日々気温が下がり始め朝露で刈った草で足元が滑ったりするようになりました。
それでも ぼちぼちではありますが 秋の草刈り祭りも順調にすすんでいます。
これだけ伸びきった草丈なので 草刈り機の刃に巻きつくので三分の一とか半分に
まず二度切りしないとならないので 腕もプルプル。そちらに気を取られて 朝露で
濡れた切り倒したススキに足を滑らせ、草刈り機を持ったまま膝をついてしまいました
ギュンギュン回っている草刈り機に肩ベルトを着けていたらたぶん、体に接触はしない
と、思う。≪鎌倉殿の13人≫の大竹しのぶさん演じる巫女の「肘をあごにつける」みた
いな ちょっと無理な体勢なわけですな。でも 何が起こるかわからないので危険も
つきものです。
こんななかをシカが幾筋も通り道を作っていたりして、野生のものは文句も言わずに
駆け抜けるのだと感心します。
野生のもの、先日面白い風景を見ました。おばあちゃんが畑で電池式噴霧器を肩に
除草剤をかけていました。その機械の音が家の中にいてもブンブンと聞こえるので
「電池のわりに今までとはちがう動きだな。噴霧器は以前の同じなのに、」と外に
出てみたら、どうも噴霧器の音ではないようだ。周辺をみたら川向こうで男性が二人
ごそごそしている。数か月前から道路工事関係者が道路工事やそれに付随する工事の
ため、見かけるのだけど、何かの音がブンブン鳴っている。それは頭上から聞こえて
くるので見上げたら ドローンだ。ドローンは四枚の羽根で飛行するので結構音がする
ことは、工事関係者があちこちで飛ばしているのを散歩のときに見ていて、「ほぅ、
そういうものか」と思ったことがあった。テレビでドローンが写した映像を見ても
プロペラ音は消去されて耳にしない。川向こうで上空に上がったドローンが その真下
を撮影しながらなぜか川を通り過ぎ 畑のおばあちゃんの上空にさしかかった。
そのドローンでの撮影で下にいる私たちはどう映っているのか?はたまたその撮影に
私達が必要なのか?あぁいうものは広角レンズだからなぁ・・と近づくブンブン音と
ドローンを下から見ていたら、一羽のトンビがピューとドローンに向かっていくのです
「あれまぁ ドローンを鳥類の何かと間違えたのか?」と思っていたら さすがに
ドローンの音に警戒するのか 近寄りはするけど距離をおいています。と、そこへ
もう一羽のトンビが、駆けつけるように飛んできて二羽で追い始めました。。。
そういや 我が家の裏山にはトンビの巣があるようで 悪者カラスと縄張りを取り合う
のか、よく追いかけられている。形勢はカラスのほうが優位な感じなのだけど今回は
逆でトンビが侵入者ドローンを追いかけ始めたのだ。さすがに操縦している人間と
もう一人の付き添いの人がそれに気がついたのか 慌ててドローンの急降下をはじめ
♬トンビもくるりと輪を書いた、ほほほ~いのほ~い・・・
このトンビ、以前竹やぶの上の朽ちた木の枝に止まるのだけど 何度も枝から落ちそう
になっていた。「トンビなのに木の枝に止まれない?」と下から見ていると 枝から
落ちそうになってはまた枝に止まろうと あたふたもしくはバタバタ羽をばたつかせて
いるようにしか見えない。見ている私も心配で見続けていたら バキっと枝の折れる音
がした。ほぅら、そうなるやろ・・・と言った私が見たものは、トンビは折れた枝を
器用に足でつかみ飛び去った・・・トンビは 巣作りのための屋台骨でも探していた
のだと気がついたのだ。いつもいつも カラスにいじめられている姿を見ていたから
「おっ!やるじゃん」と思ったのでした。