紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

街角の紋(4)

2006年04月28日 19時40分51秒 | 街角の家紋

ここは金華山の麓にある由緒ある料亭です。その昔天皇陛下も泊まられた様です。
その門に「松皮菱」の紋が刻まれていました。この料亭の名は『萬松館』、『松』の字をとって紋を付けたのでしょうか?
情けない事に、私がこれに気が付いたのは極最近、このコーナーを始める頃です。
門にこの様に大きく紋が刻まれているのは珍しいです。(見た事ありますか?)


この看板は少し斜めになった「桔梗」紋がついています。和風のレストランかなと、何時も車で通っている時に思っていたのですが、<ヘアー・ギャラリー>と書いてあり、美容室らしいです。
店構えがコの字形で片方が和風レストランでした。恥ずかしくて確認に行けませんでした。(汗)


内玄関の鴨居にある「陰鷹の羽」の略した紋です。
この様に彫り抜いた紋は、紋自体の線を略す事が多いです。

       <ホームこちら参考>


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2 コメント

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紋ちゃんが ()
2006-05-01 10:53:08
最近まで気づかなかったというほど、こんな大きな紋でも見落とすのに、ましてや私など料亭には縁はないし、紋を入れてあるような由緒正しき店など知らないし、これから店の前をウロウロと紋探しをしようかなと思っている高知特派員です(笑)



今や男性も美容室に行く時代ですよ(笑)
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土佐特派員殿 (たーぼー)
2006-05-01 19:23:49
あまりウロウロすると、怪しまれますので気を付けてください。

少しだけでも関心を持ってると、向うから現れてきますよ~



美容室は女性向、と今でも頭から離れない古い人間でしゅ。
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