ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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因幡の白うさぎ 2日目

2005-09-01 20:00:25 | ぶらり・・・旅
そんなこんなで6時起床の30日。
この日は美保関まで行くので7:20のバスに乗るのだ。う~ん。大変
やはりバスはぴょんぴょん元気よく跳ねながら進むのだ。
早起きしたからねぇ。。。かなりねぇ。。。ねむいにゃぁ~
うつらうつらとバスに揺られて美保関ターミナル駅へ。ココで村営(町営だったかな~?)バスに乗り換える。小ぶりのバスでタッタカ、タッタカ、走る走る走る
本日初めの目的地。美保神社であります。
御祭神は事代主尊と三穂津媛尊の二神。航海とか五穀豊穣とかの神様。
丁度、祝詞をあげてお払いが始まった所でしたの。らっきぃ~
厳粛に太鼓が鳴り、笛を奏でる。鈴の音もシャンシャンと境内に響く。う~ん。。。気持ちが落ち着くんだよねぇ。
悪魔Aと不幸Yはうっとりと祝詞に聞き惚れていた。
オイラはその間にジャリジャリと玉砂利を踏みならし、本殿をぐるっと散策。
大きな般若の面があったり、鯛の飾りがあったり・・・なかなか楽しいの事よ。
お守りがね、すごく可愛いの。薄い水色に赤い鯛がチラッとこちらを見ている構図
神社のお参りが済んだら、鳥居さんから横道に入ってみる。青石畳通り。
古い街並をそのまま残した情緒ある通り。お店はまばらにしかないけれど、なんだかほっとする。
祇園祭の時の京都の街のように、お家の中が見えるようにしている所もある。でも、概ねは今の生活が垣間見れるお家ばかり。
ここで素敵な醤油屋さんを発見
太鼓醤油店さんのお醤油には、後口に甘味があります。味もしっかりしてて、ホントに美味しいのだ
イチ押しは『甘露醤油』まさしく甘露でありんす。甲乙付け難い次点が『ポン酢醤油』ほんわりさっぱりのお味は何に掛けても合いそうだァ~
他にも味付け用のお醤油や刺身用、つゆ醤油等いろんな種類があるので、いろいろ試してみたい~

重いのに・・・この醤油に惚れ込んで、お試しサイズを6本購入・・・お・・・重い
ついでにココでバスの時間を聞いてみた。こちらの方はあまりバスを御利用にならないらしい・・・お店のにーさんが「時間調べて来ます」とバス停まで調べに行ってくれた。ええひとやぁ~
次のバスまで約1時間。灯台まで行くには時間がない。五本松まで行くにも時間が足りない・・・って事で海を見たりしながらブラブラと時間を潰す。
バスに乗って松江の城下町へと引き返す。その時に気づいたのだがね、ここのお家、棟瓦の妻面になにやらはめ込んである・・・鬼門に置く鬼瓦?いや違う・・・これは・・・・!おぉ~大国様やぁ~
そう、大国様や打ち出の小槌を象った瓦が葺いてあるのでした。可愛い~
城下の街でも所々に大黒様の瓦があった。この、出雲・松江というトコロには大国様が強く強く根付いているのだなぁ・・・と感動した出来事。

さて、街に戻った我々が一番にしたこと・・・それは、昼ご飯を食べること
昨日は出雲そばだったので、この日は老舗の洋食屋さんレストラン西洋軒へ。
デミグラスソースが御自慢だとか。。。で、オイラが選んだのは、
スープとライスの着いた、タンシチューとクリームコロッケのセットである。
サクサクのコロッケも美味しいし、じっくり煮込んだタンシチューも美味しかった~
ちなみに悪魔Aと不幸YはBセット。海老フライやグラタン、プチステーキにくし焼き等...いろんな種類が楽しめるセットをウマウマと食べていた。
食べている時が一番幸せなわし等って・・・お気楽やなぁ~

満腹になれば、カロリーを消費せねば!
へるん旧邸宅までぶらぶらっと歩いて行く。
ヘルンさんは言わずと知れたラフカディオ・ハーンである。日本名は小泉八雲
ハーンの部分をヘルンと訳されていたみたい。日本が発行した許可書に『らふかでぃお・へるん』と書かれていたもの。
幼い頃に左目を失明したハーンは、写真に写る時は必ず左目を隠し横向きで写っている。そんなハーンは日本に帰化し、16年とごく短い時間を日本で暮らし、時間を止める。
こぢんまりとした邸宅は、ハーンの愛した日本を十分感じられる静かな空間だった。
資料館も見学した後、島根物産観光館まで歩く。てくてくとお城のお堀の周りを歩く。島根物産観光館での目的は、『へるん先生』というお菓子を買うこと
じょうよ生地でスイートポテトを包んだ和洋折衷のお饅頭。これが美味しいんだ!松江に行く人。これ、買うべし
買い足りないお土産の補充も済み、そろそろわし等の旅も終わりが見えて来た。

4:30発大阪行きのバスにのってわし等は帰路に着く。
松平不昧公のお膝元、発達した茶の湯のお陰で、金沢に並ぶ美味しいお菓子の宝庫となった松江。お土産に購入したお菓子にハズレはありませんよ。不昧公様ありがとぉ~
ヘルン先生の紡ぎ出した日本の不思議達。怪談は怖いから読まないけれど、日本人が見落としてしまったものを拾い集めてくれた。ありがとぉ~
もっともっとゆっくりしたかった。でも、楽しい時間を過ごせたよ。
ありがとぉ。


悪魔Aと不幸Yはどうやら出雲大社と八重垣神社でビシビシ何やら感じるものがあったらしい。。。
オイラはまったく平常通り・・・
翌日に行った美保神社では清々しかったらしい・・・
っふ。。。やっぱりな。これで明白だ。
悪魔Aと不幸Yは29日の一日掛りで神様が浄化したんだ。で30日にやっと清々しく神様に受け入れられたのだ!清らかなオイラは初めッからなぁ~んの抵抗も問題もなく神様に受け入れられてたんだな・・・きっと


出雲よいトコ。また行きたいなぁ~
今度は因幡の白うさぎを訪ねたい・・・って事は海側だね、海側~