ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

小諸巡礼 その4

2016-06-04 12:00:00 | ぶらり・・・旅
28日

6時起きで朝散歩。
宿から一番近い懐古園をブラブラ。
前日に登りそびれた天守閣跡へ。
柵がないとか、関西ではありえない~^^;って思いつつ、端の方までビビリつつ行く。
なかなかスリリングぅ~~~((((;゜Д゜))))
朝散歩では写メは撮らなかったけれど、いろんな場所でカメラのタイマーで自撮りする怪しいオイラがいたのでした(笑)

一時間強の散歩で宿へ戻ると、既にSさんがスタンバイ。
この日も昼までエスコートしてくれる気マンマンでした。

朝早くから開いているお蕎麦屋さんで朝食を。

Sさんオススメの山菜そば(380円)
朝からお蕎麦もいいもんですね。


お店が開くのを待って、自家焙煎こもろさんへ。

ネーミングが「アルフブレンド」にちょっと似ているってことで、あさまブレンドを注文。
焙煎が浅すぎず深すぎず。。オーソドックスなコーヒーだそうです。美味しいでした^^
いろんなブランドのカップがあって、見ているだけでも楽しい♪

コーヒーを堪能して出てくると、道にカメラ小僧なおっちゃんやお子様を連れたママンたちの人だかりが。。。

5月の最後の土日には浅間ヒムクライムとゆーイベントがあるらしい。
高峰高原で行われるそうですが、参戦するカッコイイ車たち(車が全くわからないので^^;)が小諸の街をパレードしてくれるんです。
こんなイベントをことはオイラは知りませんでしたが、偶然遭遇できて、車に興味のないオイラでも楽しかったです。

しばし車が通り過ぎるのを興奮気味に楽しんだ後、Sさんが連れてってくれということで信濃国分寺跡へ。
4駅ほどの移動です。

741年に聖武天皇が国家鎮護のために発布された詔。
これによって創建されたお寺です。

こちらは金光明四天王護国之寺跡。
隣にはちゃんと法華滅罪之寺跡がありました。
しかし、ズバン!!っとしなの鉄道が通ってるんですけどね(笑)


現在の信濃国分寺・八日堂への山門。
今はお薬師さんが祀られているそうな。
お薬師さんだからお参りに行きたかったけど、結局行けずじまいでした。
あとから調べてみると、巳年にお扉開扉して特別拝観ができるようですね。
9年後・・・覚えていたらチャレンジです^^;


信濃国分寺資料館があったので見学。
貸切状態だったので、周りに気兼ねすることなくSさんに質問しつつ展示物を見ることができました。


昼になるので、一旦小諸へ戻ることに。
ランチはアモンさんへ。


アモンさんへ行くと、埼玉から来られたBさん(仮)が既に小山田スペースに。
しかし、アモンのお姉さんの計らいで同席させていただく(笑)
少し前まで、オイラにすくらっぷを貸してくれた姉の友達(小諸に移住済)が来ていたらしい。(アモンのお姉さん・談)
ニアミスだったなぁとか思っていたら、舞い戻ってきてくれたので会うことができました(笑)相変わらず、不思議な人でした。
その後、東京から来た地元東大阪のCさんも小山田スペースに入り、知らない者同士だけど、和気あいあいと談笑するオイラ達。


アモンさんでいただいたランチはシーフードパスタ。
以前、先生が美味しいと食べてらっしゃったってことで、4人ともシーフードパスタなのは壮観でしたヨ(笑)


Sさんは本陣に詰めるため戻り、BさんとCさんとオイラは桜井写真商会へと行ったのでした。
前日はSさんが妹さんと喋っていたので、今回はゆっくりいろいろ妹さんとお話することができました。

みっちゃんの出した写真集というのがあったらしいのですが、既に売り切れておりました。
んが!みっちゃん撮影のポストカードが販売されていることに気づいたオイラ!(エライ!!)
写真集はかないませんでしたが、ポストカードをGETしてホクホクなのでありました。
妹さんの作品も一点あり、みっちゃんとは又違う印象のポストカードも連れて帰ったのは言うまでもありませんね。


さて、ここでBさんとCさんとお別れ。
小諸での日中の一人歩きとなるのであります。



つづく












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小諸巡礼 その2

2016-06-02 12:00:00 | ぶらり・・・旅
草笛でくちくなったお腹をかかえ、小諸駅の観光案内所に。
こちらでは事前に「小諸市観光アンケート」にネットで答えていたので、その粗品をいただきに♪
いく先生のイラストのハンドタオルが粗品だったのです。
これから小諸へと行かれる方は、事前に回答しておくと思い出になる粗品がいただけますよ^^

観光案内所からすぐのところに、メイン会場である「本陣」があります。
駅前の開発で、とても綺麗に整備されたガーデンの奥にある建物なので、歩くだけでも楽しいです^^(そして本陣の写メもない^^;)

本陣で、今回の企画のstaffのひとりのSさんに出会えまして、この後の小諸での案内役をしてくださったのです。
いやー。方向音痴のオイラとしては有難いことでした。

Sさんは大阪から来られていたAさん(仮)と談笑されてました。
そこにオイラが割って入ったワケですね(・∀・)
しばらくいろいろ一緒にお話してたのですが、ちょうど1時すぎになったのでお昼ご飯へ行くことに。
まだお腹空いていなかったけれど、同行させていただくことにしました。

お店の名前は、教えてくださった方が(地元のお客様に考慮して)ネット公開して欲しくないとのことなので伏せますが、天ぷらの美味しいお店です。

お昼の天ぷら定食(1100円)を注文。



天ぷら屋さんならではの、揚げ玉がアクセントのサラダが激旨です。
ミニ茶碗蒸しも絶品です。
山菜の炊いたん(多分こんな関西風なネーミングではない^^;)も優しいお味でGOOD!!
大将お手製の漬物も、酸味が利いててさっぱり致します。



天ぷらは全部で8品。
初めてアカシアの花の天ぷらをいただきました。
ふんわり甘いお味で不思議!!こちらでは比較的食べられるんだそうです。
お芋とかお魚とか、とにかく揚げたてでめっちゃ美味しい!
お魚は、わさび塩をつけると格段に美味しくなりました^^

最後にごはんとアラのお汁が付いてて大満足♪

もーーーー。お腹いっぱい。(そりゃそうだ^^;)


満腹ながらも、次の場所「喫茶アモン」さんへ。
こちらにも先生の原画が飾られております。追悼展にかかわりなく展示されている作品もあるようですので、この期間に行けない方には嬉しいお店ですね。

とってもチャーミングな機関銃の様なおしゃべりのお姉さんが出迎えてくれます。
このお姉さん、オイラめっちゃ大好き!!!

先生の作品に囲まれるゾーンと、あの夏でまっているとゆー小諸を舞台にした漫画があるそうで、それに囲まれるゾーンと、クリスチャンラッセンゾーンと3つのゾーンに分かれておりました。

アイスコーヒーを飲みながら、次の目的地の相談。
たまたまオイラが座った席に、「先生が座ったことあるんだよー」ってお姉さんが教えてくれてテンションMAX。

アモンさんでもノートがあったので、それに書き込みしたり、雑談したり、次の場所決めたり・・・
桜井写真商会に先に行ってたAさんは懐古園へ。Sさんとオイラは桜井写真商会へ行くことに。その後駅前でAさんと合流し、先生のおうちへ向かうという算段に決まり、一旦Aさんとは別れます。
アモンさんを出ると、すっかりいい天気になってました。


桜井写真商会は、すくらっぷ・ブックに出てくる桜井光代、通称みっちゃんのモデルになった方のご実家です。
今は妹さんがお店番をされております。
Sさんと妹さんは懇意にされているので、横でニコニコ話を聞いていたオイラです。

みっちゃんのお店を後にし、Aさんと合流するために小諸駅へ。

Aさんは車で小諸入りしてたので、ここからAさんの車に便乗させていただくことに♪(ちょーラッキー!)


ご近所の方の迷惑にならないように、先生のおうちの前でひっそりと、しばし合掌。

猫好きな先生が作られた看板がありました。


浅間山に抱かれた場所。


もっと綺麗に浅間山が見えるポイントがあるとSさんがナビをしてくれました。



 


一面のキャベツ畑と木々の緑、山の碧、その上に広がる青い空のコントラストが何とも言えません。
山の形が関西の山とは全く違い、幾重にも奥行のある山の姿に感動。
この山が、いく先生の心のふるさとの山なんだなぁと、実感致しました。
(ちなみにオイラの心のふるさとの山は二上山♪)

浅間山の風景を堪能し、どうやらこの辺は遺跡だったとのことで・・何故かプチ発掘体験をし(笑)次の目的地、芦の原中学へ。

車だと坂道を登るのも下るのも楽チーン♪


金曜日の夕方だったので、学生がたくさんいました。
お迎えの車もちらほら。
生徒さんがいらっしゃるので、車の中からのみ芦中を見て終了することに。


この後、SさんとAさんと一緒に夕食へ行くのですが・・・それは次回に(笑)










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小諸巡礼 その1

2016-06-01 12:57:34 | ぶらり・・・旅
2016年3月28日。ひとつの訃報が舞い込んだ。
-- 3月23日 漫画家・小山田いく、自宅にて亡くなっている姿で発見。 --

いく先生の「すくらっぷ・ブック」は、私のバイブルである。
生きる指針である。
この作品と出会って、私の考え方や興味の方向が決まったといっても過言でない作品。
私にとって「すくらっぷ・ブック」は青春のバイブルなどではなく、現在進行形でバイブルなのである。

すくらっぷと出会ってから、小諸という場所はいつか行きたい場所の筆頭になっていた。
いつでも上位にあるにも関わらず、「いつでも行ける」そう思って実行に移さずにいた。
そこにこの訃報。。。

続いてファンの有志による声がけで、先生の追悼展が小諸で催される情報が舞い込んだ。



これは、行くしかあるまい。



そうして、今回の小諸巡礼は決行されたのである。




さて、行くと決めればその他のことをサクサクと決めていけるのは、観劇遠征の賜物でしょう。
日程調整も交通手段も宿の手配も順調に。


 
5/26 仕事の後、大阪駅のエキマルシェにて腹ごしらえ。
ピリ辛かに玉チャーハンをガッツリほおばる。

22:20発の夜行バスにて長野へ向かう。


窓の外の景色が関西とずいぶん変わったのに気づいたのは朝の6時半頃。既に長野に入っているんですね。


5/27 早朝、上田にて下車。


真田信繁公に出迎えられる(笑)
上田駅は真田丸一色でした。


しなの鉄道で小諸へ。

電車の中でカルチャーショック!

手動で開ける扉。。。
関西でもボタン式の手動は何度も見てますが、こちらは本当に引き戸を開けるように手動で開けるんです。
いやー、ところ変わればってこーゆーのなんですね!


そうして憧れの小諸に降り立ったのである。

まだ8時にもなっていないとゆーのに、お宿のお母さんはチェックインさせてくださいました。


懐古苑さん。
ここは小山田ファンの聖地の一つ。そして、今回の追悼展の会場の一つです。

  
先生の作品とともに、メッセージを書けるノートが置いてあります。
いろんな方がいらしてて、作品との思い出などを綴ってありました。



懐古園
は、8:30~17:00まで入園料(300円也)が必要ですが、それ以外の時間はフリーなので、その時間帯を狙っていくと良いですね。
藤村や小山敬三など4箇所ある施設に行く場合は、施設の入場料着きの入園料は500円也。
オイラは初めてのことですので、4施設巡りました。


まず最初に懐古神社へ。(写メ忘れました^^;)
祭神は、藩主牧野公歴代の霊・菅原道真公・火之迦具土命

。。。火之迦具土命なんだぁ。。。
火の神様だから、鍛冶とか温泉とかの神として信仰があるそうな。
へぇ。。。
こちらで家族の分のお守りをいただく。

園内をぐるっと回る。

富士見の展望台とか。。。


流石に富士山は見えなかったように思う。

これまた小山田ファンの聖地、水の手展望台(これも写メなし^^;)からの眺望もスンバラでした。
晴れていれば浅間山が見えるのに、富士山同様その姿は見えず。。。

他にも漫画に出てきた場所がそこかしこにあるのが懐古園。
妄想にふけりまくる。

3週くらいすると流石に妄想から脱却。

動物園もあるので、ひとまず行く。


あひる(?)の水道。


水を出すとこんな感じ。
なんだか・・・(苦笑)

お猿やくま、ライオンなんかもいるのです。


こちらはすみれちゃん。
なんか、近づくとブヒブヒと興奮気味に^^;



朝から何も食べずにいたので、そろそろ空腹に。
10時も過ぎたので、遅めの朝ごはんを「草笛」さんでいただく。


ざるそば(630円)とかき揚げ(250円)
大食いのオイラでも満腹の大盛りのお蕎麦です。
いや、これが中盛りなんですが。。。
お好みで大盛り、小盛りにできるので、女性は小盛りで十分かもしれません。
かき揚げはサクサクで、何もつけなくっても十分美味しいでした^^



さて、長くなってきたので、昼からの行動は次回につづく。








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京都~♪大原、三千院♪

2014-07-07 13:32:35 | ぶらり・・・旅
恋に破れるか破れないとか全く無縁な女の二人旅。
7月6日、情緒あふれる大原に行ってまいりました。

今回は「三千院に行きたい!」とゆーN田たっての希望により実現。
オイラも長らく行っていないし、数珠巡礼のお寺の一つでもありますので即OKだった訳けです。

先ずは、平家縁のお寺。寂光院

壇ノ浦で救い出された建礼門院徳子が、仏門に下り、安徳帝と高倉上皇、そして平家の菩提を弔ったお寺です。


創建は古く、推古帝の御代に聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝わります。
ちなみに写真は書院の欄干。ちょっとくるくるしてて可愛いのだ。


本堂は平成12年に放火に会い、全焼したのです。
山の動物がセンサーにあまりにも引っかかるので、防犯のセンサーを切っていた時に起きた事件なのだとか。犯人は未逮捕なんだとか。犯人は一体何を考えているんでしょう。許せません。きっと仏様がさとしに行かれていることでしょう。
ちなみに焼ける前の本堂は、豊臣秀頼公の母・淀殿が平家物語を好きだったことから再興された桃山建築だったそうです。扁額にもそう書いてありました。


豊臣秀頼公が寄贈した雪見灯籠。
灯篭の近くに、「花子とアン」で今脚光を浴びている蓮子様(白蓮)のお母様の歌が刻まれた石碑がありました。ちょっとタイムリーな発見(笑)


放火によって枯れてしまった千年姫小松。
徳子がいた時代からある唯一のものだったそうです。あ、あと地面も当時のままって(笑)
後白河法皇が徳子を訪ねてきた折に、この松の辺りを昔話をしながらお二人が歩かれたそうです。


沙羅双樹がぽとぽとと落ちております。
大原の里には沙羅双樹がたくさん植わっているんですね。
盛者必衰の理をあらわしているのでしょうか。


これも秀頼公からの手水鉢。
紫陽花が飾られてて、とても可愛い~♪


徳子がいた庵の跡地。
今は苔むしてひっそりとしております。すぐ横に井戸があるのですが、水は今もこんこんと湧いているそうです。(近くに行っては見れません。残念)
跡地の奥には、焼けたご本尊様が納められたお堂があり、春秋の2回御開帳されるそうです。

一旦寂光院から出て、となりにある徳子の御陵をお参り。


昔は寂光院の敷地内に徳子の陵墓はあったらしいけれど、明治以降宮内庁の管轄となり寂光院とは分離されたんですって。

この時点でオイラ達、のんびり拝観するもんだから、気づけばすでに12時を回っております。
急ぎお昼を予定しているお店へ。

沙羅双樹に見送られながら(笑)



さて、お昼は事前に調べておいた来隣さんへ。
来隣さんは、大原のお野菜をふんだんに使った料理を出してくれるお店なのだ。
N田はアラビアータ(\1,000-)を、オイラは大原プレート(\1,500-)を。


最初に出てきたのは盛り盛りのサラダ。
ズッキーニやかぼちゃを生で食べたのは初めて!
ドレッシングが激ウマでGETしちゃいました(笑)
最初のサラダからボリューム満点。通常のランチについてるサラダの倍以上はあったと思います。


オイラのプレート。
地野菜(ナス・ズッキーニ・豆・ピーマン)と地鶏のソテー、トマトのチーズ焼き、コロッケ、卯の花、万願寺とナスの煮浸し、きゅうりの浅漬け(?)、オムレツ、コーンスープのフワフワ(?)、お漬物、古代米、キャベツのお味噌汁
ものすごいボリュームです!大食いのオイラでも満腹でしたから、多分男性でも満足いくボリュームではないでしょうか。


N田のアラビアータ。
ザックリ大きく切ったパンが二つにトマトとズッキーニとゾーセージのアラビアータもガッツリたくさん盛られています。
大食いのN田でも大満足だったアラビアータも、男性でも満足いくボリュームだと思う。

っちゅーことで、来隣さん、ボリューム満点すぎるので、少食の女性や男性は注文時にちょっと気をつけてくださいませ(笑)

スイーツもあったので、次回はスイーツを食べたいなぁ。


ゆっくりお昼を食べていたら、雨が降りだしてました。

三千院には紫陽花園と苔のお庭があるので、この時期を選んだんです。
雨で足元は悪くとも、苔や紫陽花は情緒万点♪


但し、雨降りだと写メを取らないとうことが判明(苦笑)
そんな訳で、後半の三千院の写真が入口のみなのでありました。

客殿から宸殿までユルユルとお参りし、お薬師さんにもご挨拶♪
で、往生極楽殿へと行ったらば。。。。この日のご説明は終わっちゃってました^^;
15:30までには行かないといけないですね。
オイラは以前に聞いたことがあったので、怪しいオイラの記憶をN田に説明(笑)
勢至菩薩様と観音菩薩様がちょっと腰を上げた前かがみなのはなぜですか?とお坊様に聞くと「よっこいしょのよの姿勢だよ」と、教えてくださいました。
阿弥陀様の光背は江戸時代の作だそうです。
この日仕入れた知識は、仏様はそれぞれの仏様によって、決まった決まりごとを反映して仏師によって作られているけれど、光背は作り手のオリジナルを盛り込むことができるんだそうです。

紫陽花園、金色不動堂、観音堂、石仏(めっちゃお顔が好みでした♪)を経て円融蔵に来る頃には雨はダダ降り状態で・・・。
16:30を過ぎようかという時間だったので、音無の滝を次回に回し帰路に着いたのでした。


オイラ達ってのんびりお参りするもんで、2ヶ寺じかお参りできませんでした(笑)








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雪の京都

2014-01-24 20:19:51 | ぶらり・・・旅
日本全土を寒波が覆った1月19日に、中学からの友達N田と共に、京都へ行ってまいりました。
オイラは春日さんとか近所の神社とかお薬師さんとか行ってるけれど、N田は年明け一発目のお寺だったようで、ある意味、遅れ馳せながらの初詣となりました。

共通一次の2日目だったこの日。
ニュースで注意を促すほどの寒波でしたね。
京都も例に漏れず、盆地の底冷えを遺憾なく発揮しておりました。

しかし、雪景色を見たいと以前から言っていたN田にしてみれば、この日のこの気候は打って付けなのです。
当初は六波羅→建仁寺とお参りする予定を急遽変更。
雪の清水さん詣でと相成ったのであります。



屋根に残る雪が映える仁王門。
足元に雪がないのが有難いですね。


境内のいろんなところで修復の工事がされておりますが、清水の舞台は修理が終わっていたようです♪


山茶花にもフカフカの綿帽子。


柵の上にも積もった雪が凍っております。

なんだかちょっと雪があるだけで、風流な感じがしますね。
ドカ雪ではなく、木々にうっすら降り積もっている様がなんとも良い。
ふわふわと、風花が舞っています。


坂を下りかけて、「そうだ!田村麻呂を祀ったお堂!!」と、坂上田村麻呂の存在を思いだし、来た道を戻るオイラ達(笑)

お堂の場所が解らなくて、最初はスルーした地主神社にもお参りしたさ。
それでも解らなくって、地主神社の社務所の方に聞いたけど、「下のお寺で聞いてください」とのこと。
同じお山にいても、すぐ近くのことでも知らないんですね。ちょっとビックリしました。

清水さんの方に尋ねるとすぐに解りました。
最初っからそうすれば良かったんですね。


無事、田村麻呂様にもご挨拶できました。
「ようやく来ました。有難うございます」とお参りしていると、さぁっと光が差して来たのが嬉しかったです♪

坂上田村麻呂といえば、陸奥国の蝦夷平定の立役者として有名ですね。
なぜ清水さんに田村麻呂のお堂があるのかと言うと、彼が奥様の安産祈願の鹿狩りに音羽山に入ったところ、ここで草庵を結んでいた賢心と出会い観音様の道を諭されます。観音様の教えに深く感銘し仏法帰依した田村麻呂は、ご自分の邸宅を仏殿に寄贈したのであります。
なので開山堂=田村堂となっているんですね。

ずっとお参りしたかったので、清々しい気持ちでした。

そして蝦夷といえば忘れてはならない英雄がいますね。
田村麻呂をして、助命嘆願をさせた男。
阿弖流為。


阿弖流為と母禮。この二方の碑も境内にあります。
以前牧野公園にある首塚にお参りしたことがあります。(このあたり参照 →  )以来、来なきゃな~と思いながら放置していた清水さん。ようやくホッとしたのでありました。

清水さんで思わず時間をかけてしまったので、急いでお昼と取ることに。


お昼のお店を探しつつ、お土産なんぞも購入。
川勝のお漬物を買ったお店のおばちゃんと妙に話が合っちゃって(笑)おばちゃんのご好意でキュウリバーを1本頂いちゃた♪
N田と仲良く半分こ。お腹すいてたので、瞬殺で食べちゃいました(爆)
おばちゃん、ごちそうさまでした!

さてお昼ご飯に選んだのは、建物が歴史建造物である五龍閣の夢二カフェ。


お豆腐のサラダ。なんか、ピリっと辛かったのが食欲をそそります。


オイラは白味噌の京野菜パスタ。N田はハンバーグをチョイス。
野菜がシャキシャキホクホクで美味しいです。
但し、小芋さんは激アツなので要注意でした(笑)


飲み物はプレーンの豆乳HOTをチョイス。N田はコーヒー。きな粉の野菜カステラ付き♪
プレーンの豆乳は食後の飲み物とゆーよりは、食事の続きって感じでした。


この日の京野菜はコレ。
蕪、金時人参、ごんぼさん(牛蒡)、万願寺、小芋 だと思う。

よくしゃべり、よく食べたので次の場所へ移動。
途中で、めっちゃええ香りが・・・


香りを辿ると、蝋梅が咲いてました。
ほんま、地味な容姿から考えられない芳しい香り。
・・・しばしうっとり(*´д`*)

写真を撮り忘れましたが、次に向かったのは六道珍皇寺。
っちゅーか、六波羅目指したら先に珍皇寺さんに着いたんだけど(笑)

珍皇寺さんは、小野篁様が冥界に行かれる入口のお寺として有名ですね。
え?篁様を知らぬだと?閻魔様の補佐もされてた方だぞぃ。
N田は晴明さんのエピソードとちょっと混同してました(笑)

ここでは少しお坊様とお話もできて楽しかったです。
なにより一番テンション上がったのが、ご本尊様がお薬師さんだったこと!!!
いやー。御開帳の時にまた行きます!!と約束しちゃったぃ。

珍皇寺を出て、六波羅蜜寺へ向かう。
途中で見つけた素敵な場所。


ハッピー6原
時間があれば、絶対散策してました。今回は時間がなく断念。(っち)


六波羅に着いたのは4時前でしょうか。
宝物館が先に閉まるとのことなので、急ぎ空也様に会いに宝物館へ。
あぁ、何度お会いしても頭が垂れる空也様のお像。
南無阿弥陀仏が目から耳から入ってくるようです。大好きなお像なんですよね。
もちろん、清盛様もお素敵ですし(←清盛好き)鬘掛地蔵様のスックと立たれたお姿も大好きです。
あぁ、お寺ってイイですね。

宝物館を堪能した後、遅れ馳せながらの本堂へ。
内陣との境界のところの、なんちゅーの、あれも欄間っちゅーのん?
そこに丸い穴が空いていたので、気になって聞いてみました。
すると、ご結縁の組紐を通す穴だと思われがちですが、懸仏があった名残なんだそうです。古くなって危ないので取り外されたんですって。
なんでも聞いてみるもんですね。

六波羅もゆっくりお参りし、そろそろ帰路へ。


本堂で冷えたので、京都六波羅saganさんでお茶をする。
オイラはホットほうじ茶ラテを注文。
ランチも美味しそうだったしワインが飲めるようなので、今度ゆっくり行ってみたいかも。














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たまには京都・きぬかけの道へ ~鹿苑寺編~

2013-04-21 12:43:39 | ぶらり・・・旅
滑り込みで鹿苑寺へ。
基本、寺社ではしっかりとお参りしたいN田とオイラですが、この日は完全に観光状態でした。
仏様すみませんねぇ。



通称:金閣寺。相国寺の塔頭寺院なんですって。
足利義満が西園寺公経から譲り受けたもの。義満の死後、遺言により寺院となった。義満の法名、鹿苑院殿より二文字をとって鹿苑寺としたそうです。
舎利殿の初層に釈迦三尊を安置。法水院というそうです。寝殿造りで作らており、貴族階級を表していると考えられています。
二層目は観音殿(潮音洞)と呼ばれ、書院造で造られているとか。書院造は鎌倉時代に成立した様式で、厳密には武家住宅の特徴である。これは武士階級を表しているんですね。
最上層にはお舎利を納めています。ここは仏殿の様式で作られ、佛の世界となっているとか。
この様式の重ね方でわかるように、天皇中心ではなく幕府を頂点とした世の中であることを、ひいては足利が天皇家よりも格が上であることを暗に表しているとも言われているとかいないとか。

古人の思惑はさておき、西日を受けた夕映の金閣は格別に美しいでした。


丸瓦好きのオイラです。
鹿苑寺の丸瓦、鹿の文字入りでめっちゃ可愛い~♪
お釈迦様が初めて説法をされた鹿野苑にちなんだ義満公の法名がお寺の名前となり、こんな可愛い丸瓦のデザインになるなんて。なんだか不思議ですね。

ギリギリで入った鹿苑寺でしたので、特別展は既に閉館してたし方丈もお庭もほとんど割愛。真っ直ぐと不動堂へと進んでいったのでした。
そしてこれまた滑り込みで御朱印をいただいて・・・。
お不動さんにはちゃんとお参りしたけれど、こんなに駆け足でのお参りで御朱印をいただくのはちょっと気が引けました^^;

トロトロと参拝するオイラ達に、一日3ヶ寺はちょっとキツかったな。ってのが感想です。


なんとか鹿苑寺へのお参りを済ませ、北野白梅町駅へ向けて歩き出したのでした。(あくまでもバスを使わないオイラ達です。)









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たまには京都・きぬかけの道へ ~龍安寺編~

2013-04-19 13:25:54 | ぶらり・・・旅
嵐山・東山1dayチケットを利用して行ったんですが、やはり仁和寺からの移動は・・・歩きでしょ♪
歩くの大好きなオイラ達です。ザクザクときぬけかけの道を歩いて竜安寺を目指しました。



龍安寺といえばこの石庭。
正式名称は「方丈庭園」と言うのだそう。代表的な枯山水の庭園ですが、作者が不明なのでその庭の意味が謎に包まれている為、見る人に意味を委ねる禅の美を極めたお庭なんだって。
菜種油を混ぜた土壁は、気候や湿度で色合いが変わるそうで、見る時々に違った表情になるんだとか。
枝垂れ桜がお庭の外側から彩を添えてるのが粋ですね。
一陣の風に花びらが舞うお庭は圧巻でした。


そして龍安寺といえば、「ワレタダタルコトヲシル」の蹲踞が有名ですね。
中央の水穴を口に見立て右回りに読みます。
上に五を置いて吾(ワレ)
右に隹を置いて唯(タダ)
下に止を置いて足(タルコトヲ)
左に矢を置いて知(シル)
これは「知足」の心を図案化したものだそうです。光圀公の寄進だと伝わっているとか。


参道(境内?)では八重の桜を始め枝垂れ桜が満開。
人もまばらで、のんびり散策できます。

石庭の裏側もよく見えますよ。方丈から石庭を見ると、庭を区切る壁から流れ込むように桜の枝が垂れ下がります。枝垂れの周りに背の高い木を植えているので、自然と桜は開けて日の当たる石庭側に枝を張るように周りを作り込んでいるんですね。なんだかバックステージを見ている感じ(笑)


枝垂れのトンネル。風流風流。


何の花でしょうか。可愛い小さな花もありました。

桜の時期には遅かったかな?と思っていましたが、八重や枝垂れはまだまだ見頃。桜は染井吉野ばかりじゃないってことですね。
桜を堪能できてホクホクのオイラ達なのでした。

さて、まだまだきぬかけの道を参りますぞよ。





余談ですが、きぬかけの道とは衣笠山の麓にそった、鹿苑寺から仁和寺までの2.5kmの道のことです。名前ほどたおやかで風流な道ではなく、ガンガンに観光バスや地元の車が往来する、観光と生活に密着した道となっております。
衣笠山の名前は、宇多法皇様が夏のさかりに「雪が見たい」とご所望になったので、山に白絹を掛けた故事に由来します。きぬかけ山とも呼ばれるそう。
五山の送り火で有名な、左大文字山も見えます。








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たまには京都・きぬかけの道へ ~御室の桜編~

2013-04-18 11:59:50 | ぶらり・・・旅
4月14日。かなり遅い目ではありますが、地元の友達N田さんと一緒に京都へお花見に出かけました。
行き先は、遅咲きで有名な御室仁和寺。
しかし今年は、仁和寺の御室桜でさえ「落花」し始めているという暖かさでした。


いくつかは満開でしたが大半は満開を少し過ぎ、一面が桜の絨毯です。
これはこれで風流ですね。


桜の苑の向こうに五重の塔が見えます。
このビュースポットで後ろのじーさんに、「写真撮ってんねんけど」とカメラで小突かれてちょっと気分が悪かった事を書き留めておこう。。。人が多いんだもん、混み混みなのはお互い様やんけ~と思ってしまう。まだまだこんな対応をニッコリ流せるほどの心の修練はできていません。


そんなじーさんのいるビュースポットでなくっても、桜と塔の組み合わせは写せます。
綺麗な桜をみて、心のモヤモヤを散らしてしまおう!


威風堂々。五重塔です。
四方の隅木を支える邪気が可愛いです。それぞれ表情や手の位置が違うのも見所ではないでしょうか。
N田と二人、テンション上がりまくりの五重の塔でした(笑)


額には胎蔵界大日如来の梵字「アーク」の文字。
中には大日如来様が祀られているそうです。


塔を見ると、どうしても角から写したいオイラです。
綺麗に屋根の隅が一直線になっていますね。

阿弥陀様をお祀りする金堂にお参りした後、御朱印をいただくために納経所に御朱印帳を預ける。
御朱印帳を書いて頂いている間に、水掛不動尊へ。


ナガーイ柄杓でお不動さんの足元に湧くお水をお掛け致します。


オイラの御朱印帳のお預け番号は8番でした。お薬師様のご縁日の8日と同じ8だったので、金堂とともに記念撮影しておきました(笑)
因にお薬師様は霊明殿にいらっしゃるようです。(←今回行ってません)


勅使門から続く壁にある丸瓦。桜の文様です。可愛いね~♪


そして勅使門の透かし。美しすぎます。大正時代の再建だそう。


御殿は今回拝観せず。
次の桜を求めて移動開始のオイラ達なのでした。










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紅葉狩り in 鞍馬~貴船 その2

2012-11-21 09:55:36 | ぶらり・・・旅
二ノ瀬からさらに叡電に乗り、ようやく鞍馬へ。
お昼抜き状態だったので、ここでお昼を食べることに。
既に14:30を回っております。手近なお店でくらまそばをいただきました。(N田はくらまうどん)

うずら・海苔、餅、松茸麩が入ってます。
寒いからか、アツアツだったのにすぐに冷めて食べやすくなってました^^;

鞍馬に着いてから、それまでも少し時雨れていた雨が激しくなってきて。。。

鞍馬のお土産の佃煮を購入してから入山致しました。
入山料200円が1dayの割引で100円に!お土産屋さんでも割引してくれました。1dayパス様様です^^


由岐神社のご神木。
N田が注連縄を張ってある木を見るたびに「ここのご神木って木かな?」と問うてくる。
「ご神木って時点で木ですが?」と何度も答えるオイラ(笑)
N田本人は「ご神体」ってつもりで言ってるのは解ってるんだけど、突っ込まずにはいられない関西人です。

本殿まで行く間の坂道でもヒィヒィもんです。
義経の供養塔はちゃんとお参りしたけれど、ほかのお社系はすべて遠くから手を合わすので許していただいた。
もう体力無くなり過ぎ。
これじゃぁ、二上山では行き倒れ必至^^;


それでも何とか登る。登るしかないんだ~!


何とか本殿まで辿り着き、お線香をあげる。(手タレはN田)


吉田監督(当時)も必勝祈願をした本殿の前にいる狛トラ。ウズウズの背中の模様も尻尾もプリチー☆
っつか、なぜ寅かと申せば、鞍馬寺の本尊である毘沙門さんが寅の月の寅の日の寅の刻に鞍馬に現れたことに因むとか。(オイラ、N田に寅年に建てられたって嘘言ったから訂正しておかねば^^;)
戦いの神の毘沙門さん。寅に縁の毘沙門さん。
どうぞ来年のタイガースにご加護を。


本殿からの景色。
さ。陽が落ち切らないウチに奥ノ院目指して行かねば。

奥ノ院への扉に「ここから先に明かりはありません。日が落ちてから入るのは危険です。真暗です。獣も出ます」と書かれてて、ちとビビる。
でもね、まだこの時間(16:00頃)だとお連れさんがおります。人がいるうちにレッツゴー!

本殿から奥ノ院までは約800m。木の根の道を越えて登っていきます。オイラは登りがきつくって息が上がります。休みたいけれど休んでいると後ろの人がドンドン越していくので焦ります。ほかの人たちと一緒に行かねば!!
丁度半分くらいのところが山の頂上でしょうか。
そこからは下りです。
下りは自分の体を持ち上げなくっていい分楽ちんです。
N田はくだりがきつかったらしく、木の根に足を取られて転んでました。
しばらく下るとようやくお堂があります。

奥ノ院か?

と思って近づくと「正僧ヶ谷不動堂」と書かれてます。
ずいぶん昔、母ときたときにも騙されたお堂です(笑)←お堂さんは騙してません。勝手に自分が勘違いしてるだけ~^^;
不動堂からさらに少し下るとようやく奥ノ院に到着。
時間次第では、本殿に戻ることも視野に入れてましたが、下った道を上る気力はありませんでした。
奥ノ院をお参りする人が途絶えるまでに、ササッとオイラ達もお参りを終え、貴船に下る一行に着いていく。置いてかれたらたまらんもん。

既に16:30を過ぎている。
雨降ってだけでなく、日が落ちてだんだん暗くなってくる山道。
前後にお連れさんがいたので安心して下ることができました。

16:50頃、無事貴船に下山。
丁度あたりに闇が迫ってきてて、ライトアップにちょうど良い時間です。


17:00頃。今日の最期のお参りの場所、貴船神社に到着です。

流石は水の神さんです。
貴船ではずっと雨でした^^;


電気ですが燈籠が置かれています。


篝火も焚かれていました。


奥宮までの参道にも燈籠が置かれて、誘うようです。

奥宮の入り口で夢守(むすび)の灯りをいただき(100円)舟形石に添えられた竹筒に置きます。





火は明るく暖かく清め人を結びつける・・・と太古の祖先は考えたのです。

 
ふたりして、ちゃんとご縁をいただこうと献灯。


こうして奥宮を後にしたのでした。


雨の紅葉灯籠で締めくくりでしたが、当初の予定はほぼクリア。
唯一できなかったのは、鞍馬で売っている牛若餅が売り切れで食べれなかったことくらい。N田が非常に悔しがってました。

臨時バスで叡電貴船駅に戻ってくると、錦を纏ったもみじがお出迎え。

グラデーションが美しい。真っ赤も良いけれど、こういう紅葉が錦だと思う。


中途半端な昼食だったので夕飯を食べ損ねてたオイラ達は、出町柳の志津屋さんのサンドイッチを買い込みました。
帰りの電車の中でもぐもぐ食べるオイラ達。
この日の歩数、2万歩を軽く超えておりましたとさ。


翌日、足も体もガクガクでギシギシのオイラがいました。
N田もきっと同じだったと思います。


皆様、秋は堪能してますか?
オイラはしっかり堪能できました。








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紅葉狩り in 鞍馬~貴船 その1

2012-11-20 11:48:02 | ぶらり・・・旅
観光客の多い時期にあまり出歩かないオイラですが、お誘いがあれば別の話でございます。
今回は中学からのお友達N田と一緒に紅葉狩りへ行って参りました。

8時半に家の近く(お互いパラサイトなので^^;)で待ち合わせをし、いざ京都へ!って思ったのに、最寄駅でいきなり出鼻をくじかれる。
「叡電(叡山鉄道)停電のため、鞍馬貴船1dayチケットの発売を中止します」の文字が・・・。
前日の大雨の影響か、叡電が前夜から停電中なんだとか。復旧の見込みも未定とのこと。
鞍馬貴船ルートしか考えていなかった我々は、どうする?どうする~??ってアワアワしちゃいました^^;
結局、大原にしようか・・・と話を纏め、大原1dayチケットを購入。ホームで電車が来るのを待っておりました。
しばらくすると駅員さんがホームに来て我々を探し「叡電の停電がもうすぐ解除されますが、行き先を代えられますか?」とわざわざ教えに来てくれました。
気分はデュークの♪京都~大原三千院♪だったのですが、初志貫徹ってことで行き先を再度変更し、鞍馬貴船へと戻したのでありました。

そんなこんなでせっかく8時半に待ち合わせしましたが、30分ほど地元の駅でロス(笑)
でもまぁ、もともと行きたかった場所へ行けることになったのでいいかぁ~♪とお気楽な二人であります。

午前中から出かけると鞍馬貴船だけだとめっちゃ早く着きすぎます。
1dayチケットを有効利用するためにも、鞍馬に行くまでにどこかへ寄ろうと言う事になりました。
オイラが行きたかった実相院と、N田が気になっていた白龍園に行くことに。
白龍園は今年から拝観できるようになった庭園で、出町柳の駅でのみ1日100名限定でチケットを発売しております。1500円とかなりお高い。
さてこの選択、吉と出るか凶と出るか・・・こうご期待。


先ずは実相院。


岩倉の駅から徒歩10分くらいでしょうか。
拝観料は500円。1dayチケットの割引があったので団体料金の400円で入ることができました♪
床紅葉が有名な天台宗の寺院です。寺院と言ってもお寺~って言うよりは門跡っぽい印象です。(ってか、門跡寺院らしいです^^;)
各お部屋の公開の他、幕末の日記なんかが展示されています。
浦賀沖に黒船がきた~とか、足利さんの木造の首がさらされた~とか^^;N田が興味をそそったのが処刑のイラスト。。。ちゃんとちょんまげ結ってる~!って。どこに着眼してるんだか(笑)


門を入ってすぐの紅葉

お庭

うーたんもおりました
 
池に映る紅葉も美しか~♪

緑の苔の間から顔を出しているのはキノコです。色が少し飛んでますが、鮮やかなオレンジのキノコでした^^

実相院の前の公園の紅葉がものっそ綺麗でした。

青い空に真っ赤な紅葉は良く映えます

木漏れ日ちらちら

公園でかなりテンションが上がる二人(笑)
実相院の中より、もしかしたら公園の中の方が紅葉を満喫したかも(爆)


さて、再度叡電に乗り込み次は二ノ瀬の駅へ

出町柳行のホームにある駅舎はとっても風流に造らております。

二ノ瀬駅から徒歩7~8分くらいでしょうか。

民家の脇を通りながら進むと、叡電の鉄橋が見えます。
カメラ小僧のオッチャン達がシャッターチャンスを狙って構えている前で折り返して白龍園へ。

この白龍園は、青野株式会社さんが所有している庭園です。
本来は会社の接待など社内で使われるそうなのですが、今年から期間限定で特別公開をされているのであります。

東屋があちこちに設けられています。
この入口すぐの紅葉、幹がたくさん別れて東屋を覆うように枝が伸びてて、ひときわ美しいでした。
 
奥の方には小さな滝があり、そこに橋が架けられています。
橋への階段が緑に縁どられてて、橋の赤との対比がきれいですね。
ただし、立ち入りは禁止になってました。

石灯籠も風流です。

燈籠の模様の一つ。
トラかな~。可愛い^^

初代の青野社長がこの土地を購入し、お庭に仕上げたんだとか。
もともと白髭神社と八大神社(だったと^^;)、それに安養寺があったそうですが、初代が購入された時には朽ちていたらしいです。小川も土砂で埋まっていたそうです。
神社は再興し、お寺は跡として残っております。

薬師堂もあったそうで、お薬師さん好きと致しましてはなんだかご縁を感じます。
安置されていたお薬師さんは、今は二ノ瀬東ノ宮付近の総堂に安置されているとか・・・。会いに行かねばなりませんね。(今回は行っていません)


一日の定員が100名のためか、人がまばらで本当にのんびりできます。

おトイレさんへ行く道の紅葉だってとっても綺麗。
さらにおトイレさんもさすが会社保有の庭園だけあって、最新式で綺麗でした(笑)

園の向かいには、古民家を利用した茶屋があります。

囲炉裏を切って炭がくべられてます。
さすがにお湯は沸かしてませんでしたが、鉄瓶もいい感じですよね。
お抹茶は800円とちと高めですが、なんだかゆったりできるのでヨイヨイと思っちゃいますね。

窓からはテレビのCMで見るような紅葉が堪能できるのでありました。]

1500円とお高いと思った入園料でしたが、これだけゆっくり人を気にせず景色を堪能できるんだったらOKだったね~と、N田もオイラも大満足だったのでした。


鞍馬に着くまでに、大分と時間を食っちゃいました。
その2に続きます!








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