千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

悔やまれる父への思い 

2020年12月15日 | 徒然の記

我が家から1㎞ちょっと離れた処に弟夫婦が住んでいる。電話でのやりとりは常にあるが、今日は久しぶりに弟と我が家で会話をした。
会話の中で20年前に死亡した父のことが話題になつた。父が己のことをしみじみと述懐した時に真剣に応えなかったことを今でも悔やんでいるという。

それに似た思いが私にもある。
母が死亡し私共と同居していた父が、カラオケを買はないかと相談してきた。自分で費用は出すと言わなかったので私はよい返事をせず買わないままで終わった。
今考えるに、退職後庭作りに精出す父は人との会話がなく発声のためにカラオケを買いたかったのかと思っている。加えて家族皆で楽しみたかったのだろう。

その父も88歳で死亡したが、父の願いを叶えてやらなかったことが、今でも悔やまれてしょうがないのだ。

 

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