おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

昇涙酒造にわか蔵人日記'18/プロローグ

2018年04月08日 | 旅(海外)
大変ご無沙汰しております。
三寒四温が繰り返される今日この頃、
みなさまお元気でいらっしゃいますか?

私は風邪ひとつひかず
花粉症などどこ吹く風、とばかりに
健康的ではないけれど
健康に恵まれた毎日を送っております^^


さてさて、
だいぶブランクが空いてしまいました。
前回の投稿から今日までにの間に
昨年に引き続きまして
フランスで本格的な日本酒造りを手がける
昇涙酒造を訪ねてまいりました。
これからストーリーを綴っていくわけですが
プロローグと言いながら
エピローグ的なことを書かせていただきます。


前回は物見遊山感が強かったのですが
今回は蔵で働くメンバーと
ゆっくり話す機会を作ることができました。
改めて日本酒って生き物だと思った次第です。
酵母の働きや水、米の種類、
精米歩合等はもちろんのこと
どこで誰が作るかによって
こうも骨格や香味が変わるものかと
思い知らされました。
パイオニアとして異国の地で酒造りに挑む
杜氏さんや蔵人さんの思いに触れ
なんども涙しそうに・・・
厳密には何度も泣いちゃった(笑)
ひたむきさに感動しきりです。


そして、感動といえば新たな出会い。
のちのちお話ししますけれど
素晴らしい女性と出会うことができたんです。
彼女のことを女神様と言わずして
なんと例えるべきか言葉が見つかりません。
人の痛みがわかる方…
の一言で片付けることのできない
思いやりと慈しみ溢れた方なのですよ。


以前、ある講演を聴講して
心の奥深くに刻まれた言葉を思い出しました(こちらを参照ください)。

人から受けた愛は心に一生刻みなさい。
人に与えた愛はすぐに忘れてしまいなさい。
与えた時点でその愛は相手のものになっているのだから…

彼女はこれを地でいく方でした。
分かっていても親切心を施しと捉え
見返りを期待するのが凡人の思考回路。
見返りを期待するのは労働だけでよし。
愛や親切は無償でなくてはならないのです。


そんなこんなで、
次回より「昇涙酒造にわか蔵人日記'18」が始まります!
ポツポツ投稿になるかと思います。
気長にフィナーレをお待ちくださいませ♪