Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

共感度

2006-11-07 23:58:54 | Weblog

ハルトくんが、会社の後輩ちゃんから本を借りてきました。
本とは言っても、文庫サイズの4コマ漫画。
所々に軽いコラムのような文章も書かれていますが、基本的にはカラーで素朴な絵の、さらりと読めそうな1冊です。
内容は、中小企業のOLちゃんのつぶやき。

「コレさ、『すっごい共感できるんですよ!読んでみて下さい!』って渡されたんだけどさ」
「へえ? 面白かったら、次読ませて♪」
「コレって、『私はこんなこと考えているんです』ってサイン? 『私のこともっとわかってください!』みたいな…」
「ほお。モテてんねダンナっ☆」
「変な意味じゃなくて。仕事に対して思っていることっていうかさ、日々、自分はこんな風に感じて過ごしているんですっていうか」
「ふうん?」
「…でも、何ていうか、わかるとこも無いではないんだけど、そこまで共感できなくて。ちやから見たら、共感できるのかな」
「どれ」

ぺらぺらぺら。

「…どお?」
「こんなネガティブな女、私は友達にゃなりたくないっす(≧▽≦)☆」

自分の楽しい妄想に、最後のコマで「んなことないっつの」と吐き捨てるようなツッコミばかり入れてやさぐれてどうする。
上っ面愛想よく接して影で悪口言ってる暗いOL。中学生か。
八方美人気取るなら生きがい並みに徹底して「ニヤリ☆」くらいしようよ。
出世なんて「ないない」と思うなら、それを良しとしないなら、転職したらどうだー!
気に入らない現状に文句ばっか垂れてないで、ちったぁ動いてみたらどうよ。
彼氏もいない状況で、「専業主婦になったら」とか妄想するよかイイんじゃね?
っつか、彼氏がいないその状態の理由に気付け。

「…何か、もっと頑張れるところいっぱいあるじゃんって思っちゃって…甘えてるだけだろお前、とか思っちゃうんだけど…」
「全くその通りだと思うよっ☆」
「…ありがとう、安心したよ(^-^;」

別の意味では楽しい本ですけどね。私的にツッコミどころ満載で。
まるっきり共感できないわけでもないですし(仕事以外のネタとか)。
けどちょっと、私とは考え方遠いかなー。

「でもコレ、何て言って後輩に返したらイイんだろ…」

がんばれ。
後輩ちゃん、「共感」を人に強要してはいけませんよ?


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