ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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僕図書 二学期

2012-10-03 20:38:53 | 舞台関係
初めは東京公演しかなくガッカリしていた「僕等の図書室2」ですが、10月2日に大阪公演が行われたので行って参りました。

前回、かなりテンションの上がった僕図書です。
6人いる先生の中から4人の先生の読み聞かせです。
大阪公演は1日しか授業が持てなかったので、リュウ先生の「ピーターパン」と教育実習生ゆーき先生の「ピノキオ」はありませんでした。ザンネン。

では、各先生ごとの感想を敬称略で・・・



一つ目の朗読への導入は、村井先生の妄想タイムでした。
前回は女子生徒の告白がテーマでしたけれど、今回はいじめ問題から怪しい愛への発展系でした(笑)


●まぁくんの「走れメロス」■大山真志 ◆井深克彦・滝口幸広
ミュージカル仕立てで語られるメロスのお話。
個人的にかなりHITでした。声も良く伸びてたし~♪不安定な部分ももちろんあるけれど、そこは若さとユニークさでカバー。スンバラなお手並みです。
オイラといたしましては好きなお声でしたし、大満足でした。
ストーリーもほぼマンマ。(と言っても、走れメロスの細かいストーリー忘れてますが^^;)
難しい言い回しを現代口語訳(若者言葉)にし、登場人物の思いを今風に面白くアレンジ。
なんだかんだで、ラストは感動したオイラでした(笑)


二つ目の朗読への導入は、たっきー先生。(だったと思う^^;←記憶がすでに怪しい・・・)
ホントにこの人は爽やかな笑顔ですね。
繋ぎのショートなので、用意ができるまで繋がなければいけません。途中から質問コーナーになってました。今回なかったピノキオでコオロギ、ジミニー・クロケット役をされてるのかな?そのリクエストとかありましたね。


●かっちの「沖田総司」■井深克彦 ◆中村龍介・村井良大
ううう・・・新撰組かぁ。感情が入り過ぎて評価できない。
かっちの総ちゃんはとってもOKなんだけど、内容がイマイチ。。。個人的にウチの総ちゃんはサミー(近藤さん)&土方命!な人なので、二人の行動に疑問を抱きません。自分の剣は二人の為に使うのだと山南さんの件を除いては疑ってないのです。ある意味、以蔵の武市信仰にも似ているかもしれません。
そしてサミーは自分の歩む道に間違いを見出しません。この話のようにあんな早い時点で「滅びる」なんてこと、露にも考えてないはずです。世間の評価も気にしません。そんなサミーだからこそ、土方が屋台骨として支え鬼に徹することができたんだと思っているので・・・オイラと考え方が違い過ぎてどうしても受け入れられませんでした。
鴨さんもしかり。。。ウチの鴨さんは永倉可愛がり論を取っておりますが、沖田可愛がり論もありますよね。もし今回のように「それでいい」と言わすのであれば、それまでの話の中にその伏線が必要かと思います。登場人物を極力控えるのなら、せめて沖田を可愛がるシーンがある方が斬られた時のセリフに納得いくかなぁと。
あ、土方はあれでOKです(爆)
オイラの中で土方別格なので、中途半端にカッコよかったりいじられるとムッとしちゃうと思うんですが、あそこまで気持ちよく外してくれると問題ないです。ただ、オイラのなかで村井君は平ちゃんなのでそこが不満(爆)
総ちゃんの死ぬシーンは良かったですね。黒ネコに捕らわれてないところが良かったです。土方の死で新撰組の幕引きもGood。
新撰組の評価なんて、間違いなく土方が写真を残した事に大きく左右されてると思います。土方がブ男だったら、こんなに新撰組を熱愛する女子は増えなかったでしょう。
あぁ。。。かっちゴメン。感想にならぬ。。。


三つ目の朗読への導入はリュウ先生。
以前は不良キャラだったのに、今回はどうして更正しているのかを語ってくれました。語ってくれたんだけど。。。拳銃はすでに不良から逸脱してますけど~???(笑)
リュウ先生に拳銃似合いすぎでした。


●ムライの「三銃士」■村井良大 ◆井深克彦・井深勇貴
ここにきて、カステルモール登場。えぇそうなんです。ワタクシ、シャルル・ド・バツ=カステルモールも好きなんです。マルキ・ド・モンテスキューのお酒を落札するくらいに!
そしてダルタニャン物語が大好きです。(いまだ読み終わってませんが^^;←何年かかっているんだか。)
なので、この話も感情が入り過ぎて全然評価ができなかった。。。しくしくしく
ともかく、まず、ダルと三銃士の出会いが納得いかず。あの何とも軽い(笑)生死を分けた戦いをしてこその友情でしょうよ。
三銃士よりも先にローシュフォールとは出会ってなきゃおかしいし。っつか、陽気なローシュフォールはどっちかっていうと20年後編。
ポルトスは伊達男なのであんなの嫌だ。きっしぃの初期ポルでさえ拒否したのに(爆)
何よりダイヤの房飾り(首飾り)事件の時のダルは銃士見習いですけどぉ?まだ銃士になってないんですけどぉ?
ただ、村井君ダルにはガスコンくささが感じられて、そこは好感が持てた*^^*
アンヌ王妃はスペイン系ですよね。。。あ、フランスの西に当たるから関西弁でOKか(爆)ってか、このアンヌけっこう好きかも。
ルイは意外にしっかりしてましたね(笑)
もう原作の影も形もなくなってて、なんだかなーって思っちゃいました。


四つ目の朗読への導入はゆーき先生。
まだ教育実習生ならしいです。生徒からラブレターをもらったと思って喜んでいたら、おかんの手紙だったってオチ。ダンスが素敵でしたね~。パンフのお顔を見てると、なんだか目元がきっしぃに似てます。(きっしぃよりもっときゃしゃですが)


●たっきーの「智恵子抄」■滝口幸広 ◆大山真志・中村龍介
そんなにもあなたはレモンをまってゐた
はい。僕図書2の一番のお目当ては、やはり智恵子抄でした。たぶん構成は変わっていないと思うんですが。。。詩の読み手がひとり変わったのと、やはり読み込みの関係でしょうか、それとも約半年のたっきー先生の変化でしょうか。。。以前より少し感情が前に出ている気もしました。
まぁくん先生の「チィチィチィチィ」の声のトーンが、オイラの思いと違って。。。あぁ、こういうトーンもあるんだと感動したのです。まぁくん先生はホントに声が良い。もっともっと聴きたいなって思わせてくれるトーンでした。メロスとは大違い(笑)
今回もやはり大泣きだった智恵子抄。
カテコでたっきー先生がおじい様の最期と重なると仰ってましたが、オイラの場合は祖母の最期と重なります。たぶん、誰かを見送った人は自分の大切な人を重ねてしまうんじゃないかと思いました。そして十和田湖畔の乙女の像も思い出す。




今回の僕図書は、withのキャストがあまり光らない感じでしたね。ってか、ほとんど読んでいるだけ。前回が小技聞き過ぎだったのでしょうか。どっちがいいかは好みかもしれませんね。
お話も前回ほど捻りがないというか。。。前回の方が物語を分解して本質をベースに作り上げた感が感じられました。
悪くはないんですが、正直に言うと物足りなかったです。
まぁ、この辺りも聴く(観る)側の好みが大きく反映されるんでしょうけれど。

三学期はどんな授業になるのでしょうか。
ゆーき先生は無事に教員免許をもらって先生になっているのでしょうか。(教育実習ってことはまだ免許もなければ採用試験も受けてませんからね)
まさし先生は復活するのでしょうか。
こうご期待ですな。

三学期も智恵子抄聞きたい気もするけれど。。。次は朔太郎とか白秋あたりでいかがでしょうか?












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