今朝、ランドセルに連絡帳を入れようとして見ると、
連絡袋にビデオが1本入っています。
どうやら、息子が私の見ていない隙に入れたもののようです。
連絡袋の中身は朝、必ず担任が確認してくれます。
そこに入っているものなので、もし何か確認の必要があれば
担任から連絡があるはず。
私は何も見なかったふりをして、息子を送り出しました。
さて、実は今日は個人懇談の日でもありました。
交流学級の先生と15分、その後障担との懇談が約1時間。
交流担の先生から、交流学級にいる時の様子などお聞きしてから、
障級の教室に移動。
「きょう、ビデオ持って来てましたね」
「朝、気が付いたんですけど、そのまま送り出しました」
「本人に聞いたらね、『懇談の間見ようと思って』って言うんですよ。
すごいですよね」
校区外の学校まで出かけてきて、1時間の個人懇談をする間
1人で子どもを家で留守番させることができたり、
子どもを預かってくれる人がいたりする人は、障級にはまずいません。
それで、懇談の間は、担任や介助の先生が他の教室で子どもを預かってくれるのです。
その間は、自由遊びの時間ですから、原則子どもが選んだ遊びに
先生が付き合ってくれます。
(そのほうが苦手な子どもには、もちろん先生が活動を用意してくれます)
ちびくまは、「今日は個人懇談がある」というスケジュールから
「懇談の間はぼくは先生と別の部屋で遊びながら待っている」
↓
「じゃあ、その間に家から持っていったビデオを見よう」
と考えたのです。
なんでもないことのようだけど、それだけの時間の見通し、さらに、
普段の「家のおもちゃは学校へ持ってきません」というルールに
例外が認められる場合があることと、今日がそれにあてはまるかどうか、という
その見極め。
それができたことを、障担は「すごいな」と賞してくれたのでした。
「何かをしなければいけない時間」を適切にすごす力をつけることと並行して
「何をしてもいい時間」の過ごし方を自分で選ぶ力をつけることを
私は息子が小さい頃からかなり意識して育ててきました。
もちろん、そうした力の強弱には、持って生まれたものもあって、
親が努力したから力がつく、努力しなかったから力がつかない、と
いうものではありません。
でも、息子が着実に成長していることと、先生がその成長をしっかり
受け止めてくれていることがわかって、
どんより曇った梅雨空の下、なんだか晴れ晴れとして帰ってきたのでした。
連絡袋にビデオが1本入っています。
どうやら、息子が私の見ていない隙に入れたもののようです。
連絡袋の中身は朝、必ず担任が確認してくれます。
そこに入っているものなので、もし何か確認の必要があれば
担任から連絡があるはず。
私は何も見なかったふりをして、息子を送り出しました。
さて、実は今日は個人懇談の日でもありました。
交流学級の先生と15分、その後障担との懇談が約1時間。
交流担の先生から、交流学級にいる時の様子などお聞きしてから、
障級の教室に移動。
「きょう、ビデオ持って来てましたね」
「朝、気が付いたんですけど、そのまま送り出しました」
「本人に聞いたらね、『懇談の間見ようと思って』って言うんですよ。
すごいですよね」
校区外の学校まで出かけてきて、1時間の個人懇談をする間
1人で子どもを家で留守番させることができたり、
子どもを預かってくれる人がいたりする人は、障級にはまずいません。
それで、懇談の間は、担任や介助の先生が他の教室で子どもを預かってくれるのです。
その間は、自由遊びの時間ですから、原則子どもが選んだ遊びに
先生が付き合ってくれます。
(そのほうが苦手な子どもには、もちろん先生が活動を用意してくれます)
ちびくまは、「今日は個人懇談がある」というスケジュールから
「懇談の間はぼくは先生と別の部屋で遊びながら待っている」
↓
「じゃあ、その間に家から持っていったビデオを見よう」
と考えたのです。
なんでもないことのようだけど、それだけの時間の見通し、さらに、
普段の「家のおもちゃは学校へ持ってきません」というルールに
例外が認められる場合があることと、今日がそれにあてはまるかどうか、という
その見極め。
それができたことを、障担は「すごいな」と賞してくれたのでした。
「何かをしなければいけない時間」を適切にすごす力をつけることと並行して
「何をしてもいい時間」の過ごし方を自分で選ぶ力をつけることを
私は息子が小さい頃からかなり意識して育ててきました。
もちろん、そうした力の強弱には、持って生まれたものもあって、
親が努力したから力がつく、努力しなかったから力がつかない、と
いうものではありません。
でも、息子が着実に成長していることと、先生がその成長をしっかり
受け止めてくれていることがわかって、
どんより曇った梅雨空の下、なんだか晴れ晴れとして帰ってきたのでした。