京都のカラスは賢うおっせ、 京都のお人は怖おっせ♪

最近、原田マハの『異邦人』（いりびと）を読んだ。
立ち寄った本屋さんで、「京都本大賞」なるものを受賞したと紹介されていたので、思わず手に取ったのだ。
京都が舞台の小説である。

面白いです。
ものすごく。
京都に生まれ育ちながら、それでもよく分からないこの街について、なぜ分からないのかが少し分かった気がする。
（よく分からない文章である。ww)




話は変わるが、先日の町内会での出来事を、ご近所の方から聞いた。

東京からその町内に引っ越してこられた方がいて、その方が、道路に置かれている青いゴミにかけるネットが汚らしいと発言なさったそうな。

確かに、あまり褒められた外見ではない。
私も、美しくないとは思っている。

せっかく京都のど真ん中に引っ越してきたのに、あんなネットが眼に入るとは思わなかった、片付けてくださいと、発言されたと。

そこで、会長さんがやんわりと返事する。

そうどすな、確かに見た目は悪いです。
けれどね、この辺はカラスの被害が最近ひどくて、ゴミの日には、早朝からゴミを突っついてバラバラにするんで、大変なんですわ。
色々試したけれど、カラスも賢いしね。
ゴミの日のたんびに、細かな生ごみを拾って掃除して、飛んで行ったゴミまで拾い歩いて、なんとか綺麗にしようと町内で頑張ってますねん。
で、結局、ゴミにネットをかけて、ゴミがないときも、そのままネットを置いておくのが一番いいと、偉い先生に教えていただいたんでね、試している最中ですわ。


それだったら、カラスがこないようにしたらいいだけです。
あれやらこれやら、それやらどれやら、色々なさったらいいんです。


そりゃそうですな、おおきに。
・・・全部試したんですけどね。
なかなか京都のカラスは賢うてね、そんなんではあきませんねん。


そんなはずがないでしょ、わたしが教えますから、皆さんで試されたらいいんです。


ここで互いに目配せする、町内会の人たち。
スカイブルーのごみネットが、全く街並みに合っていないことは、みな、百も承知なのである。

と、ここまで話して、そのご近所の方はにやりと笑った。


あな、おそろしや〜〜♪


皆まで言わなくてもわかります、その引っ越してこられた方が、これから町内でどういうことになるのかは。



京都の街は、ムラ社会である。
表向きの優しい顔を信じたら、怖おっせ〜

（けれどこういうことは、京都に限らない、と、密かに思っているのである。ww で、なんとか改善せねば、とも思っているのである。）

成人の日はスカイブルー。

成人の日、朝からずっと仕事でビルにこもっていた。

毎年この日は、街をゆく綺麗な振袖の人達を見るのが楽しみだったのだけれど、今年は一人も見られなかったな。

ザンネン！


帰途につく。

見あげる京都タワーは・・・

おやまあ、派手なスカイブルーだ。ww




新成人の青春を祝ってこの色なのだな、そうなんだな。
・・・と思いきや、「世界一安心安全・おもてなしのまち京都　市民ぐるみ推進運動」の一環として実施」なのだそうな。

なんだかよく分かりません。ww


いよいよセンター試験まで、あと4日。

受験する生徒たちに、試験の合間で食べるようにと、チョコレートを手渡す。
子供騙しみたいだけれど、意外と効くのである。

お守りの代わりね。


家に戻ると、ネコはこの表情だ。

夫がさくらを可愛がるのが気に入らないんですって。
さくらは夫だけにゴロニャンする。

そりゃあ気に入らないよね？ww

適当ごはん。

久しぶりにゴルフの練習場についていった。
事務仕事とか、書き物仕事がたまっていたのだ。
いつもの喫茶室でやっつけてしまおうと。

ところが、去年の台風で、練習場は大工事中だ。
春まで簡単な打ちっ放ししかできないという。
見上げる山は、倒木で荒れ放題となっている。
前回の台風の影響がここまで凄いことに、改めて気づく。

目の前に、北部クリーンセンターが見える。
綺麗な名前だけれど、早い話がゴミ処理場だ。

空は綺麗な冬晴れ。




家に戻って、さて、今夜のご飯はどうしましょ？
冷蔵庫を のぞくと、いろいろ細々残っているな。

適当にお皿に盛ってみる。
あらら、かっこうついたかも？笑

だらける夜。

というわけでございます。

どちら様も、ごめんやす。

忙中閑ありニャンコあり。

授業変更が重なって、1コマしか授業のない日ができた。

書き物仕事と、おフランス語ができるかな。

そうだ、まず、このごろまた家に閉じこもっている母を外へ連れ出そう。

幸い、いいお天気で、寒さもすこし和らいでいる。

何が食べたいと問うと、またまたイノダ本店がいいというのである。

やっぱり昔通ったお店が落ち着くのだろう。


目新しいメニューがあった。

オムライスにカニ身とホワイトソースの添えられたものだ。

柔らかくて、食べやすそう♪と、母が喜ぶ。

ほんとに美味しそうね、流石に私は食べないけれど。

色合いも、一足飛びに春のようだ。





家に戻る。

忙中閑ありニャンコあり。ww

京都タワー！

いつも仕事場へ歩く道。
気分転換に、人のほとんど通らない路地を通る。
ここを夜に通るのは、初めてかもしれない。

ここからは、京都タワーが違って見える。

なんとも昭和な京都タワーである。

手前に光る看板は、古いホテルのものだ。
『ホワイトホテル』と読める。
上の方の電球がひとつ切れているんだろうな。

そういえば、大昔、『HOTEL HELL』（地獄ホテル）というスプラッター物の映画を見たことがある。
『HOTEL HELLO』（こんにちはホテル）のOの字の電灯が切れて、『地獄ホテル』になっているシーンから始まった。

このホテルも、そんな感じなのである。

幼いころは、なんて変てこな建物なのだろう、京都になんて似合わない、と子供心に思っていた。
けれど、半世紀以上を経て、京都の街にすっくりと馴染んでいるのだ。



不思議ね。

おもらしネコの不思議。

久しぶりに、早めに仕事が終わった夜、リビングでゆっくりとパソコンに向かう。

いつものように、ネコがそばで『ネコろがる』。

いつにも増して、太ましい。




枕にしているのは、読みかけの短編集だ。
（もちろん読んでいるのは私である、ネコではない。）

その表題は『女が死んでいる』という。


自宅警備でもやっているような厳しい目つきなのは、本がなんだか怪しいから？ ww




先日、自宅で『こんたら同盟なんちゃってお茶会』が開かれた折は、会員たちの前で、盛大におもらしをしてしまったこのネコ。

会員たちを見て、恐怖におののくなんて、なんでやねん！！

みんな、優しくて（ネコ限定）、慈愛に満ちて（ネコ限定）、なんでもいうことを聞く（ネコ限定）のに、どうして恐いんだろう？


不思議なのである。

可愛い受験生。ww

どんどん寒くなって来た。

いつも、入試時期は超絶寒いのだ。

センター試験まで、あと１０日ほど。

同じ日に、私立中学の統一入試日がある。

どういうわけか、この日は大抵、氷雨降る最悪の天候となる。



仕事場には、小六の受験生たちもたくさんいる。

この子達は、子供だから、うるさいのだけれど、それは可愛い。


生徒たち：先生、明日、愛光の受験日やねん。大阪で受けるわ。統一日の前に試験があるから、受かっときたいねん。


愛光は、愛媛県の中高一貫の名門校である。
地元学生以外は、男子寮に６年間入ることとなる。


私：愛光は、名門校やし、お兄ちゃんたちは、みんなすごい大学に入ってはるよ、がんばり！

生徒たち：そうなん！！？
（目を輝かす。）

私：でも、みんな中一から男子寮に入らなあかん。お母さんと別れて生活や。

生徒たち：そ、そ、そうなん！！！
（とたんにショボくれる。）

私：でもね、寮には大風呂があって、みんなで入ったら楽しいよ♫


生徒たち：そうなん！？？　そうなん！！？　わーーーーい！！！
（みんなで大騒ぎ。ww）


なんて可愛いんだろう。

私はこの子達には教えていないけれど。


家に帰る。

ソファにかけた、爪とぎと粗相防止のフィルムの上で器用に眠る猫。

この子もまた、なかなか可愛い。
滑り落ちそうな姿勢なのが、縁起が悪いけれど。ww

公道カートが京都にも。涙

日曜日に、北へと車を走らせていて、こんな乗り物に出会った。

いわゆるマリカーだけれど、ニンテンドーが裁判に勝訴してからは、マリカーとは呼ばなくなったようだ。

公道カート？

とうとう京都にも出没し始めたのか。

危ないな。

どうして公道をこんなのが走っているんだろう？

法律が厳しくなったとは聞いていたけれど、まだ『法の隙間を狙った』商売は続いているようである。

シートベルトもヘルメットも不要だなんて、どう考えてもおかしくない？

関わらないように、さっさと逃げ出す。





明けて、月曜日。

世間は仕事始めである。

みんな長ーーーいお休みが明けて、初日はなかなか大変だったろうな。

私は大丈夫！
3日から働いているから、平気の平左だ。ひっひっひ♪


あら？
ちょっと違う？

金閣寺は晴れ！

極寒の京都で、『こんたら同盟総会』が催された。

『こんたら同盟』とは、このブログにコメントをくださる方々で結成した、あくまで『ネット上』の同盟だったのだけれど、会員が、東は東関東から、南はニュージーランドから、偶然に偶然が重なって、京都の街に集結することとなったのだ。
（全員ではなかったけれど、本当に感謝です。）


（因みに『こんたら』とは、ずいぶん昔に嵐山で見た『KONNNITIWATTARAKONNNITIWA』（こんにちはったらこんにちは、だと思う。）と書かれたポルシェに由来する。このポルシェの記事を出したところから、読んでくださった方々が面白がってww『こんにちはったら』を省略して、『こんたら同盟』が結成されたのである。）


ネット上の繋がりが、現実のつながりとなって、大切な友人になるだなんて、なかなかステキじゃない？


朝から曇天だったのだけれど、金閣寺に入った途端に青空となった。
ほんとに、その一瞬だけ晴れたのです。

見よ！
魔女の力を！！ww


そして、見よ！
この金色の寺を！！

祭りの前夜。

この３日間、馬車馬の如く働いた。

日曜日をお休みにするために！！

そして、いよいよ明日なのである、普通に休日の日曜日。

遠くから来客がある。

東から、西から、南から！！


さっさと準備をしなくちゃ、と思っていたのだけれど、そこでふと先日買った3冊の本の1冊に目がいった。

そういえば、京都が舞台だったような？

手に取る。

ハマる。

お風呂にも持って入る。

のぼせそうになる。

で、結局何もできないまま深夜にいたる。






中途半端でごめんやす。
詳細はまたあした。

旅行カバンが飛んできた！

直前特訓続きで、ゼイゼイ言っていた今日、大きな箱が、西の方から飛んできた。

なんだろう？
ゴソゴソと開けてみる。




開けて驚く。
スーツケースじゃないの？



どうやら、家族が私に使うようにと送ってくれたらしい。


これを使って、遠いところに旅行にいきたいな。

ハナレイベイがいいな。
・・・沖縄でも、いいな。


どこがいいかな？
しばし夢想の世界を彷徨う。


ふと我に返る。
涙を拭きながら、仕事道具を詰め込む。


明日はこれで、仕事に行こう。
いいんです、今はこれで。
すごく素敵な使い道。号泣

小さくなったネコ♪

３日が仕事始めだった。
今までずっと、三が日のお休みは死守してきたのだけれど、どうにもやりくりがつかなかった。

世間はまだお正月気分だから、いつも通る道では、旅行者も観光客も、みんな、ゆ〜ったり歩いている。

その間を縫ってさっさか歩くのは、なかなか哀しい。

けれど、受験もとうとう佳境に入ってきている。
（佳境だなんて、言ってもいいのかしら。）

受験生たちの目の色が変わっている。

彼らと真剣勝負なのです。



家に戻ると、あれ？

お前、なんだか小さくなった？
それとも、クッションが大きくなった？？

お正月の初ラーメン。

お正月休み最期となる水曜日、デパートのバーゲンが始まる。

今までは、すごく楽しみにして、いそいそ出かけていたものだ。
特に食料品の福袋が楽しくて、パンやらワインやら、買い込んだものだ。

最近は、ワインの福袋なんて、デパートのサイトから申し込んだらとっても簡単。
だけれど、なんだか楽しみも少なくなったような気がする。

今年は、結局、実母の様子を尋ねに行っただけで、デパートにも足を運ばなかった。
そこからは、大丸やら高島屋まで、歩いて５分なのにね。ww


で、行った先は、ラーメン屋さんである。
初ラーメンなのです。
しばらく行っていなかったな。

美味しい！




帰りにジャスコに寄って、イチゴの福袋を買いましたとさ。


結局は
今年も買った
福袋 ww


見よ！
このグローブみたいなイチゴを！！ww

元旦の比叡山延暦寺

寝正月を決め込もうと決心していたお正月休み、いつも通りに目がさめる。ww
貧乏性です、はい。

生まれて初めて、お雑煮とおせちではなく、バゲットに、手作りのローストビーフと頂き物の水耕栽培のクレソンをたーっぷり挟んで、かぶりつく。
ゆっっっっっったりとコーヒーをいただく。

ああ、幸せ❣️

本を読んだり、うとうとしたりを繰り返して、そうだ、どこか出かけようと思いつく。


行ってきました！
雪の延暦寺へ！
遠そうに思えるけれど、ここは街中から50分くらいしかかからない。

雪はずいぶん溶けていた。
これなら普通に歩けそうだ。




延暦寺の根本中堂の中は、特別な霊気に充ちている。
この霊気を浴びさせていただこう・・・と思ったのだけれど、

忘れていた！

根本中堂は、10年計画の壮大な改修工事に入っていたのだった！


それでは、と文殊楼を目指す。
根本中堂の前から階段を上った先にある文殊楼までは、階段が凍っていて、通行止めになっていた。




反対側から回って、御堂に入る。
ここは、ほぼ垂直のはしごのような階段を上がった上に、お堂があるのだ。
小さな小さなお堂だけれど、学問成就で有名なお堂だ。




帰り道、夕日が美しい。
思わず手を合わせる。
元旦の朝日は拝みそびれたけれどね。ww




さて、こうやって元旦は平和に終わりましたとさ。