紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

「街角の紋」(9)掛川祭

2007年10月08日 10時33分33秒 | 街角の家紋
6,7日と、孫のあーちゃんの七五三用の着物を届けがてら掛川へ行って来ました。

おりしも「掛川祭」の真っ最中。掛川ばかりでなく、近辺の都市でも祭が行われていました。多分『遠州』地域全体の祭のようです。







華やかな飾りをつけた山車です。車力と引き手を合わせて2,30人で曳いてるようです。祭衣装もきりりと決まって格好良かったです。
お囃子は、太鼓一つと、鼓が2つでした。
山車は、車輪が一対(2つ)で小型で、梶方が重要な役目をするみたいです。(岐阜の山車は4輪)
山車が新品みたいに見えましたので、祭人に聞いてみますと、三年前に3千万掛けて作ったそうです。寄付金も各戸大変でしょうが、この地方の裕福さを感じました。

このような山車が、各地区で曳かれていました。
「岐阜祭」の場合は、4台の山車が各地区を回って、神社に曳き揃えするのですが、こちらは各地区それぞれの自地区を曳き回しするだけのようです。(4年に一回の大祭ではどうなる分かりません)
当日掛川の町から御前崎までドライブしましたが、その道中に5,6台の山車の曳き回しに遭遇しました。各地区でそれぞれ祭が行われているのに驚かされました。
岐阜の祭に見慣れている私にとって、新たな祭を見たようで感じ入りました。

      「掛川祭」はこちら

ところで、本題!
娘の住んでる地区の神社で、珍しい紋に出会いました。

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この紋は紋帖には掲載されていません。「石榑根笹」と名前を付けていますが、『石榑』姓に多い紋で、岐阜特有の紋だと思っていましたが、当地・掛川にもこの紋が存在しました。驚きです。

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ところが、同じ神社で ↑ の紋「丸に三本足篠笹」(これは紋帖にも掲載されています)もありました。奥の旗には一般的な「根笹」紋もあり、どの紋が、この神社の正式な紋か分からなくなりました(笑)


御前崎の海は結構波が高かったですが、海風も気持良く、久し振りの海を楽しめました。
あーちゃんも成長して、海を前にして何やら踊ってました。

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2 コメント

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紋ちゃん ()
2007-10-13 12:57:06
お久しぶりです。あ~ちゃん、大きくなりましたねえ。七五三と言うことは、もう3歳?早いねえ。掛川と言えば高知のお殿様だった、山内家と縁がありますよね。高知にも、掛川神社というのがありますが、余り大きくはありませんしこんな賑やかな御神輿もでませんけどね。。

「石榑」いしぐれって読むんですか。こんな姓初めてみました。分からんかったき調べたら、 石榑峠が三重県四日市に有ると書かれちょった。

紋も調べると面白いねえ。朝ドラに紋が出ちゅうがを知らざった。。。大体つけちゅうけんど始まりから真面目に見たことがなかった。あさちゃんの、コメント見てからこの頃タイトルから見てみゆう(笑)
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今晩は (たーぼー)
2007-10-13 19:19:28
朝はなかなかジックリ見てられませんね~
昼のリピートも、昼食時間が一般の人と違い、十二時頃に食べさせてもらえませんし、仕事の方に頭が向いてますのでナカナカ見られません。

「いしぐれ」は漢字変換が出来なく、手間取ります(笑)
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