おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

淑女会Vol.25・神無月の章/明道町中国菜一星

2018年12月14日 | 淑女会
さてさて、淑女会の備忘録を続けます。
10月度はVol.20の淑女会でもお世話になった
明道町一星さんにお邪魔致しました。
この日、鰻屋さんの取材がありまして
試食があっても控えめにしようと心に決めたのに
あまりにも美味しくてつい一人前以上食べてしまった…
そんな贅沢なおやつタイムを経てのゼロ次会(笑)


乾杯!

乱入特別ゲストK子を迎えて(笑)
K子さん、味噌おでんとビールを
大変美味しそうに召し上がっておりました。
ご満悦な表情をつまみにビールとワイン♪

K子さんとはここでお別れして…




明道町中国菜一星



悩ましげなポーズ



Vol,25淑女会に乾杯!



前菜盛り合わせ

どこからいただこうか悩ましい。
味の薄い方から攻めました。
甘エビの紹興酒漬けと大根もち
特に美味しかったなぁ〜





栗と牛タンの蒸し物

意外性のある組み合わせです。
スープは干し貝柱、金華ハム
お野菜などから取っているそう。
牛タンやスープの旨味を栗が含み
噛み締めるとほのかな甘みと
様々な要素のコクが解けるように広がります。
そして全ての要素が溶け込んだ
スープを飲み干した時の幸せ感たら…はふぅ。



三河産車海老 蕪と銀杏のソース

銀杏のほろ苦さを蕪が優しく受け止め
プリッとした車海老に絡みます。
エビの食感、ソースの粘度、
甘みと苦みと塩味のバランス良し。





黒毛和牛トモサンカクの上海スタイル

黒酢あんで仕立ててあります。
黒毛和牛にあまり愛はありませんが
カリッと焼き上げて黒酢を纏わせることで
私が苦手とする和牛の匂いがマスキングされ
香味として感じられるようになりました。
ややもするとしつこく感じる脂も
旨味と解釈できるからすごい。
さすがシェフ。



渡り蟹とフカヒレのピリ辛和えそば

お肉の後にそばが出てきたので
「え?もう終わり?」
と心配しましたがまだフィナーレではありません。
渡り蟹の深い旨味を含んだフカヒレとそば。
線状ながらも全く違う二つの質感が
リズミカルな食感を生み出しました。
許されるなら丼一杯食べたいものだ。



鱈の白子青山椒ソースと葱油かけ

冬を代表する味覚登場。
鱈は年中海にいますが
白子はこの時期だけのご馳走です。
生命力溢れるエッジの効いた白子に
香り高い青山椒をあしらってネギ油をジュッ!
美味しいに決まっております




グツグツとしたものを器へ…


鮃と松茸をはじめとする茸餡とお焦げ

こうしたライブ感もカウンター中華の醍醐味。
香り高く旨味溢れる餡をまとったお焦げが
刻一刻と食感を変えて
食べるたびに違う印象を与えてくれます。
お焦げや春雨って
炭水化物的立ち位置ではなく
合わせる素材の旨味などの特長を
より長く確かな輪郭で楽しませてくれる存在ですね。



鮭の親子チャーハン

担々麺も恋しいところですが
今だけの親子共演を楽しみます。
こちらも丼一杯いただきたいわ。




杏仁豆腐

フルプルモチッとした食感と
アマレットの高い香りを楽しみます。


今回も大満足な内容でした。
シェフが晴れて独立して自店を「一星」と命名したのは
ミシュランが名古屋をフィーチャーすることになったら
真っ先に星を取りたいという思いから。
名前に込めた思い、叶いそうですね^^
ますます予約が困難になりそうです。
でも、淑女たちは必ず押しかけますから!
ご馳走様でございました。


淑女会・霜月の章へ続く・・・