Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

ご近所ぶらり散歩

2009-08-30 23:10:45 | Weblog

衆議院議員選挙に出掛けようと、ハルトくんとサキタと外に出た。
投票所までは、歩いて数分。
涼しく薄曇りで、急ぐわけでもナイ外出。
道の狭い住宅街を歩いていくため、車の通りも少ない。(自転車は勢いよく通ることもあるが)
条件が整っているため、ベビーカーは持っていくとしても、サキタは歩かせてやることにした。

サキタはまだまだ外歩きが楽しい時期で、手などなかなかつないではくれない。
自由にてとてと歩いては、あちこちに寄り道し、段差を見つければとりあえず昇降運動。
客のイナイ(失礼)商店や駐車場はまだイイが、余所のお宅の敷地に入り込もうとするのはヤメテ…。

シャボン玉を吹いている小学生と幼稚園くらいの姉妹に近付いて挨拶をしたり、道行く選挙に向かうらしいおばさんやお姉さんにバイバイと手を振ったり、段差を楽しんだり、マンホールや排水溝の蓋(網みたいになってるやつ)を踏んでみたり、ベビーカーを押して歩いてみたり、段差を楽しんだり、散歩中の犬に声を掛けたり、道端で微睡む猫に適当にあしらわれたり、段差を(略)

段差はもうイイ。

どえらい時間が掛かって、ようやく投票所に到着。
どう考えてもじっとなどしてくれないだろうサキタを連れて、中に入るわけにはいかない。
ハルトくんと交代で中に入り、投票を済ませる。
待っている間のサキタは、ひたすら入り口脇の狭いスペースを、ベビーカーを押してぐるぐる歩き回っていたよ。
押すことはできても方向をコントロールすることは出来ないので、さりげなくハンドルを操作する私も、一緒になってぐるぐる回る。
何の儀式だ…。(T▽T)

帰りも似たような道のりだったのだけど、これから選挙に向かうおばあちゃん二人連れに捕まった。
いや、捕まえてしまったのはサキタなんだけどね…。
いかにも昔から住んでいるようなそのおばあちゃん達は、すれ違い様に手を振ったサキタに「なぁに?手をつないでくれるの?」と手を差し出したのだ。
すると、人見知りのないサキタはその手を掴むじゃないか。
おばあちゃん、困った風なことを言いながらも万更でもナイ様子。
もう1人が反対の手を繋ごうとすると、今度はそれを振り払うサキタ。
単純に両手を繋ぐのが煩わしいだけだったのだとは思うけど、それを見て手をつないでいたおばあちゃんは大喜びだ。
サキタと並んで一緒に道路をうろちょろ歩き、通りすがりの知り合いらしきおばさん達に「この子に気に入られちゃったみたいなのよ~(*´ω`*)」と見せたりして、まるで自分の孫のよう。
いや、年齢的には曾孫だろう。
もうえらい上機嫌で、なかなかサキタから離れようとはしなかったよ。(^-^;
可愛がってくれるのはとても嬉しいしありがたいのだけど、サキタに手を振り払われたおばあちゃんはだんだん面白くなくなってきたようで、「先に行っちゃうよー?」などと声を掛けつつジリジリと投票所へ向かい始めた。
それを見て、ようやくサキタの手を離すかと思いきや、「僕も一緒に行く?」と方向転換!
「もう行ってきたんでしょ? ほら、もう行ってきたんだってよ!」と周りのおばさんが私達に声を掛けて下さり、おばあちゃんはやっとサキタに笑って手を振ってくれた。
私達も、笑顔で「ありがとうございました~」などと言いつつ、心の中では待たせてしまったおばあちゃんに平謝りだったし、周りのおばさん達に感謝だったわ。

ザ・地域の交流…。

そうこうしているうちに小雨がパラついてきたので、直ぐにサキタをベビーカーに乗せ、家へと急いだのだった。
さくさく歩けば本当に近いのに、行きも帰りも随分時間が掛かったもんだよ!
おかげでサキタは、その後の昼寝はようく寝てくれたけどねっ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿