Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

お友達と一緒に成長。

2010-05-13 23:40:56 | Weblog

サキタは結構、保育園でのことを「わかって」いる。
何をやったか、誰と遊んだか、何を食べたか。
言葉は大分増えたが、それでもまだまだ達者とはいかないので伝わらナイことも多いけれど、いろいろ話してくれる。

そしてそれは、当然他の子にも言えることだった。

サキタを保育園にお迎えに行った帰り。
玄関でサキタに靴を履かせていると、他の子と遭遇することは珍しくナイ。(18時お迎えはキリがイイので多い)
今日も、女の子とそのママがやってきた。

「ことちゃん!」

サキタがその子に向かって声を挙げると、ママは楽しそうに「ホラ! お友達が呼んでくれてるよ。お返事は?」などと笑う。
ということは、女の子は「ことちゃん」で正解なのだろう。

「そっかサキタ、ことちゃんのお名前を覚えたんだね♪ 仲良しなの?(^-^)」

私の言葉に、ママは驚いたように「えっ!? サキタくん!? サキタくんって言うんですか!?」と。

「? はい、サキタです」
「そうですか~! いえね、うちの子が家でお友達の名前を言うんですが、いつも真っ先に『サキタくん』って言うんですよ。そうなの、あなたがサキタくんなの~(^-^)」

見ると、ことちゃんはサキタより少し小さく赤ちゃんぽく見え、にこりともせず、一言も喋らナイ。
サキタよりも生まれが遅いのかな、まぁサキタは6月で早い方だしなぁと思っていたら、なんとことちゃんは6月2日生まれだというじゃナイか。
サキタより2日早いんかい。

「どうしたのよ、普段『サキタくん、サキタくん』って言ってるのに。…もしかしてあなた、緊張してるの?」

サキタがことちゃんの方へ寄っていっても、ことちゃんは背中を向けて素っ気無い。
しかしサキタが私の方へ戻ってくると、ことちゃんはサキタの背中をじっと見ているのだ。
おおおおお? もしやサキタ、モテてる!?

お迎えに来ると、こうして他の子やそのママと僅かながら接するのだけど、どのママも「あら~! 階段を降りられるの~?」とか、「うわぁ~、お喋りが上手ね~! スゴイ!」とか、「えっ!? 走るの早い!!」とか、「すごくお兄ちゃんに見えますね、もう2歳?」とか、まぁ何だかいろいろ言ってくる。
確かに、サキタよりひょいひょい階段を降りる子は見たことがナイし、サキタほど喋ってる子も見たことがナイし、サキタ以外に廊下を走ってる子などまずイナイし、サキタと同じくらいの体格の子はいても、サキタより大きいと思うような子はほとんどイナイ。
それはたまたまこの時間帯まで保育園に残っている子の中でそうなだけで、もっと早い時間に帰る子の中には、サキタより成長の早い子はいるのだろうけど。
小さい頃って、動きの活発な子や大きな声を出して騒ぐ子に注目したりするから、サキタは目立っているのかもしれないね。
人生のモテ期が、子どものうちに集中しちゃうタイプか!?

保育園を出て自転車に乗り込むと、隣に停めてある自転車を指差して、「ことちゃんのおぼうし、ぴんく」とサキタが言った。
確かに隣の自転車にはピンクのヘルメットが置いてあるけど、それがことちゃんのかはわからない。
すると、遅れて保育園から出てきたことちゃんママは、その自転車のところに来たではナイか!
とすると、サキタは以前ことちゃんがピンクのヘルメットを被ってその自転車に乗っていたことを、覚えていたということだ。
すごいね、サキタ。

サキタといいことちゃんといい、保育園は楽しいネタの宝庫です。