千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

喪服を着る  

2023年09月17日 | 徒然の記
きのう妻の七回忌をすませた。
これまで父、母を見送ってきて、その度に悲しい思いをしてきたが、連れ合いとの別れも違う辛さがある。若い時のそれはさらに耐え難いものだろうが、老齢になつてのそれも言うに言われぬ悲しさが続く。7年目を迎える今も、ささいなきっかけで彼女の仕草を思い出すことが多い。
さて、連日暑さの続く中、七回忌の準備を進めていたが、喪服でなく平服で行うことを子供に提案した。決まれば参列者に連絡するつもりだったが、我々はよいが和尚さんに失礼に当たらないかということだった。それも一理あるような気がして提案は撤回し、昨日の七回忌は喪服を着た。他の参加者も喪服姿だつた。
そして、昨日に限って喪服を着てもしのげる暑さだったのがうれしかった。

  菊月や思い出たどる七回忌   千字
コメント (2)
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