ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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ぐるぐる回る、世界がまわる ~ミーマイ・レポ その4~

2006-06-21 02:19:04 | 舞台関係
長い・・・・ミーマイ書く事多すぎる。。。(←要約出来ない体質)
ニ幕の二回戦レポ突入~


■秘密の談合 世界は回る■
ご先祖達が立ち去った(?)後、ジョン卿、パーチェスターと共に同盟を結ぶビル。実はジョンもパーチェスターもマリアの事の運ばせ方に賛成していなかったのだ。
マリアはあくまでサリーと別れ、血族の存続を死守しようとする。マリアの意気込みには勝てないビルとジョンである。(あ、パーチェスターもね)マリアが立ち去った後、やけ酒を浴びるビルとジョン。
酔いが回った二人の視界はぐるぐる回る、回転木馬。
サリーが大好き。ぐるぐる回るビルの思考。
マリアを愛している。ぐるぐる回るジョンの思い。
二人の思いを乗せて、世界は回る。ぐるぐるぐるぐる・・・・

■灯っているのは・・・■
出て行ったサリーを追うビル。
ビルが追って来る事を分かっているサリー。
好きな者同志が別れなければいけない。しかもサリーが何故自分の家から出て行かなければいけないのか、と隣の住人ボブは不満。このボブが大須賀さん。真の大須賀さんの御姿でご登場。オーバーオールが似合います。いつか、『二十日鼠と人間』なんてやってみませんか?もちろん役はレニー役で
ま、それはさておき、ボブの言葉はビルの前から姿を消す覚悟を固めたサリーには届かない。
そこへ、ジョン卿が現れる。
マリアへの愛を秘め続けた「男の国のモ○コ○ファーザー(たけこ姉のミーマイレポ参照)」ジョン卿は、新たな方法で二人が共に居れる可能性を見つけだす。その事をサリーに告げに来たのだが・・・。
サリーを捜してビルが駆けつけて来る。
「サリーは出て行ったよ。もう、帰って来ない」と言うミセス・ブラウンの言葉を聞かず、街灯の下でサリーを待つ。ワンダフルでマーべラスでビューティフルなサリーを。
街の灯りと同じように、ビルの心に灯っているのはサリーと言う名の灯り。ビルを照らし出す小さな灯りはサリー。だからビルは言う「何を捨ててもいい。無駄になってもいい。君を待つ」と。
ミセス・ブラウンの持って来たサリーの置き手紙(実はまだ家の中にいるんだけどね。)「二度と貴方の前に現れない」(←ちょっと記憶があやふや^^;)
2階の窓からこっそり手紙を受け取ったビルを見るサリーの切ない事。そしてサリーの決意に負けたビルの心の灯火が消えた。

■ジョン卿の企み■
サリーを連れ出したのはジョン卿。彼のお友達に以前、言葉遣いを直すだけでフツーの女の子をレディに仕上げた人がいる。誰とは言わんが(笑)
自分の前からこつ然と姿を消したサリーを捜す為、ビルはあらゆる手段を使う。マリアがサリーを隠していると疑い、全てに対しあけっぴろげだったビルの心は閉ざされた。探偵を雇い、懸賞を付けた人捜しもした。それでも見つからないサリーを捜すため、ヘアフォードを捨てる決意をする。

■一族というものの重さ■
ビルの真剣な思いに、マリアも真実の愛を感じビルがヘアフォードから出て行く事を承諾する。
サリーへの思いに負けを認めたマリアは、ビルにお別れのキスをする。その時のマリアの微笑みはとても美しい。ビルを一族と認め、しかし手放さなくてはいけない、どうしても合い入れられない事を認めなくてはいけない淋しさを感じる。
マリアはエリザに出て来るのゾフィーに少し似ている。一族を愛し、家名を敬っていた。いじわるなのでも頑固なのでもなく、全ては一族を守る、その為の行動だったのだと思う。

■2~3発ひっぱたけ■
話が前後してるかもけど、ビルに言い寄っていたジャッキーはどうなったのか。そしてそのジャッキーに思いを寄せていたジェラルドは・・・?
っふ。ご心配なく。「気の強いワガママ女は2~3発引っ叩け」というビルの助言に後押しされ、ジェラルドは無事心配の種をゲットする
ラブラブで再登場の二人はある意味ベストカップルですな。

■サリー登場■
いよいよヘアフォードを出て行こうとするビルの前に、言葉遣いもたおやかなレディが登場。
「全てを捨てて、その方を捜しにいきますの?」「その方にお会いになったら、なんておっしゃるの?」
レディの質問に「バカヤロー」と答えるビル。
そのレディこそがジョン卿が作り出した、レディ・サリー。
ビルとの再開を果たしたサリーはやっぱりいつものサリーの口調で、あぁ、ビルにはこのサリーが必要なんだな。って感じた。

■幸せのラベンズ・ウォーク■
3組のカップルが誕生したミー&マイガール。
一組目。
32年と1ヶ月と2日(だった?記憶が)思い続けたマリアと結ばれたジョン卿。マリアのウエディングドレスはマーメイドラインにレースが沢山ついている可愛いドレス。
二組目。
利害以上のモノで結ばれた、ジャッキーとジェラルド。ジャッキーのドレスもマーメイドみたいな感じ。でも、マリアのよりちょっとあっさりした感じかな。
三組目。
全ての障害を乗り越えて、切れる事のなかった絆のビルとサリー。かなりスマートなドレスのサリー。個人的にはもっとふわふわしたドレスが玲奈ちゃんには似合うと思うんだけど、小さなブティックを開くのが夢のサリーだったら、このデザインを選ぶかな、と納得しました。
今回あまり触れなかったけど、バターズビー卿御夫妻も一族の絆をより強くさせる役で、シーン毎に派手ではなくてもしっかり固めてました。この夫婦も小技沢山でてましたもんね。そこ迄語れなかった自分が恨めしい^^;
招待客の中に、ちゃんとのぼさんいますよ。大須賀さんいますよ~♪
最後はラベンズ・ウォークを会場全体で踊り歌う。

楽しい、愉快、爽やかに物語が終る。

ミー&マイガールは、成長の物語って感じではなく、心の中にあったモノ。忘れてしまってたモノ。見失いそうになったモノ。気がついていないモノ。。。そういったモノを拾い集める物語だった気がする。
だってね、組み合わせは何ひとつ変わってないんだよ。ビルはサリーが好きで、ジョンはマリアが好きで、ジェラルドはジャッキーが好きで、バターズビー卿は妻だけを見ていた(むつみさんゴメンナサイ。名前を忘れちゃった


当初掲げた観劇目的。全てクリアです
充実の2日間3公演でした。カンパニーの皆様、有り難うございました。次は大阪にも来てね

そうそう
ラストのラベンズ・ウォーク。踊れなくってもいいから、踊る努力をしよう!もちろん歌いながら!!そしたらね、役者さんがにっこり微笑み返しをしてくれるよ。
オイラも踊れないながらも、一生懸命踊ってみたらば、法子さんの微笑みや、阿部さんの微笑み、大須賀さんの笑顔、日比野さんのギョロ目をゲットできましたもーん


ぷぃ~。長々とレポちゅーより要約出来てない物語の要約・・ココ迄読んでくれた君は、きっと暇人やね。ご苦労さまでした。そして、ありがとう