擦り傷はたいしたことはなさそうだったし、打撲や骨折のように特別痛がる箇所はなかった。
手口周りシートで口の中の砂利をかき出し、水道で顔を洗う。
うがいができる年齢ではナイので、下を向かせて飲まないようにしながら、少しずつ口の中に手を突っ込んで砂を洗い流す。
泣き喚くサキタを抱っこしてあやし、買ってきたお茶を飲ませてしばらく様子を見るが、すぐに現れるような異常はなく、落ち着いてきたようだった。

「大丈夫そうだね。じゃ、滑り台やらせてみよう」
「マジか。それ、鬼じゃナイ?」
「ここで怖い印象だけで終わったら、トラウマになるかもしれナイだろ。サキタが今後も滑り台で遊べなくなったら、可哀想だよ」
「まぁそうだけど」

最初と同じようにハルトくんが連れて登り、私が下で待ち構える。
滑らせてみると、最初こそこわばった顔をしていたものの、2回目はもう楽しそうなイイ顔で滑り降りてきた。
これなら、トラウマになることもナイんじゃナイかな。
頭を打っていると思うから、微妙な変化に注意して、様子がおかしいようなら即行で病院へ行くことにしよう。

これまでのサキタの落下武勇伝は、食事用ハイチェア(65cmくらい?)やベビーベッドの柵越え(90cmくらい)があるけれど。
今回の滑り台の落下高度は、私の胸の辺りだから120cmはあったんじゃなかろうか。
ハイチェアやベビーベッドはサキタが自分でやらかしたものの、滑り台は完全なる被害者なサキタ。
意図せずして(意図してやったものは1つもナイはずだが)、武勇伝を更新した。

ごめんよごめんよ、ママが悪かったよー!! ・゜・(≧д≦)・゜・

サキタが滑り台に怯えナイことを確認し、公園を後にした私達。
帰宅後のサキタの様子に変わりはなく、懲りずに外に連れて行けと矢のような催促をするくらいなので、多分大丈夫だろうよ!
…うん、ちゃんと反省はしてます、ハイ。orz