今日はいよいよ息子がF中学を卒業する日。
それぞれの道に羽ばたこうとする子どもたちを祝福するかのように
朝からいいお天気・・・・・・になって欲しかったのですが、
どんより曇った空からは、ミゾレが降ったりやんだり。
なにより、信じられないくらい寒いんですけどーーーっ!!
卒業式用に用意していたスーツ1枚ではとても無理そうなので
ヒートテックの下着に厚手のタイツ、冬物のコートに
フリースのひざかけ、使い捨てカイロという重装備で
出かける羽目になりました。
会場の体育館に着くと、もう1・2年生は着席していました。
保護者席の最前列に特支級のクラスメートYくんのお母さんの
姿を見つけて挨拶していると、お隣に座っていたお母さんが、
「あら、Mさん、お隣にどうぞ。ちょうど正面ですよ」と
席を1つずれて譲ってくださったので、お言葉に甘えて
座らせていただきました。確かに、ちょうど息子の席の
正面あたりです。
担任のK先生は、他の先生方と一緒に職員席に座っていました。
息子を一番育ててくださったのはこの先生だけれど、
今日の式では、息子は交流級の一員として参加すると
いうことのようです。
やがて、会場に音楽が流れだし、担任の先生に先導されて、
卒業生が1クラスずつ入場してきます。
息子の交流担H先生は、その恰幅の良さがしっくりくる
紋付袴の正装です。
その後に続く、息子のスナップ写真で見慣れたクラスメートたち。
緊張で強張った顔あり、笑顔あり、真顔あり、照れくさそうな
はにかんだ顔あり。息子もやや緊張した面持ちで歩いています。
クラス全員が定位置につくと、先生と共に一礼して着席。
続いて2組、3組、4組と入場がすみ、さっそく1組から
134人の子どもたちが1人1人卒業証書を受け取ります。
息子はいつもどおりの、なんとなく怪しさの漂う歩き方ながら、
席を立つタイミングも、待機位置も間違うことなく、
校長先生の前に進みました。
証書を受け取って礼をするタイミングを間違いましたが、
先生が彼に合わせて礼を返してくださったので
あんまり目立たなかったかも。
卒業証書授与の後は、校長先生の祝辞、来賓祝辞、
送辞、答辞、祝電披露、卒業生の合唱、全校生での合唱のあと、
卒業生が一列で退場、というごくシンプルな式でしたが、
予めの練習の手順を無視して、校長先生に握手を求めた卒業生や
突然「俺はぜったい、猟師になるどーーー!」と絶叫した子にも
校長先生はにこやかに対応し、周りからも笑いや拍手が起こるなど、
こじんまりとした、でも穏やかで温かな、この中学らしい
卒業式でした。
卒業生たちは一度それぞれのクラスに戻って、最後のホームルームへ。
その後、在校生の拍手に送られて、校門までの道を歩きます。
息子とYくんはその後で再度 支援級の教室に戻ってきました。
ここで、改めて息子とYくんから、支援級の担任の先生たちに
花束贈呈。下級生のみんなと一緒に記念写真を撮って、
先生方と何度も何度も別れを惜しみながら、F中学を後にしました。
この日私が連絡帳に書いた言葉。
「先生にも周りのお子さんたちにも恵まれて、まるで
夢のような3年間でした。この学校で過ごした日々は
息子の人生にとってかけがえのない宝になるでしょう」
ありがとう、K先生。ありがとう、F中の先生方、生徒のみんな。
本当にこの中学に息子を入れてよかったです。
その夜、息子は何度も、「まだ卒業したくないな~。もっと
F中に行きたいな~」と繰り返していました。
それぞれの道に羽ばたこうとする子どもたちを祝福するかのように
朝からいいお天気・・・・・・になって欲しかったのですが、
どんより曇った空からは、ミゾレが降ったりやんだり。
なにより、信じられないくらい寒いんですけどーーーっ!!
卒業式用に用意していたスーツ1枚ではとても無理そうなので
ヒートテックの下着に厚手のタイツ、冬物のコートに
フリースのひざかけ、使い捨てカイロという重装備で
出かける羽目になりました。
会場の体育館に着くと、もう1・2年生は着席していました。
保護者席の最前列に特支級のクラスメートYくんのお母さんの
姿を見つけて挨拶していると、お隣に座っていたお母さんが、
「あら、Mさん、お隣にどうぞ。ちょうど正面ですよ」と
席を1つずれて譲ってくださったので、お言葉に甘えて
座らせていただきました。確かに、ちょうど息子の席の
正面あたりです。
担任のK先生は、他の先生方と一緒に職員席に座っていました。
息子を一番育ててくださったのはこの先生だけれど、
今日の式では、息子は交流級の一員として参加すると
いうことのようです。
やがて、会場に音楽が流れだし、担任の先生に先導されて、
卒業生が1クラスずつ入場してきます。
息子の交流担H先生は、その恰幅の良さがしっくりくる
紋付袴の正装です。
その後に続く、息子のスナップ写真で見慣れたクラスメートたち。
緊張で強張った顔あり、笑顔あり、真顔あり、照れくさそうな
はにかんだ顔あり。息子もやや緊張した面持ちで歩いています。
クラス全員が定位置につくと、先生と共に一礼して着席。
続いて2組、3組、4組と入場がすみ、さっそく1組から
134人の子どもたちが1人1人卒業証書を受け取ります。
息子はいつもどおりの、なんとなく怪しさの漂う歩き方ながら、
席を立つタイミングも、待機位置も間違うことなく、
校長先生の前に進みました。
証書を受け取って礼をするタイミングを間違いましたが、
先生が彼に合わせて礼を返してくださったので
あんまり目立たなかったかも。
卒業証書授与の後は、校長先生の祝辞、来賓祝辞、
送辞、答辞、祝電披露、卒業生の合唱、全校生での合唱のあと、
卒業生が一列で退場、というごくシンプルな式でしたが、
予めの練習の手順を無視して、校長先生に握手を求めた卒業生や
突然「俺はぜったい、猟師になるどーーー!」と絶叫した子にも
校長先生はにこやかに対応し、周りからも笑いや拍手が起こるなど、
こじんまりとした、でも穏やかで温かな、この中学らしい
卒業式でした。
卒業生たちは一度それぞれのクラスに戻って、最後のホームルームへ。
その後、在校生の拍手に送られて、校門までの道を歩きます。
息子とYくんはその後で再度 支援級の教室に戻ってきました。
ここで、改めて息子とYくんから、支援級の担任の先生たちに
花束贈呈。下級生のみんなと一緒に記念写真を撮って、
先生方と何度も何度も別れを惜しみながら、F中学を後にしました。
この日私が連絡帳に書いた言葉。
「先生にも周りのお子さんたちにも恵まれて、まるで
夢のような3年間でした。この学校で過ごした日々は
息子の人生にとってかけがえのない宝になるでしょう」
ありがとう、K先生。ありがとう、F中の先生方、生徒のみんな。
本当にこの中学に息子を入れてよかったです。
その夜、息子は何度も、「まだ卒業したくないな~。もっと
F中に行きたいな~」と繰り返していました。