Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

越えていくもの

2008-07-12 23:31:51 | Weblog

深夜、サキタが泣く。
腹が減ったアピールと、おむつ換え要求だ。

我が家の寝室は、私達のベッドにくっつけるようにして、サキタのベビーベッドが設置されている。
並びとしては、ハルトくん、私、サキタの順だ。
まあ、基本的にはママがベイビィの面倒を見るのが好ましいであろう。

しかし、平日付きっ切りで面倒を見ているのは私だ。
休日や夜は、ハルトくんにもぜひ育児に参加していただきたい。
もちろんハルトくんは、私がわざわざ言わずともやってくれるけど。
しかし寝起きが悪いので、容赦なく蹴り起こす。

そして今日も、サキタが泣く。

母乳をやれるのは私だけだが、最初のおむつ換えや母乳の後に足すミルクの準備は、ハルトくんでも当然できる。
そこで、ハルトくんを突付いて起こし、おむつ換えをしてもらうことに。
だって眠いし。

それについては、文句も言わずに起き上がるハルトくん。
サキタの元へ行こうとして、私のすぐ横に座る。
一度ベッドを降りてサキタのベビーベッドへ回り込むこともできるはずだが、あくまでも最短距離を直進しようというつもりらしい。
障害物たる私に、退けと言うのかと思えば、放ったセリフがこれだ。

「ちや…屍を越えて行ってイイ?

誰が屍か。

素直に「跨いでイイ?」とでも聞けばイイものを。(いや、跨ぐな)
結局、退かされた私だった。


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