ぶつぶつ地蔵

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輝ける皇妃 エリザベート展

2012-10-09 16:20:37 | 呟き
会社で招待券を2枚もらったので、姉と姪っ子をお誘いして「輝ける皇妃エリザベート展」を見てまいりました。

キラキラふりふりが大好きな姪っ子は只今、小学校2年生。
そろそろこういった展覧会を経験するのも良いでしょう。と言う事で、一緒に行きました。
大きすぎない「えき」での展示は、集中力の切れない範囲で見ることができて丁度よかったと思います。
背が低いので、高い位置にある展示物は良く見えないので抱っこが必要ですが、見ているものに興味を持って見ることができてたと思います。(もちろん、彼女の興味のないものはスルーでしたが・笑)

姪っ子が一緒でしたので、今回は音声ガイドはパス。
でもガイドなくても十分楽しめました。

一番最初に入ってすぐの展示品が、シシィの7歳の顔の像でした。姪っ子もちょうど七歳で、なんだかちょっとご縁を感じましたね。

姪っ子は小さな絵画にはあまり興味がなく、一番興味を示したものは宝飾品(爆!)次いで調度品。
やはり立体的なものの方が視覚的に解りやすいからでしょうか。
中でもシシィの星の髪飾りが非常に気に入りまして。一生懸命見て、3回も4回も見直してから、外に出てスケッチを描いてました。
他にもゾフィーのブレスレットとか黒貴石のブレスレットとか。
結婚式の時の装飾品も気に入っていたようです。
扇でも、スパンコールを散りばめたのがお気に入りだったようです。一貫してキラキラ好き(笑)
大きなシシィの肖像画は一生懸命見てました。(袖口に薔薇がついた肖像画)
「お星さまがいっぱい」と姪っ子が言うので改めて見て初めて気づいたのが、ヴェールにちりばめられた小さな星。刺繍のに気を取らていましたが、淵飾りの刺繍のほかに全体にちりばめられた小さな星に姪っ子は気づいたわけです。あれは銀糸で刺繍してるのかな、それともスパンコールみたいのものを縫い付けてるのかな。絵画なので詳細は解りませんが、ヴェールがとてもきらめいて見えました。
そう思ってよく観てみると、星をモチーフにしたのかなと思われるのがいくつかあったので、シシィは星が好きだったのかなぁと思いました。しかし姪っ子、よく気付いたなぁと、感心いたしました。
目線の高さの違いもあるけれど、感性の違いもありますよね。

唯一一点のみ飾られていたドレスは、オイラが「後ろはこんな形やで、可愛いね」と後ろも見るように促すと「でも前の方がきれい!」と至極もっともな返しをいただきました。
もう少しドレスの出展が欲しかったなぁ~。(この際、レプリカでもいいから)
でもこのころのドレスは形も色味もシンプルが流行ってたのかな。写真のシシィもそんなに華やかなドレスはないですよね。

そのほか、馬具や犬の飾りなんかも身近に知っているモチーフなので、楽しかったようです。
二人のアルバムのところでは、「写真見たーい」って言ってました。
エリザの棺を納めた時のドライフラワーに至っては、「かれてるやん」と^^;確かに。

姪っ子なりに、シシィの世界を堪能したと思いますよ。


で、オイラはと言いますと。。。

結婚式の衣装をローブに仕立て直しているのが素敵でしたね。花嫁衣装を作り直す話は知っていたのですが、改めてこういう事かと納得いたしました。
ミュージカルの中で、妹たちが生まれた説明の後に長女のゾフィーが旅先で死ぬので、てっきり5つか6つになってるのかと思いましたが、2歳で亡くなってるんですね。あの棺の大きさに納得いたしました。
たけこ姉がピックアップしていたハエの飾りは・・・ハエだと思わなければ・・まぁ、うん。って感じ(笑)←虫が苦手。
コルセットとかベルトとか、もはや人間の胴体の幅を保持してない~ToTと思いつつ見ましたよ。黒のコルセットなんて、はじめ帽子かと思いましたもの。ベルトに関してはなんだかわからなかった。
髪の毛を下してるシシィの写真も綺麗でしたね。姪っ子は怖がってましが(笑)
シシィのデスマスクも興味ありましたが、意外に穏やかな表情で、ホッとしたような物足りないような^^;
星の髪飾りのところで、ブリリアンカットとの違いを説明してありました。まだブリリアンカットが発明(発見?)される前の宝石って、ガラス玉より光らなくって結構ガッカリしがちなんですが、これはキラキラと美しかったですね。しかも実物はもっと古めかしいのかと思ったら、新品と見紛うピカピカさ!150年程度ではアンティークな感じは出ないもんなんですね。
そのほか、なぜシシィの美貌がそれほど珍重されたかの理由もわかっていろいろ収穫が多かったです。



最後に図録を買ったんですが、無駄に高級感満載の起毛の表紙で、持った瞬間ビビるのですが(笑)写真もふんだんに載っているのに、¥1980-とリーズナブルな図録です。
図録特有の、あのものっそ重い紙も使用してないらしくサイズも小ぶりなので軽いです。(紙が軽いその分、たぶん発色は悪いと思う。個人的には気になりません。←そこまで美術人じゃないので、発色に目くじら立てません。)
個人的にはこの図録はお勧めです♪

エリザ展、行こうかどうしようか迷ってらっしゃる方は、行くべきですよ。
パンフレットなどでよく見る写真以外のシシィもいっぱいです^^









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↑エリザベートの美貌の値打ちがうなぎ上りだったのは、公の場でさえめったに出て来なかった希少価値が大きかったらしい。「幻の○○!」と同じ原理ですね。いろんな謎が意外と解けるエリザ展の為に、ポチっとな♪

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