Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

新人くん、来たる。

2010-05-11 23:03:23 | Weblog

4月入社の、新人くんがやってきた。
国内採用新卒の、ピッカピカのフレッシュマンだ。
厳密に言うと、昨日の午後から来ていたのだけど、挨拶回りであちこち連れ出されていたり、会議室に連れ込まれて研修だったりしたので、私が絡むのは今日が初めて。
教育係のカボスくんに、「高瀬さん、ちょっと電話対応の研修をしてやって貰える?」と言われたはイイが、私は新人くんの名前すらまともに知らんのだが?

カボスくんにはカボスくんの仕事もあるし、私は比較的時間にゆとりがあるので(社会人は、業務時間中に「暇」と言う言葉は使わずに「時間にゆとりがある」などと言うのだよ!)、その電話対応研修とやらを引き受けた。
要するに、電話が掛かってきたという設定のもと、いろんなパターンの内容を演じ、対応させ、問題点を指摘したりアドバイスをしたりするわけだ。

私の時、こんな親切な研修、あったかな。(´ω`;
いきなりガチで電話取らされた気がするが。
その後、ビジネスマナー研修でちょっと指導があったかも?
いずれにせよ、もう9年も昔のことで覚えてナイ。

さて、全く絡みのなかった新人くんと、いきなり2人で1時間ほど会議室に閉じこもることになったわけだが。
幸いにも人見知りというか暗いというか、そういうタイプの子ではなかったので助かった。
まぁイマドキの子かな、という印象はあったけれど、電話というシチュエーションから来る焦りを除けば、特別マズイ言葉遣いをするような子でもなかった。
うんうん、この分ならすぐ慣れそうだね。(^-^)

私はあまり教育・指導に向いてイナイので、話は脱線しまくるし、真面目にロールプレイングを続けられるもんでもナイ。
いろんなパターンの電話内容ったって、そうそう変なのは掛かって来ないぜ?
思いつく限りのパターンでおちょくってはみたが、やってるこっちが飽きてきた。
1時間もパターンを出し続けられるか!
こっちも原稿を用意すべきだったか!

合間にちょいちょい話を聞いてみたところ、彼は文系出身で、PCのことはほとんど知らないというずぶのド素人であることがわかった。
うちの会社はITサービス業に分類される上に、君が配属されたここは、思いっきりシステム開発の現場なのだけど?

「もともと営業希望だったんですが、やはりどこも就職が厳しくて…。それに、うちの会社の(人事採用の)担当者が1番元気に働いている印象だったので!」

まるで、9年前の自分を見ているかのようだった。
私も、似たような理由でここに入ったんだった。
入社した時は両手の人差し指でキーを打っていたし、開発の部署に来たのは「やったことがナイからやってみたい」という安直な理由での異動申請だった。(ナメてる)
その代わり、繁忙期に放り込まれて先輩方には教育している暇などなかったため、1ヶ月放置され、その間に自力で習得したけどな。

大丈夫、何とかなる。

私のこうした過去は、どうやら新人くんを勇気づけたようだ。
是非とも、スキルアップ目指して邁進していただきたい。
頑張れ、新人くん!