
これはたぶんイグサ科の仲間のひとつ。調べてみても同じのがみつからないのだ
湿地にあるから イグサ科かカヤツリグサ科だと思う。カヤツリグサ科には名前の
面白いのが多い。フトイ、サンカクイ、シカクイ、ふざけた名前だと思いませんか
そのどれも皆似たような感じだからね、素人にはお手上げもんです。極めつけは
クサイ(臭いわけではないそうだ)。あちこち見ていたらやっぱ、これだね!と
いうのが見つかった。なんのことはない イグサ。イグサは イ ともいうそうで
畳の材料って小学校の社会で習ったよね、どっかの特産だって。
イグサ(イ) 子供の時にこれを編んで三つ編みの練習をしたけど、器用な女子は
それを進化させて小さなカゴとかにしていました。私は不器用なため、二本で編む
、編むというよりひねらすぐらいで、三つ編みができるようになったのはかなり
遅かった!でも言い訳になるけど、こいつは硬くて編んでもカクカクした三つ編み
になります。

この手のものもありました。名前はわかりませんが、茎の途中から出したこの
シッポは可愛らしい。形から見るとイネ科のようにもみえます。
姉は目的のトウダイグサが見つからず残念がっていたところ、休耕田を埋め立てた
空き地の隅にそれが咲いているのをみつけました。

私はナツトウダイのほうが、愛くるしいようで好き。
そうそう先日のテレビ番組で『ガラスの地球を救え』の大辺路刈り開き隊の方が、
「トウダイグサや」というけどテロップには「ノウルシ」とあり、検索すると
ノウルシ(トウダイグサ)とあります。どっちが本名なんでしょ??

キツネノボタンかな?と思ったんだけど、花の色が白っぽいし、なんか茎が毛が生
えたようなので「なにかな?」と聞くと≪ケキツネノボタン≫ではないかという。
ケ・・・ねぇ、毛があるからケを付けるだけかい!イグサのイといい、なんか名付
けって不思議ですね、ケッ!!

山菜の一つ、ゼンマイが開ききっていました。これはこれで不動明王の背について
る、炎のようなあれに似ている・・・。あれもなんか名前があったなぁ。