雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

心療内科2回目。

2008年01月15日 | 「うつ」とつきあう。
今日は1週間ぶりに心療内科を受診してきました。
ドクターに「気分はどうですか?」と訊かれて、
「かなり楽になりました」と答えることができました。

何が一番楽になったかというと、朝目が覚めて起き上がるのが
辛くなくなった、ということです。
「朝起きられない」というのは、「うつ」の症状としてはよく
挙げられる症状ですが、いざ自分が経験してみると、言葉で言うほど
簡単なものではないことがよくわかりました。

CIDPの再発時に、末梢神経の障害によって両手両足の
力がほとんど入らなくなってしまったときに、
「ああ、自分の体っていうのは、本当はこんなに重いものなんだ」と
初めて感じたのですが、その時は、なんというか、
起き上がろうという意志や気力はあるのに、それがどこかで
遮断されてからだの他の部分に伝わらない、
水を一生懸命注いでいるのに、だだもれでちっともたまらない
というような感じでした。

でも今度は、起き上がらなくては、とわかっているのに、
体を起こそうという気力自体が全くわかない、
「辛い」「苦しい」という感覚や、絶望感と焦燥感と恐怖・不安以外の
全ての精神活動が止まってしまったような感じ、
水自体が水源から枯れてしまった、という感じでした。

12月にはそんな朝が何度もあり、それでも学校がある間は
自分のことで息子に学校を休ませるわけにはいかないという
義務感に支えられていたのか
体にも心にも鉛が詰まったような苦痛に耐えながら
何とか息子を学校に送り出し、
その後はもう精も根も尽き果てて、息子が帰ってくる時間まで
こんこんと眠り続けていたのです。

でも、年末年始にはもうそれも出来なくなって、ほぼ一日中
起きてトイレに行くのが精一杯、という状態にまでなっていました。

それが、この10日間薬を飲んでいるうちに、どんどん改善していき、
目覚まし時計と共にぱっと目覚めて、さっと起き上がれるように
なったのです。まだ憂鬱な気持ちはとれないし、時折大きな不安の波も
襲ってきますし、一日の殆どを横になって過ごしていますが、
とりあえず朝だけでも辛くなくなったことで、生活上の支障はかなり
減ったように思えます。

次の受診は2週間後。このまま上向きに回復していけるといいのですが。


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