Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

家族旅行。2

2014-05-25 23:37:57 | Weblog
暗闇の中、目を覚ました私。
レイクビューの窓からは夜景と呼ぶには乏しい灯りがちらほらと見えるばかりで、真っ暗な湖がまだまだ夜明けは遠いと告げているかのよう。
手探りでスマホを探り当てると、時刻を確かめます。25時半。

やっぱりか…。

19時半にはやることが無くなり、騒ぐサキヒナにブチ切れて20時に消灯、夕食時にビールを飲んだハルトくんがサキヒナよりも先に寝落ちたところまでは覚えています。
サキヒナは遊び疲れてすぐに寝るだろう、そうしたらこっそり起き出して晩酌でもしよう、と僅かなお酒とおつまみを用意していたのですが、想定では「こっそり起き出す」のは22時頃のはずだったのですよね。
それが既に25時半、ここから起き出して晩酌するのか?
この時間に目を覚ましたのは、普段が26時就寝の6時起きという4時間(~4時間半)睡眠だからで、既にそれ以上の5時間半寝たからでしょう。すっきり起きちゃったぜ。
そしてそれはハルトくんも同じだったようで、電気を点けた洗面所でぼんやりと作戦会議。
とはいえ部屋の構造上、電気を点けていてもサキヒナを起こさずに済みそうな場所はこの洗面所くらいしかなく、時間も時間なので諦めて寝ることとなりました。
今から寝たって朝食は8時予定、平日と同じくらいは寝れちゃうんだけども寝れるんだろうか…。
そんな話をして寝ようとしたら、ハルトくんはコンタクトを外し始めましたよ。危ねぇなそれは外しとけよバカー!!

で、さすがに朝はヒナタが起きちゃったもんで、6時から大浴場に行ったんだけどね。
夜は1人でのんびり入れたものの、ヒナタを連れているとそれだけで全然のんびりできないことが改めてよくわかりました。
サキタが寝ていただけマシですけど、ヒナタは複数ある湯船のどれにも入ろうとせず、唯一足だけ浸けて喜んでいたのが水風呂ってアホか風邪引くぞ。
部屋に戻ると、遅れて起き出したサキタとハルトくんも、短時間ですがお風呂に行っていたそうですよ。
やっぱ旅行と言ったら朝風呂だよね~♪

朝食はふっつーだったので割愛。
夕食の時隣になった年配のご婦人3人組にサキヒナがえらい絡んでいたのですが(皆様孫のように優しく接してくださった)、彼女達が出発するところに出くわしてご挨拶できたのが唯一記憶に残る出来事だったかしら。
サキヒナは優しいおばさま方に懐いてにこにこしていたけど、私は「せっかくのご旅行のところお騒がせして申し訳ありません、可愛がっていただいてありがとうございました」と深々頭を下げるというね… ほんっと、人見知りに縁のナイ子ども達…。

さて、今日は帰宅予定ではありますが、せっかくなのでもう少し、旅行気分を味わっていきますよ♪
まずはサキタが昨日から乗りたいと言っていた、スワンボート~。

昨日はぴっかぴかの晴れでしたが、今日は薄曇り。
遮るもののナイ湖上では、このくらいがちょうどイイです。
写真では随分暗い印象ですが、実際はもっと明るくて、直射日光だけ凌いでるくらい。

湖から見る富士山も、イイですね♪


スワンボートって超久しぶりなんだけど、こんな風なペダルで漕ぐってのは覚えてた。
しかしこれを30分漕ぐとか…。
サキタは30分しか乗れないのかと残念がっていましたが、30分漕ぐこちらの身にもなってみろ、と。

「トレーニングボートだね! ママ、運動不足なんでしょ? ママのために乗せてあげるよ♪」

誰がウマイこと言えと言ったか!


河口湖では遊覧船やモーターボートなんかも走っていて、それらが近くを通過する度に、寄せる波がスワンボートを大きく揺らします。
きゃーきゃー騒いでいられるくらいの波ならイイのですが、結構大きなものが来ると、リアルに転覆するんじゃねーかというほど傾いて湖面が数cmまで迫ってくることも。
「あれはヤバイ! ボートを波に向かって垂直に立てろ! 平行だと横に倒れる!」
「何でちやそんなこと知ってんの?!」
「知るか!!」(多分漫画かテレビで知ったんでしょうね)
のどかな外見の割には、なかなかエキサイティングな乗りモノでした。
それでも時間通りに乗り場に戻ると、他に何台も似たようなスワンボートがあるにも関わらず、待っている家族連れが数組。
どうやら係のおじさんが選んでくれたこのボート、他のスワンよりも横幅が広く、子ども連れで乗るには安定感のあるものだったようです。
朝イチで来たから待たずに乗れたというだけだったのね。ありがとうおじさん。幅の狭いヤツだったら転覆してたかもしれん。

続いて、すぐ向かいのカチカチ山ロープウェイに乗って、天上山公園へ。
昔話のカチカチ山の舞台だそうで、あちこちにタヌキやウサギがいます。狛犬代わりにウサギがいる神社まで。
しかしカチカチ山、改めて読んでみると恐ろしい話ですな。ばばあ汁て。そりゃじいちゃん泣くよ。

展望台からの眺め。
これまた写真だとどんよりしていますが、実際にはもっと明るくて景色もよく見えました。

この写真はね、一応富士急ハイランドの辺りを写したつもりなのですけど、曇ってて見えやしないね! あはは!


そしてやっぱり、富士山は撮るよね。

展望台からの富士山、絶景かな絶景かな。


展望台には、たぬき茶屋という茶屋があります。
お土産とか、アイスとか団子とか売ってる。
ここでは、狙っていたたぬき団子を食べましたよ♪ こういうの大好きー!

勢い余って、写真を撮る前に齧ってしまいましたが。

程よく暑かったので、ハルトくんとサキヒナはソフトクリームを食べていました。


ロープウェイで再び地上に戻ってくると、そのすぐ下にあった「フジヤマクッキー」へ。
可愛い富士山の形のクッキー、テンション上がりますが私の感覚ではお土産にするにはちとお上品でお高い。
でも可愛かったので買うんだけどね。サキタが食べたがったし。
セットではなく、それぞれ気に入ったものを1つずつ選びました。

サキヒナは、ホワイトチョコのストロベリークッキー。
ハルトくんは、同じくホワイトチョコの抹茶クッキー。
私は見た目より味重視の、オレンジピールのアールグレイクッキー。

チョイスに個性が出ています。(笑)


名残惜しいですが、渋滞が予想されているのでここらで自宅方向に車を進めていくこととします。
ハルトくんの希望でお昼ご飯は富士吉田うどんとやらを食べようということになっていたので、道の駅でお土産を買いつつうどんを食べよう~。

道の駅に入ったら、どーんとでっかい萌えキャラがいて驚いた。

桜織(さおり)ちゃんというらしいですよ。
道の駅のスタッフだそうですが、これで23歳というのは無理な設定ではなかろうか。
可愛いし、職場のおっさん達に配ったらウケるかもと思ったけど、ふっつーに「ああ、この娘ね」とか知ってたら怖いとひよって買えませんでした。
私もまだまだだな。(何基準か)


サキヒナを遊ばせつつ交代でお土産を買ったり、念願のうどんをお昼ご飯に食べたりしているうちに、高速の渋滞情報が流れ始めます。
これはそろそろヤバイね…? と、早めに帰路に着きました。
が、やはり渋滞は避けられるものではなかったね。(´▽`;
ナビを設定した時点で到着予想まで1時間半、来る時は1時間10分くらいだったと思うから、やっぱ渋滞なんだね~ なんて話していたのですが、それでも甘かったよ!
平気で3時間掛かったね!
「ここから渋滞」なんて看板が出せるほど地点が固定されているのなら、看板作ってねぇで緩和策を練るがイイよ!

楽しい旅行でしたが、距離的には普通の日帰りレベルの時間で移動できるくらいだったので、あまり遠くへ行った気はしなかった… かな?
旅館に泊まった、というのが1番のポイントでしたかね!

そしてそして、ささやかに買ったお土産♪

信玄餅味のカントリーマァムは、会う予定のある実家の両親にあげるよ。
富士山ラスクは、いつもディズニーリゾートなどのお土産をくれる会社の女の子達と食べる。
青い富士山! ソーダ風味! 風味って!!

あとは、うきうき仕事をするための付箋を買いました。付箋道楽。


富士山が世界遺産に登録されたことで、富士山関連のお土産が増えたようです。
いろんなキャラクターのご当時バージョンがひしめき合う中、チェブラーシカを発見!
見掛けたのは2種類ありましたが、単純に富士山を抱きかかえたチェブではなく、富士山被って雲パンツを履いたチェブをうちの子にしました♪
何かもうね、チェブはヒナタに見える。(爆)


ハルトくんは大満足だったようで、早くも「次はどこに行こうか~♪ キャンプしたい! BBQとか!」と騒いでいます。
いつも遅くまで働いて疲れているのに、旅行に連れて行ってくれてありがとう。
最初から最後まで、運転してくれてありがとう。
お疲れ様でした☆