妻が亡くなって困っていることはアイロン掛けが不得手で洗濯後のシャツに皺が残ることだった。洗濯後シャツの生地を伸ばしたり両手で挟み叩きなどしていたが、今はハンガーにつるしたまま蒸気を利用した簡易アイロンを使っている。
先日テレビを見ていると家電を話題にしている番組があった。その中で、洗濯後の衣類が皺になりにくいことを売りにしている全自動洗濯機があった。それは乾燥を80%にすることだという。
我が家の洗濯機は洗濯・脱水までで乾燥は干すことにしている。この干す時、乾燥80%の理屈を試すことにした。脱水したシャツに霧吹きで霧を掛けるのだ。話題の洗濯機の乾燥80%はどの程度の濡れか分からないが、濡れていると実感できる程度に霧を吹きかけた。
夕方洗濯物を取り込みながらこの試みは成功したと思った。クリーニング店のような糊付けには及ばないが皺も気にならない。
これからの洗濯は霧吹きも用意することとする。