雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

交流キャンプ(その1)

2006年07月24日 | 楽しい学校生活
24日25日の1泊2日、ちびくまは市教委主催の交流キャンプに
出かけました。例年通り親は行かず、子どもには先生がマンツーマンで
付いてくれるほか、スタッフの先生方とお医者さんと看護婦さんも
同行する、という至れりつくせりの体制です。

このキャンプは、市内在住で養護学校か障碍児学級に在籍する子どものうち、
5年生から中学3年生までが対象ですが、なんと付き添いの先生方も
含めて約200人、大型バス5台の大所帯。

楽しみにしていた行事はことごとく晴れる「晴れ男」のちびくまでは
ありましたが、今回は梅雨前線に負けたらしく、集合時間には
大雨が降っていました。

車で集合場所の小学校の正門前に乗り付けると、M小の先生方が
待っていてくれます。子どもと荷物を先生に預けてから、駐車場に
車を停めにいき、その後子どもたちの出発式の様子を見に戻りました。

ちびくまには、介助のT先生が付き添ってくれることになっています。
「ちびくまくんは、ことしはT先生といっしょにいくんだね。
 いっしょのおへやでねんねするね」
と、ちびくまのほうでも心得たもの。雨の中、屋根のある狭い通路に
ぎゅうぎゅう詰めになっていてもへっちゃら、私と離れて
1泊することもわかっていますが、自然学校と修学旅行を終えた今、
余裕しゃくしゃくです。

さすがに6年目の参加ともなると、他の学校の先生や親御さんにも
顔見知りが増えました。
ちびくまが1年生から3年生まで地域校交流でお世話になった
元F小障担のF先生も見送りに出てくれていました。
今は通常学級の担任なので、この交流キャンプには直接関係が
ないのですが、F小で担任したYくんやちびくまのことが気になって
わざわざ見にきてくれたようです。
遠目にちびくまを見て「さすがに6年生ともなると違いますね~、
むちゃむちゃがっちり したなあ~」と感嘆し、ちびくまに近寄っていって
「ちびくまくん、元気で楽しんでおいでなあ」と声をかけてくれていました。
その他にもあっちの校長先生、こっちの障担の先生、という感じで
「じゃあ、行って来ます、ちびくまくんと一緒に楽しんできますよ」と
声をかけてくれて、私は「お世話になります、どうぞよろしくお願いします」と
頭を下げまくり。なんとバスの運転手さんの1人まで顔見知りで
「お子さんたちをお預かりしますね~」とにっこり笑ってくれました。
こんなにこの市にちびくまと私を知ってくれている人、一言言葉をかけようと
思ってくれる人がいるんだなあ、となんだか力強く思いました。

さて、出発時刻になり、5台のバスが次々に出て行きます。
3号車に介助のT先生と並んで座ったちびくまも、にこにこ笑いながら
手を振って出発していきました。
大雨の中傘をさして、「いってらっしゃ~い」と手を振るお母さんたちだけが
そこに残されたのでした。

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