ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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JAZZYな妖精たち

2005-10-10 02:48:21 | 舞台関係
前回、8月13日に宙組さんの『炎にくちづけを』を見に行った感想はかかなかった。タイムリーに記事にできなかったのと、書かないままに寿美礼ちゃんのコンサートに行ったりしたからだ。
でも実は、この公演は初風さんの最後の舞台だったので、やはりちょっぴり何かを書きたいなぁと思って、今更乍らちょびっと書く事にした。
凄く悪いやつの役だった初風さん。初めに見た時が天照ちゃんだったので、どんなに悪い役をしても良い所を捜そうとしている自分がいる。第一印象って大きいよなって思ったのでした。
凄く悪い役だったけど、やはり初風さんの歌は素晴らしく、また、和央さんとはまったく違った印象が非常に良いと思ったのでした。
今後の活躍も楽しみにしております。


さてさて本題。
10月9日に行きましたるは月組さんの『JAZZYな妖精たち』
瀬奈さんトップ就任初めての大劇場でのお披露目公演ですな。(かなみさんもだけど)
タイトルと裏腹に、かなり切ないお話でしたのだ。
オイラは、久々に号泣に近い状態でしたの。
弱いのよね、人が健気に生き、そして死んでいくのは・・・
メルヘンでありながらも、儚く、切ない、そして厳しい、でも温かなストーリーでした。
個人的な収穫と致しましては、苦手だなぁ・・・と思っていた大空さんが結構好きかもしれないって気付いた事(苦いけどクセになる味に似ている)と、北翔さんのダンスがかなり好きかもってコトかなぁ
まだまだ、役者さんの見分けはつかないけど、少しづつ、好きな範囲が広がっていくってのが良いですね。
アイリッシュダンスをベースにしたオープニングで、とても迫力もありました。
う~ん...こんなコトなら『リバーダンス』のチケをゲットしておくのだった、と後悔しかり。
レビューでは、砂漠のシーンが素敵でした。特に、大空さんと北翔さんのダンスに気を取られて、見損ねかけた瀬奈さんがリフトしてくるくる回される所・・・男役が回されてるのって初めてみた~
そしてそのシーンのバックでコマを止めたように動かないダンサーさんたち・・・何となく、砂漠の砂紋に埋もれた遺跡のように感じました。
表現の素晴らしさって『動』だけでなく、『静』にもあるのだなぁなんて、改めて思ったシーンでしたね。

いろんな舞台見ると、それぞれに楽しい所、魅力的な所、吃驚する所があって面白い。
明日(・・・って今日だけど)は狂言とバンドネオンのコラボです。三番三を小松亮太さんが書き下ろしたとか・・・ごっつ楽しみです。しかも、千三郎さんの三番三・・・久々やァ~♪こちらもごっつごっつ楽しみなのだ


・・・コラボと言えば、ちょっと宣伝です。
オイラの知り合い・・・って言ってもイイのかな?・・・いや、一方的な知り合いのオディッシィ・ダンサーの幸子さんが歴史的建造物とインド舞踊のコラボIndia・太古のひびき at the 細野ビルヂングを10月22日に行います。
細野ビルヂングは先日、英世さんが語りでコラボしたビルヂングです。文学作品とのコラボの次は舞踊とのコラボです。歴史的空間の中で、インド舞踊はどう響きあうのか・・・ごっつ楽しみなコラボです。
まだ、オイラも申し込みしてないんだけど、行くつもり
もし、興味のある方は、是非いらして下さいね。
てか、幸子さんごっつ美人でっせ。しかも、オディッシィを踊っている姿の妖艶な事・・・これを観るだけでも価値があるかも~