Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

富山のばぁば。1

2013-06-07 23:49:27 | Weblog
5月いっぱいで、定年退職を迎えたハルトママ。
今週から出勤しなくなり、いきなり月曜日に寂しくなったりしながらも、早速東京へ旅行の計画を立てていました。
以前同じ職場で働いていた人を尋ねて、今も働いている仲良しさんの休暇に合わせて、2泊3日で東京へ出て来るとのこと。
そのうち2泊目の夜、我が家に泊めて欲しいと連絡を貰っていましたよ。
なのでこちらも、楽しみに待っていたのです。

私が自宅の最寄り駅に着く5時に待ち合わせ。
連れのお友達と別行動をしていたハルトママは、少し早めに待ち合わせの駅に着き、本屋さんで時間を潰しながら待っていてくれました。
平日で一緒に遊びに出掛けたりはできませんが、平日なら平日での楽しみ方をすればイイじゃない。
そんなわけで、サキヒナには内緒で、一緒に保育園のお迎えに行くことにしました♪
(ハルトママは旅行の荷物と買い物した荷物とでスゴイことになっていたので、一旦荷物は置きに帰りましたが)

いつもなら自転車を使うところですが、雨の日にはサキヒナにも歩いて貰うくらいの距離ですので、のんびりお喋りしながら歩いて保育園へ。
サキヒナの通う保育園は全園児350人近くの大きな保育園で、2~5歳児クラスの集まる幼児棟と呼ばれる建物がサキヒナ待つところ。
門を入ってすぐがヒナタのクラスなのですが、先にヒナタをピックアップするとサキタのクラスへ連れていくのは大変なので、ヒナタの視界に入らないようさっと通りすぎます。
この時点で、園庭にはお迎えが来た子ども達が走り回り、園庭に面した廊下や各クラスのお部屋からは自由遊びの子ども達が元気な声を上げつつ大騒ぎしています。
その様子は、富山の保育園とは全く異なっていたようで、「うわぁスゴイ! 小学校やん!!」(多分規模が)と驚くハルトママ。
流石に小学校となったら、こんなもんの規模ではアリマセンよ… 多少の秩序は生まれても、更にスゴイことになると思うよ…。(^-^;
保育園の中を軽く説明しながら歩き、ハルトママは感心したようにキョロキョロしておりました。
私が子どもの頃通っていた幼稚園よりもずっと大きな施設だから、私も最初は超キョロキョロしたもんです。ハイ。

サキヒナにはばぁばの訪問を伝えていなかったので(直前にダメになったりしても困るから)、突然現れたレアな方のばぁば(笑)に大喜び。
帰りの支度をして、ヒナタはお布団カバー交換もして、先生の話を聞いて、やっと園庭へ。
天気のイイ日に歩いて帰宅することは滅多にナイ上、優しいばぁばまでいると来たら、サキヒナのはしゃぎっぷりもスゴイです。
ハルトくんもかなり早く帰宅したので、夕食はハルトママを交えてのサキタのバースデーディナーとして、イタリアンレストランへ♪
チェーン店ですけどね。ファミレスですけどね。サイゼリアではナイので、被らないだけイイだろうっ。

平日だというのに、結構な混雑の店内。
混みだす直前に入れたので、待たずに座れて良かった! 平日とはいえ、金曜の夜をナメていた!
お喋りを楽しむ中、サキタが突然ハルトママに「子どもが3人もいたら、大変?」と尋ねたもんだから、ハルトママは驚くやら笑い出すやら。
そういえばサキタが3人兄弟のお友達を羨ましがった時、「ママ無理! 子ども2人のお世話で手一杯! 3人いたら大変だよ、富山のばぁばに今度聞いてみろ!」と言った気がする… いつだったか忘れるくらいには、古い話なんですけど…。
笑いながら答えたハルトママ曰く、「大変だったけど、楽しかったよ。大きくなれば楽になるし、うちの子達は育てやすかったのだと思う」とのこと。
ハルトくんを含め、ハルトママは3人の息子を育て上げています。(ハルトくんの4つ下にナオトくん、ナオトくんの2つ下に、マサトくん)
「専業主婦だったし(^-^)」と仰っていますが、私にしてみれば専業主婦の方がマジで大変だと思うよ! 1日中べったり子ども達にひっついていられたら、幾ら可愛くても息が詰まるよ!

「だから、男の子3人と言うと周りからすごく『大変ねー!』って言われるのだけど、それほどでもナイよ、と思っていたのよね~」

この言葉に、妙に納得している私がいました。
うちも男の子2人と言うと、「うっわ~、大変でしょー!」と言われることは多いです。
だけど、サキヒナは酷く大暴れすることはナイし、お互いを傷つけあう取っ組み合いの喧嘩をすることもナイし、物を投げたりもしなければ戦いごっこも寸止めです。(ぶつかってしまったらすぐにぎゅ~して謝罪・笑)
階段から落ちたことくらいあっても、それは事故で、危ない遊びをしていての結果ではありません。
何か「それは危ナイ!」という遊びを始めてしまうことがあっても、注意すればやめるし、止めなくても怒鳴りつければもうやりません。
サキタは聞き分けがイイと思うし、ヒナタをとても可愛がっているから、当然いじめたりもしません。
そんなにぃにを見ているヒナタも、末っ子ならではの多少の我儘はあっても、同じように聞き分けがイイし、優しいにぃにが大好きで抱き付いてはサキタをまんまとその気にさせています。(笑)
玩具の取り合いでモメることはあり、ヒナタが手を出しても、サキタは勝てることがわかっているだけに手は出さずに泣かされています。(オイ)
そこで私がヒナタを叱れば、丸く収まることがほとんどです。
「男の子だから大変」なのは、育ち盛りの食費ぐらいのものではナイのか? 男の子の方が病気しやすいとも聞くけど、多分周りが言ってるのはそういうことじゃナイよね?
そんな「『兄弟で大変ね』って言われる度に『そんな同情されるほどサキヒナは酷くねぇや』とつい思っちゃうもやもや」を、ハルトママに話してみると、同意を得られた上に褒められました。

「それはね、ちやちゃんがたっぷり愛情を掛けているからよ。仕事もしていて忙しいのに。サキちゃんヒナちゃんを見ればわかるよ。サキちゃんがイイお兄ちゃんなのは、ママがちゃんと愛情注いでいるから、ヒナちゃんを可愛がれるのよ」

息子3人育て上げた人生の先輩の台詞は、重みがありました。
そんなハルトママから見て、サキヒナが愛情たっぷりに育っているように見えるなら、私もちょっと自信が持てるというものです。
しかし私の幼少期を思い起こすに、もっと大暴れで我儘全開で乱暴だったと思えるので、やはりサキヒナの気質はハルトくんのDNAのおかげだと思うのです。
と言ったら、ハルトママ大爆笑。

お腹一杯になったところで順番にお風呂に入り、サキヒナの寝かしつけが済んだら大人だけの時間です。
いつもはPCの前から動かない私ですが、今日は電源も入れずにハルトママとハルトくんとお喋り。(笑)
ハルトママが退職する時、送別会が何度か開催されたそうで、それぞれがどんなだったかを話してくれたのですが、職場で愛されていたのだろうなぁイイ人達に囲まれていたのだろうなぁと思われる内容でした。
真面目な仕事ぶりとか、いろんな年齢層の人達と仲良くやっている様子とか、聞いていて心地イイのですけれど、何だろうハルトママは至って真面目に話しているのに話術に長けていると言うかすげえ面白いんだよね!!
女性ばかりがこっそり集まっての送別会に、上司(男性)が参加したがってて隠すのが大変だったとかハルトママからバレたとかって話では、「女子会なのに!」って!! (還暦)
「同じチームに面白い人がいてね、上司に『何か隠してるだろう』と言われて、『私いろんなこと隠してますけど、どれのことでしょう』って返したんよ~」とか、それ貰った。使う!
ハルトママの富山弁は、耳に柔らかく、聞いていてとても楽しい♪
文字にしちゃうと面白さがイマイチ伝わる気がしないんだけど、テンポもイイしあとからあとから話が出て来るしで。

つーかな、笑い過ぎて腹筋崩壊。
頬の辺りの筋肉も痛い。

ハルトくんは主に聞き手に回っており、実の母だけに「よっく喋るなぁ~… (^-^;」なんて様子でしたけど、この2人の話してるのも面白かったよ♪
ハルトくんが自然に富山弁にシフトするのとか、普段見えない「息子」の顔とか、その上で「長男」な顔とか~。
そうそう、ハルトくんは時間に余裕のできたハルトママに、今使っているお弁当箱にピッタリフィットするお弁当袋をリクエストしていました。
あれこれ注文をつけるもんだから、「うるさいこと言われた!」とハルトママを笑わせたりもしていましたが、せっかくなので私も便乗しておねだり~♪
ハルトママは裁縫が好きで、今回も新宿のユザワヤで「富山で見つからなかった布があったから買ってしまった! 何時間いても飽きない!(≧▽≦)」と堪能していたし、お友達から服→バッグのリメイクを頼まれることも多いのだとか。
退職の時には、以前私が貰ったティッシュカバーと同じものを柄違いで150個作って配ったらしいし!
「これからは好きなだけミシンに向かってられるわ~♪」と、楽しそうです。
リクエストは寧ろ刺激になってイイそうで、ハルトくんと2人であーでもナイこーでもナイと案を出し合っているのが、見ているこちらも楽しくなってしまうほどでした。

随分長いこと喋り倒してしまいましたが、明日はハルトくんは出勤です。
ハルトママは明日の夕方東京から新幹線に乗るそうなので、それまでは孫達と遊んでやってくださいねー♪