ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

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2013-10-22 18:43:43 | 栽培の現場

 台風27号。


 やばいな。


 今年はカメムシ被害が、町内全域でかなり出ました。加えて、サビダニの被害も、思ったより多いようです。

 サビダニの被害は、乾燥が続くと、出やすいです。果皮が、文字通り錆びついたような色合いになります。中身には影響がなく、そのまま食べるのには問題ないのですが、収穫後、すぐに痛むことが多いので、選果でははじかれます。

 なお、ダニ類には、殺虫剤は効きません。

 ダニには、殺ダニ剤が使われます。


 カメムシ対策に殺虫剤をまいたからと言っても、ダニ類は抑えられないのであります。

 農薬に頼りだしたら、上限がなくなるのです。恐ろしい、負の連鎖。



 
 そして、静かに、台風が近づき…。


 今週末は、狩浜のお祭りです。戦後、2度しか、中止になっていなかったと思います。(戦前の話は、分かりません。)


 お祭りでは、国内でも珍しい、『海上渡御』という儀式があります。おみこしが、船に乗るのです。


 海が大しけでは、これはとてもとても・・・。



 関係者は、気が気ではないです。

 ともかく、無事を祈るのみ。