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たまには京都・きぬかけの道へ ~龍安寺編~

2013-04-19 13:25:54 | ぶらり・・・旅
嵐山・東山1dayチケットを利用して行ったんですが、やはり仁和寺からの移動は・・・歩きでしょ♪
歩くの大好きなオイラ達です。ザクザクときぬけかけの道を歩いて竜安寺を目指しました。



龍安寺といえばこの石庭。
正式名称は「方丈庭園」と言うのだそう。代表的な枯山水の庭園ですが、作者が不明なのでその庭の意味が謎に包まれている為、見る人に意味を委ねる禅の美を極めたお庭なんだって。
菜種油を混ぜた土壁は、気候や湿度で色合いが変わるそうで、見る時々に違った表情になるんだとか。
枝垂れ桜がお庭の外側から彩を添えてるのが粋ですね。
一陣の風に花びらが舞うお庭は圧巻でした。


そして龍安寺といえば、「ワレタダタルコトヲシル」の蹲踞が有名ですね。
中央の水穴を口に見立て右回りに読みます。
上に五を置いて吾(ワレ)
右に隹を置いて唯(タダ)
下に止を置いて足(タルコトヲ)
左に矢を置いて知(シル)
これは「知足」の心を図案化したものだそうです。光圀公の寄進だと伝わっているとか。


参道(境内?)では八重の桜を始め枝垂れ桜が満開。
人もまばらで、のんびり散策できます。

石庭の裏側もよく見えますよ。方丈から石庭を見ると、庭を区切る壁から流れ込むように桜の枝が垂れ下がります。枝垂れの周りに背の高い木を植えているので、自然と桜は開けて日の当たる石庭側に枝を張るように周りを作り込んでいるんですね。なんだかバックステージを見ている感じ(笑)


枝垂れのトンネル。風流風流。


何の花でしょうか。可愛い小さな花もありました。

桜の時期には遅かったかな?と思っていましたが、八重や枝垂れはまだまだ見頃。桜は染井吉野ばかりじゃないってことですね。
桜を堪能できてホクホクのオイラ達なのでした。

さて、まだまだきぬかけの道を参りますぞよ。





余談ですが、きぬかけの道とは衣笠山の麓にそった、鹿苑寺から仁和寺までの2.5kmの道のことです。名前ほどたおやかで風流な道ではなく、ガンガンに観光バスや地元の車が往来する、観光と生活に密着した道となっております。
衣笠山の名前は、宇多法皇様が夏のさかりに「雪が見たい」とご所望になったので、山に白絹を掛けた故事に由来します。きぬかけ山とも呼ばれるそう。
五山の送り火で有名な、左大文字山も見えます。








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