雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

超能力?

2005年07月13日 | Wonder of Autism
今日は自宅でちょっとした工事があり、ずっと在宅していないと
いけなかったので、パートを休ませてもらいました。

久々のお休み…だけど外出はできない。
それで、このゴミ溜のような散らかった家をちょっとでも
なんとかしようと、片付けをはじめたのでした。


2時間かかって、洗面所のキャピネットを一掃。
それにしても、14年前にドイツで買ったシャネルの口紅とか
アメリカにいた頃買ったオーガニック化粧水とか
なんで今ごろごろごろ出てくるのか…

まあ、それはそれとして。
その後、いつもは手をつけない、息子の持ち物を
なんとかしようと考えました。

なにしろ、新パソを買ってからというもの、息子は
家中のCDとCD-ROMを片っ端から出してきては
再生してみる。そして、そのケースとディスクを
うず高くデスク周りに積み上げているのです。

それから、おもちゃを収納したワゴン。
もう何年も手も触れていない玩具がごまんとあって
中でほこりにうずもれているのです。

息子が探し出すまで、その存在すら忘れていたようなCDや
ほこりをかぶったお砂場道具など、思い切ってばさばさ
袋に突っ込んでいくと、大きなゴミ袋半分ほどになりました。

明日はゴミの日。でも、息子に見つかったら
「もとの場所」に戻されるに違いありません。
とりあえず、バルコニーの隅に、その袋を隠して、
何食わぬ顔で、学校から帰宅した息子を迎えました。

し・か・し。
息子は少し怪訝な顔をして部屋を見回したかと思うと、
まっすぐバルコニーへ。
「あーーーっ!このCD,すてないの!!このおもちゃも
まだいる!!すてちゃだめ!!」
しまった。

「ごめん、ごめん。もう使ってないみたいだから
 捨てようと思ったのよ。
 どれがまだ要るの?要るものは袋から出して
 おかたづけしていいからね」


…30分後。
バルコニーには空になったゴミ袋が残されていました。



まだまだ続く、我が家のゴミ屋敷状態。
それにしても、なんでばれたんだろう…。