ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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八雲八重垣妻ごみに・・・ 神話博しまね編

2012-09-26 11:55:13 | ぶらり・・・旅
実はこんなことを言っては罰が当たるぞ!って言われるかもしれませんが、出雲大社自体には何も感じないオイラです。
以前行った時(この辺り参照→)に友達はいろいろ感じるもんがあったようですが、オイラは平気の平左。今回も同じ。鳥居さんをくぐるときもお社に向かっても「うぃっす!」って気分や清々しさはありますが、いわゆるそーゆー感じのものは感じなかったのであります。(←オイラが鈍感なだけかもしれませんがね)
ただお社を出て、歴博へ行く道すがら振り返ったそこにあったお山。。。

碧い山の合間から雲が沸き立つその姿に、自然と頭を垂れる気持ちでありました。
八雲立つ。。。この言葉が実感として感じられるお山が出雲にはたくさんありますね。どの山にも雲が出。。。だから出雲かぁ。。。と思ったのでありました。


さて、神話博しまねは。。。かなり小ぢんまりした会場でした(笑)
都心近くでするパビリオンをイメージするとガッカリするかもしれないけれど、あれってある意味デカすぎるんだよね。個人的にはしっかり堪能できたのでGoodでしたよ。ただ一日潰すほどの規模はありません。
歴博で映像館との共通券を購入し、ひとまず映像館の整理券をもらいに行く。そしてそのまま第一回目の上映を見ちゃいました。歴博見てから神話博・・って思ってたんですが、ま、いっか。

映像館で上演されたのは「はじまりの物語」。
古事記は伊邪那美・伊弉諾の2柱が国産みをするところから始まります。
そして高天原と芦原中国、根の国などができ多くの神々を生み出します。
浅野温子さんの語りで素戔嗚尊が八岐大蛇を退治するところまでをまとめた映像が始まりの物語でした。
映像に合わせて、石見神楽で使われる素戔嗚の面を付けた演者が大蛇を退治する演出はなかなかよかったと思います。個人的にはテンションあがりました^^
20分ほどの映像でした。

映像館を出た後、さきにこっちを楽しむ!と決めたオイラはそのまましまね魅力発信ステージで行われる伝統芸能石見神楽を観ることに。
オイラが見たのは丸原神楽社中の「スサノオ」です。
何でも一番早い囃子を伝承されている社中だそうで、お神楽もかなり迫力あるものでした。

素戔嗚カッコ良ス♪
芦原中国は出雲に降り立ち、翁と媼に出会い櫛稲田姫と出会います。彼らの話を聞いて大蛇退治に出かけるんですが、オイラてっきりお酒を飲ませてサックリ簡単に大蛇退治をしたと思っていたのですが、大蛇もかなり奮闘するんですね。

こんな感じでスサノオが窮地立ったりしながら、大蛇退治を致します。
大蛇の舞もスサノオの動きも、独特で面白かった~♪

終演後、すぐ横で売っていたソフトクリームを購入。

島根ワイナリーの赤ワインのソフトだよ。ものっそ美味しいでした。これ、おすすめっす。
もちろん白ワインのソフトもあったんだけど、2つも食べたらお腹痛くなるでしょう(笑)1個で我慢しました。

ソフトクリームを食べながら、お土産ゾーンや屋台ゾーンを物色。
結局何も買わなかったけれど、楽しかったです。
しまねっこのテーマソングみたいなのがヘビロで流れてるゾーンでは、子供が楽しそうに遊んでましたよ^^

ソフトクリームを食べ終え神話博ゾーンに別れを告げ、再度歴博に戻ります。
戻る菅ら、途中の神話講座がちょうど始まるところってので、講座を受講することに。こーゆー講義大好き♪
抑支斯里神社・伊賀武神社宮司 石原道夫先生による「英雄スサノオ」の講義を聴きました。こちらは別途まとめてレポアップしますね。

いろいろと寄り道しまくりましたが、ようやく歴博を鑑賞。
説明のイヤホンは無料で貸出してくれます!剛毅ですね~♪常設すべての解説が入っているので、全部聞きながら回るとで2時間ほどかかるそうです。自分でチョイスして聞いて下さいとのことでした(笑)

一番の見どころは、やはり国譲りの条件として高天原の神々が作ったとされる、大国主命を祀る大社の模型でしょうか。東大寺をしのぐ高さを誇ったとされます。
5人の建築家がそれぞれの考えを元に作った大社の模型も展示されていて、それぞれの違いを見るのも楽しいでした。
また、いろんな社の様式。(大社造・八幡造・春日造・流れ造(賀茂)・明神造(熱田)・住吉造)を表した模型も比べて見ることができるので面白かったですね。
必見は国宝の青銅器でしょう。これだけの数の青銅器が見つかるって、どれだけ出雲の国力があったかが伺える品々です。

総合展示室では人々の生活を表したレプリカや、もののけ姫の村のモデルになったフイゴの体験できる展示などもありました。(子供がたたらを踏んでましたよ)

特別展は出雲の写真。植田正治・上田正昭の両氏が故郷を歩き写した写真が展示されておりました。

夜バスで寝たとはいえ、眠りも浅く細切れだし・・・朝は5時前から目覚めてうつうつしながら出雲に着いたもんで・・・解説を聞きながら居眠りしつつ展示室を回るという状態。
これはイカン^^;
と思い、時間も13時半ごろだったのでランチを食べることにしました。
本当は出雲そば・・・って思ってたんですがね、外に出て探すのも面倒だし、ミュージアムカフェで頂くことに。
朝、駅前のパン屋さんで朝ごはんのパンを食べたので、ランチは仁多米と地元の野菜を使ったサラダのついたチキンカレーに致しました。

鶏肉が激ウマ!
ルー自体はふつうだったんですが、「辛みの調整の粉です」と言われた粉が魔法の粉でして。これを掛けると確かに辛くなるんですが、めっちゃ美味しくなるんです!
サラダのドレッシングも激ウマだったし。。。粉とドレッシング販売すれば買うのに!って思っちゃいました。
休憩も兼ねて、ランチの後のお茶も一緒にしちゃいました。

れきはくカプチーノ♪は、5種類の中から選んだ絵を描いてくれます。
オイラは八雲のもくもくを描いてもらいました^^

カフェで鋭気を養い、残す神話展示室の映像を見に。
目指していた中世オロチ神話は満席で入場できず、結局「スサノオ」に。本日3本目のスサノオです(笑)もう、この旅はスサノオでいいっす!って気分でしたね(笑)
さすがに同じ話を3回となると。。。ウツウツしちゃいましたが(苦笑)

こうして4時ごろにお土産GETのために歴博を後に。
お土産と言っても、自分の家とか姪っ子ところとかあんまり買う相手はいなかったのに、すんごいたっぷり買っちゃったよ^^;


こちらは途中で出会った因幡の白ウサギの有名シーン。いたるところに大国主命様がいらっしゃって楽しいです。

お土産も無事GETし、寝不足でふらふらだったんですが・・・18時まで少し時間がったので内海先生の展示を見に行くことに。
会場では係りの人と仲良くなったり(大阪からこの展示だけのために来たと言ったらビックリしていました)、内海先生がいらっしゃったので紹介してもらったりと、何と素敵な縁を結んでいただいたことでしょう。
もちろん作品もじっくり拝見いたしました。
内海清美の世界に関しては後程ゆっくり語ります♪

こうしてホクホク気分で出雲大社を後にしたのでありました。


つづく










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八雲八重垣妻ごみに・・・ 出雲大社編

2012-09-25 15:46:56 | ぶらり・・・旅
先日、思い立って出雲へ行って参りました。
今年は古事記編纂1300年とゆーことで、島根が熱い訳なのです。
当初は古事記1300年にちなみ、石見神楽や神話の場所を巡ろうと思ってました。
JRで見つけたパンフレットに、「どーしよーかなー」と思っていた気持ちを「行く!」に固める出来事が載っていたのであります。

内海清美の世界 古事記と大元神楽

オイラの大好きな和紙彫塑作家の内海さんの作品展です!

し・か・も!!

ご本人様による作品説明のあるトークの日が8月31日と9月23日との2日ありました。
この情報を仕入れた時点で、8月31日に行くには期間がなさすぎると言う事で、9月23日に行くことを決定。
決めた時点では22日は博多へ行っているはずだったので、最悪は博多から夜バスで出雲入りを計画しておりました。結局、博多の予定は流れたので、それであれば出雲を少し巡ろうかと・・・22日に出雲入りを決めたのであります。

大阪⇔出雲って地図で見たら東京より近くってそんなに離れていないのに、時間にすると約5時間以上の移動時間を要します。遠いんですよね。
なので考え付いたのが、21日の夜バスで早朝出雲入り。
6時台に出雲に着き、荷物をホテルに預け、7時台のバスで出雲大社へ行きました。
人がまばらで、めっちゃ清々しい!

早朝の神社仏閣って本当に澄んだ空気を感じられるので素敵ですよね。
なかなか早起きできないのが現状ですが、たまにこーゆー旅も良いかもしれない♪

参道には曼珠沙華が咲き始めておりました。

ちょうど旅に出る少し前に、奈良でも咲きはじめていると書かれていました。
多少暑くても、季節はすっかり秋に突入ですね。

大国主命様も清々しく幸魂奇魂のおかげをいただいていらっしゃり

清々しくうーたんと向かい合っておりました。



出雲大社は只今60年ぶりの平成の大遷宮の真っ最中です。
ですので、本殿にはお参りできず拝殿でのお参りとなります。もちろん本殿のうらっかわにある素戔嗚尊社にもお参りができません。しかし簡易ではありますが、素戔嗚社の仮拝所もちゃんと設けられておりました。

縁結びの神様ですので、やはりご縁をお願いして参りましたの事よ。
数年前にお願いした(この辺り参照→)けれど叶ってないことの恨み言は申しません。なかったものはしゃーないですものね~

せっかく遷宮の時期に来たんですものね。
茅葺の御寄進も致しましたよ。


新しい屋根は若々しい感じがしますね。


神楽殿や出雲大社教ものんびりお参りし、次に向かったのは出雲歴史博物館と神話博しまねでございます。
さてさて、どんな出会いがあったのでしょうか。

つづく







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大津巡礼 ~夏見廃寺編~

2012-08-09 15:59:16 | ぶらり・・・旅
会社の健康診断で太り過ぎのお墨付きを頂いたオイラです。
運動せねば・・・と焦りを(ちょっとだけ)感じ、足首が抜けて以降、とん挫していた「だらだら歩き回り」を再開することにしました。

再開第一回目の場所に選んだのは。。。大津巡り。
オイラの愛する大津皇子縁の地を巡礼することにしたのであります。

大津と言えば二上山が一番に浮かびますが、この運動不足のぶにょんぶにょんの体でもって二上山に上るのは自殺行為です。
注:二上山は金剛山地の北部に位置する、雄岳517m 雌岳474mのお山であります。比較的穏やかな山で、ハイキングコースにもなっています。決して険しい修験の山ではなく、自殺行為と言うのは、この運動不足この上ないオイラにとってのみでございます。
なので別の場所を選びました。


名張にある夏見廃寺跡。
大津皇子の姉君、大来皇女が建立した昌福寺ではないかと言われている遺構です。

薬師霊場に行くのに名張まで行って以来、名張饅頭は美味しいし、妙に気分的にこの土地への執着があるなぁと思っていた場所なのですが、大津が呼んでいたのかもしれませんね。
(最近まで大来皇女が立てたお寺があるとは知らなかったのだ・・・^^;)

夏見廃寺は、夏見という場所にある約1300年前の寺院跡です。
薬師寺縁起に記されている一節に、謀反の罪で処刑された大津皇子は後に悪霊となったため二上山に祀られた。また件の事件後、斎宮職を解かれた大来皇女は都に戻り、後に父・天武帝を弔うための昌福寺を隠(なばり)の夏見に建立した。とあるのです。

夏見の地にこの場所以外で1300年前の遺構は出ておらず、この寺院跡が大来皇女が建立した昌福寺であるとの見方が有力なのです。
ただし、ここが昌福寺であったという物証は出ておらず、あくまで「そうであろう」の域を出ることがないところから、夏見廃寺跡となっているそうな。
今後の再発掘の予定はないので、新たな出土品が出てくる確率は非常に低いとのことでした。


小高い丘に夏見廃寺跡はあります。
名張の駅から最寄駅まではバスですぐですが、バス停から少し歩きます。
現在、丘全体が公園になっており、テニスコートや乗馬クラブなどがあります。公演地図を見ても夏見廃寺の文字はなく、駐車場の守衛のおっちゃんに場所を聞きましたが、公園の入り口から夏見廃寺跡まではすぐでした。

遺構の近くに、資料館が建てられています。


だーれもおらず、オイラ一人っきり。
受付に「案内が必要な方は申し出てください」とあったので、迷わず案内を乞いました♪

壬申の乱から大来皇女が昌福寺を建立するまでをまとめたビデオ(アニメ)を見てから、受付のおじさんが館内を案内してくださいました。
お部屋は3つ。出土品もそんなに多くあるわけではありません。
しかしおじさんの説明はとても丁寧でした。
一つ目のお部屋では丸瓦における蓮の花弁の枚数で時代が異なることや、大来や大津の歌以外に、隠を歌った詩の説明もしてくれました。

我が背子はいづく行くらむ沖つ藻の名張の山を今日か越ゆらむ

この「沖つ藻」とは名張の枕詞で、藻が揺らぐ底が見える様を表しているんだそうです。水が豊かで美しい水であったことを表しているそう。
隠とは名張の昔の漢字です。時代の流れで、一文字のものを二文字(以上)にするという時期があり、隠から名張に変えられたのだそうです。
金堂を復元した部屋では、実寸大で作られていることや間口の数え方を教えてくださり、塼仏の部屋では土偏の塼と石偏の磚の違い、法隆寺の塼仏との共通点、そのほか塼仏が長い時代にわたって作られたのではなく、ごく限られた時代に作られたものであることを教えていただきました。

おじさんの考えや、廃寺跡の見どころなんかも教えていただけて、かなり話が弾んだと思います。
おじさんの考えでは、斎王として伊勢に向かうとき大来もこの地に来たのではないか。(壬申の乱の折、大海人皇子がこの地にて伊勢への必勝祈願をしたとされているので)また、斎宮職を解かれたのちにはこの地に来ることはなかっただろう。
大来が寺院の建立ができた背景には、父・天武帝の菩提を弔うという大義だけでなく、鵜野讃良の大津事件への多少の懺悔があったためではないか。(大来の母である大田皇女は早くに亡くなっており、母の実家である蘇我石川麻呂の家も滅んでいるので、そこからの支援はない。)
可能性の一つとして、地の豪族、夏見氏の氏寺として建立されたのではないか。(文献はないけれど、言い伝えとしてあるようです)
そしてこのお寺の建立の目的は、天武帝だけでなく大津を弔うことが大きな目的であったのではないか。。。
・・・などなど、面白いお話ばかりで、少なくともオイラはめっちゃ楽しかったです♪


じっくり館内を堪能し、廃寺跡を見に行こうとするオイラにもう一つおじさんが教えてくれたこと。
後年気づいた偶然だけれど、金堂か塔の端のあたりから西の方の山間を見ると、二上山を反転させたような小さなお山が見えるんだそうな。大来が大津を偲んで建立したであろう昌福寺から、二上によく似た山が見えるのは偶然と言えども何とも運命的な、もしかしたらそう思って作ったのかと思いたくなることですねって。

おじさんにお礼を言って、いよいよ件の夏見廃寺跡へ。

まずは大来の詩でお出迎えデス。

磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに
せっかく馬酔木を手折ったけれど、それを見せる君が居るとは誰も言ってくれない。

昔は親しい人が亡くなると、「どこそこで彼の人を見たよ」と言って残された人を慰めたんだって。でも、大津の場合は罪人なので、誰もが憚ってそう言ってくれない。。。といった意味だそうです。(超訳過ぎ?^^;)

この石碑は横から見るとこうなってます。

斎王として伊勢にいた大来の心の支えは大津の存在だったであろうし、幼い大津が心の拠り所としたのも大来であったでしょう。そんな寄り添う二人の姿を表しているそうです。


まずは一番てっぺんまで行って、お寺跡を見下ろす。
草が生い茂って、礎石は見えにくいです。

ザクザクっと下り、おじさんの教えてくれたお山を探す。
 
解る~?
確かに、二上山に似てる~♪

この地まで来てはいないだろうけれど、大来がお寺の片隅から二上に見える山に大津を重ねて偲んだ姿を思い浮かべちゃいました。

廃寺跡を全体を撮りたいけれど、携帯なのでパノラマないし・・・ってことで、3枚撮ってつなげてパノラマにしてみました♪


1300年前の礎石たち。

こちらは塔の礎石。

こちらは金堂の礎石。
雑木林だったこの地は、昔から大切な場所として言い伝えられ守られていたそうで、伐採・開墾などの手がほとんど入っていないんだそうです。
そのおかげで、礎石のほとんどが完全な形で見つかったそうです。
土地の人が守り伝えてくれた場所なんだとしみじみ感じます。

そろそろ次の場所へ行かねば。
こうして、オイラの夏見廃寺跡巡礼は幕を閉じるのであります。

ちなみに、夏見のバス停にある酒屋さん。

お水の綺麗な隠です。お酒もきっとおいしいでしょうってことで澤佐酒造さんの参宮をGET。
まだお味見してませんが、飲むのが楽しみでおじゃる*^^*

そーして、次の場所へと移動。
桜井編へつづく。







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下北沢散策記

2010-10-14 10:47:10 | ぶらり・・・旅
さて。お芝居が始まる2時間ほど前に下北沢に着いたオイラです。
せっかくなので、下北沢を散策してみました。

一番最初に、スズナリの場所確認。
岡森さんのブログ・ごぶもり日記に道順が詳しく写真入りであったので、方向音痴なオイラでも迷うことなく到着致しました。

一旦、基点の駅前に戻り、さて、どちらへ足を運ぼう・・・と。
踏切の向こうに何やらいい感じの路地が♪
そこで見つけたのが、TOPの和菓子屋さん。
残念ながら、この日はお休みでした。どんな和菓子が売ってるんでしょうねぇ。。。気になります。

足がそちらへ向いたので、ズカズカっと入っていくと・・・

ええ感じのおでん屋さん、とか。


めっさかわいいウサギ柄のTシャツなどを売っているお店が。。。
なんでも有名な日々波乗っちゅーブランドらしいが、ブランド音痴なので解りませんでした。
ただただ、ウサギがかわいすぎて。即GET☆
悩みに悩んで買ったTシャツは、尻尾が波になっているうーたんです。
HPの写真のところに載ってますので探してみてね(笑)
あと、個人的にウサギと骸骨ウサギも気になってたんだけど。さすがに2着一気に買うのもねってことで、ぐっと我慢。

ウサギと海とは非常にかかわりが深く、波と波がぶつかって、波頭に跳ねる白い泡を見た昔の人は、「白馬だ」とか「白ウサギだ」と思ったわけです。海の神族みたいなものですね。
そのウサギをデザインしているのであります。
店内に掛っていた版画。北斎の富嶽三十六景の神奈川沖裏富士(通称:波裏富士)がベースでしょうか。その波の白い部分が全部ウサギになっているってのがあって、めっちゃ欲しかった。でも高かったので諦めた^^;

お店のおっちゃんがめっちゃエエ人で、いっぱいお話しちゃいました^^
なんでも再開発で来年にはこの路地一角は立ち退きなんだとか。
じゃ、残りのうーたんをどーやって迎えに来たらいいの?とおっちゃんに聞くと、店はたたまないから、電話してって。電話番号貰っちゃいました(笑)
ええ感じのおでん屋さんも、実はおっちゃんのお店だったんです(笑)
立ち退き前に、おでん食べに行こうかなぁ。。。(12月にお江戸遠征予定あるし。)

おっちゃんとの立話も盛り上がり、ホクホクで散策を続行。

一番街商店街を重点的に歩いてみました。


瓶にあられやお煎餅が入っている、昔ながらのお店って印象のお煎餅屋さん。
美味しそうだったので欲しかったなぁ。今回は買いませんでした。


和菓子屋さん。天狗だんごっちゅーのが気になりました。


製麺屋さん。ちょうど買い物に来たおばちゃんが「焼きそば2玉ちょーだい」って言ってたのが、ザ・下町!って感じで良かった~♪
この時間はすでに閉まってましたが、お店の半分は麺屋さんもしてるようです。

他にも下北ロールを売ってるお店とか、楽しそうな居酒屋さんとか、若い子が集っていた立ち飲み屋さんみたいなのもありましたね。
通りを横にそれると、すぐ住宅街なようで・・・下北沢、なかなか奥深いっす。


すごく限られたエリアだけしか歩かなかったけれど、下北沢散策、楽しかったなぁ・・・

そーして、劇場へと向かったのであります。

大阪ではこういった小屋は絶滅してしまいましたね。






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BBQ

2010-08-13 13:33:46 | ぶらり・・・旅
8月7日に大人4人(未婚3人と既婚1人)と小学生1人(既婚者の子供)の合計5人でBBQへ行ってきました。
本当は高校の時の同窓会の一環だったんだけど・・・人数が減って、いい感じのミニマムなBBQとなりました。
オイラ、自分が車持ってないので(免許もない)BBQとかは企画しないんですが。手ぶらで行って帰れる場所を探して企画したのであります。

今回オイラがチョイスした場所は、三田にある「しい茸園 有馬富士」さんです♪
こちらはしい茸狩りをして、それを焼いて食べれるっちゅー、オイラの心をくすぐる場所でございます。もちろん、BBQの材料も用意してくださいます。
多少割高でも、楽ちんを買ってると思えば安いもんです。
オイラ達が選んだのは、しい茸狩り特別コース(¥3,980-)とお子様魚つかみ取りコース(¥1,575-)です。しい茸狩りをして、鮎をつかみ取りするっちゅーコースです。
さてさて、内容は・・・


こーんな風に傘のガッツリ開いた椎茸を、プッツンプッツンと収穫します。
小さいめの籠にBBQで食べる分をGETする訳ですね。4つの籠にいっぱいの椎茸を取りました。
しい茸狩りで、みんなテンション上がる上がる(笑)


さて次は、お魚のつかみ取り。
もし取れなくても、一人1尾付けてくれるんですが。。。せっかくなので頑張りましょう!

最初の1っぴき目を捕まえたのは、唯一子供参加のマナピーちゃんです。
さすがに鮎も命がかかってますからね、スイスイ逃げるわけですが。マナピーちゃん、子供独特の俊敏さで、ガス!っと捕まえました。


その後、2人の大人が鮎GET。
釣果(?釣ってないけど^^;)は・・・
マナピーちゃん・・・3匹(内1匹はバケツを用意している内に逃げました)
大人Mちゃん・・・4匹(内1匹はバケツを用意している内に逃げました)
大人U子さん・・・1匹
既婚者Hちゃん・・・0匹
オイラ・・・つかむ気ナシ。

全部で5人分必要だったので、一番元気な鮎をリリースしました。(←本当は食べる数だけ取るんだけれど、最後の1匹が奇しくもマナピーと大人U子さんが同時に取ってしまったので^^;)



GETした鮎を持ってご満悦なマナピーちゃん。


さぁ、食材の準備は整いました。
時間も12時過ぎと、いい頃合いです。

椎茸は傘を逆さに網に置き、ぱらぱら~っと味塩を振ります。
傘のひだに汗をかき始めれば食べごろ。


軸を持ってガブリ!
ちょーー美味しいです♪
軸の部分は後からいい具合に焼きなおして食べました。
お好みでポン酢をかけてくださいって言われたけれど、塩味が断然美味しい☆
実は椎茸があまり好きでなかったマナピーちゃんですが、「美味しい!」と言って、何個も食べておりました。

自分で収穫するって、美味しいね^^


つかみ取りの鮎は、こんな風に竹串に刺してくれます。


炉辺風にひっかけるのに一苦労しましたが、お肉を焼いた網に並べることなく鮎を焼くことができました☆
(他のお客さんは、網に並べてたけど・・・鮎に肉の脂はあり得ないでしょう?)


焼きあがった鮎はこんな感じ。熱々でウマウマでございました。

このほか、お代り自由の椎茸の炊き込みご飯が付いております。

食後は、少し離れた丘にある芝生でマナピーと走り回って遊びました。
ビールをみんなで瓶ビールを5本ほど空けたので(ほとんどオイラと大人Mちゃんで飲んだとも言う)走り回ると、酔いも一緒にぐ~るぐる(笑)
おかげで帰りにはすっかり酒は抜けておりました(爆)

BBQって楽しいね。
ちょっと遠いけれど、後片付けとかしなくていいから楽だし。
また行きたいなぁ~





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奈良万葉きっぷを使って・・・

2010-06-22 09:38:48 | ぶらり・・・旅
所用で奈良100年会館へ行かなければいけなかった、6月19日。
せっかく奈良まで行くのだから、いろいろ行きたい場所を網羅したい!と思うのが人情でございましょう。
良い方法はないかと探しまして、今回利用したのが「奈良万葉きっぷ」でございます。
JRが発行している切符です。
利用内容は、ご自宅の最寄りのJRの駅から奈良までの往復及び万葉エリアのフリー乗車+奈良交通路線バス割引券が付いている・・・といったもの。
往復利用するだけで元が取れるお得な切符です。
まほろば線などダイヤが少ないエリアもありますが、そのあたりはのんびり回ればいいですし、バスの一日乗車券を割引で購入できるのは非常にすぐれものだと思います。

今回、オイラはJR奈良駅すぐの100年会館へ先ず行かねばならなかったので、近鉄を使わずJRで行くことにしたのです。そーいった経緯で万葉きっぷを利用した訳なのです。


さて、100年会館では10月2日の「遣唐使」4幕通しの公演のチケットを購入するために行ったのです。

9時から発売される目的のチケットの目的席種を無事GETし、すぐに用事は終わってしましました(笑)

朝食を食べずに出てきていたので、いったん王寺へ出、朝ごはんを食べることに。
食べてみたいと思っていた奈良バーガーを注文しようとしたら、奈良バーガーは11:00からの販売でした(ショック!)。カフェプラザ王寺のお姉さんはとってもいい方で(しかも美人さん♪)、奈良バーガーが11時からである事と、でも、モーニングでも割引券が使える事を教えてくれました。仕方がないのでモーニングを注文することに。この後の行動をどうするか試案する。

王寺から一番近い行かねばならぬところが信貴山だったので、なーんも考えずに信貴山を目指したのでありました。

つづく




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意外と急勾配な若草山

2010-06-16 10:06:28 | ぶらり・・・旅
さて、大遣唐使展を観終わったオイラ。
次にどこへ行こうかなぁ。。
あ!そうだ!般若寺へ行こう♪
時間があれば、奈良豆比古神社にも行っちゃおう♪♪
と思った訳です。
で、ぷらぷら~っとそちらの方角へ行きかけた時、ふと目に入っちゃったんですよね。
御蓋山(みかさやま)が。
やさしい緑の曲線を見せる御蓋山。
幼稚園以来登ったことないと思う。。。って事で、行き先変更☆御蓋山に登ることに致しました。

あれですね。ほら。近くに見えるけど結構遠い・・・ってやつ。

こんな感じの道をテクテク歩く。東大寺付近からでも、若草山の入り口まで結構な距離がありました(笑)
しかもTOPの写真、せっかくの若草山に携帯ストラップが写りこんでるし^^;

しかし、この晴れ渡った空に若草山の緑の映える事♪

遠くから見るのと、近くで見るのとでは若草山大違い。
あんなに緩やかな曲線だと思った稜線は、意外と急勾配です。
初めの方は階段を上ります。エッチラオッチラ。
山間で草を食む鹿さん達。

オイラが登って行くとこっちを向いて「なんですのん?」と言わんばかりにガン見されます(笑)
「すんませ~ん。とおりま~す」とか声かけつつ、登る、登る、登る。

ようやく奈良の街が眼下に見えてきました。
この辺りから、階段はなくなります。滑らないよう要注意!

ところで、なんで御蓋山(三笠山)って言うんだと思う???

正解は・・・
頂が3つあるんですよ。3つ!

ヒーヒーハーハー登りきって、頂上!って思ったそこは、一つ目の頂。
視線の先にはまだ二つ目の頂きが見えます。
見えなきゃ降りちゃうんだけれど。。。見えちゃったから^^;
雲雀(多分)が鳴くのを聞きながら、頑張って二つ目の頂きを目指します。

ヒィーヒィーハァーハァー登りきって、頂上!って思ったそこは、二つ目の頂。
もういいよぅ。三笠を制覇しなくっても・・・なんてへこたれそうになった時、後ろから元気なしゃべり声が。。。
御夫婦でしょうか、サクサクっと登っていらっしゃいます。
うぅぅぅぅ。。。負けてられないじゃないですか。
飛び出しそうな心臓を押さえ、ぺったんこになりそうな肺に空気を入れ、最後の頂上、三つ目の笠を目指します。


これが枕草子に歌われた鶯陵なんだとか。三蓋山の頂上には古墳があります。
やっと頂上!!!と思ったら、古墳には更に盛ってあるんだ、土が!!

そんな訳で、ガッツリ本当の頂上まで登りました。
ヒャッホィ♪

古墳から下りてくると、二つ目の頂でオイラに活を入れてくれた御夫婦が登って来られた所でした。
この方角には生駒山、あっちの方には金剛山・・なーんて、奈良の街を示した地図(?)のトコロで、御夫婦さんと話が合っちゃって♪
いろいろ話していると、御夫婦ではなく従弟さんだったことが判明。
おばちゃんが奈良に住んでいらっしゃって、おじちゃんが千葉から京都奈良の観光に来たんだとか。
で、近くに来てるのに従姉に連絡入れなかったら怒られると思って連絡したら、やっぱりもっと早くに連絡してよ!と怒られて、今に至ってるとか(笑)

薬師寺の方角を見たけれど、伽藍はさっぱり解らず・・・唯一、垂仁天皇陵だけ確認出来ました☆

一緒に下山しましょうって事で、春日原生林の中を楽しくおしゃべりしながら降りました。
なんと!おばちゃん達、オイラが学生だと思ってたんだって!
いやいやすんごい年食ってます^^;と実年齢を白状すると、立ち止まってすごく驚いた後、ウチの息子が結婚してなかったら、是非欲しかった!!と言ってくれました。
マジでもったいないことしたなぁ(笑)
おじちゃんの息子さんとは10歳も離れてたので、オイラは良くても息子さんが可哀相なので丁重にお断りを(爆)
おばちゃんにはオイラのイッコ下の娘さんもいて、その子はゆきみちゃんって言うんだけれど、この世にいる天使ちゃんなのであります。ゆきみちゃんのお世話をしながら、趣味の山登りをされているんだって。おばちゃんはとっても大変だと思うけれど、ゆきみちゃんに元気づけられている事も多いんだろうな。だって、すっごく朗らかで素敵なおばちゃんだったから!
「あなたを連れて、奈良のいろんなトコロを紹介したいわ」と何度も言われました。いつかまたお会いしましょうね、なんて言いながらオイラはそのまま近鉄奈良駅へ、おばちゃんたちは春日さん方面へ向かうという事でお別れしたのであります。
メール交換しておけば良かった^^;
あぁ、いい出会いだったなぁ。。。また会いたいな。




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白鷺の舞うトコロ

2010-05-25 09:23:23 | ぶらり・・・旅
鶴林寺さんを後にして電車に揺られて向かった先は、日本で一番最初に世界遺産に登録された姫路城。別名、白鷺城。

固い地盤の足らずに盛り土をして、その上に建てられている姫路城は、建てられた当初から維持費のかかるお城だったとか(笑)
使われている木材の老朽化もさることながら、年々、城の重みで盛土が沈み、どんどん傾いてくらしいですね。
そんな訳で、只今修理中でございます。

天守閣の真横にこーんな大きな足場が組まれ、クレーンが乗っかておりまする。すごい眺めでした(笑)
季節柄、足場にこいのぼりが立ててあったのには和みました☆

姫路城内には、動物園も美術館もございます。

ガーガーも放し飼い。写メ撮ってたら、警戒されてしまいました^^;


ニャンコは我関知せず・・・といった風情。
散歩のワンコが横を通ろうとも、ゆうゆうと毛づくろいしてました。

さて、オイラが姫路城へ来た目的は、手作り市を見るためでございます。
お城の横にある広場で、15,16日の二日間、手作りフェスが開催されていたのです。
閉会ギリギリで滑り込んでGETしたのがこちら。

お友達の悪魔ちゃんへのプレゼントのお馬さんと、自分用にGETしたゴリちゃん!
かーわーいーすーぎーるーーーーーん*^0^*
この子たちに出会うべく、姫路へと行ったのであります。
森の人工房 Orang de Utanさんの子たちです。
岩田山のにーさんからアドレスを紹介されて以来、ずっとネットで見ておりました。どーしても本物の子たちに会いたくて、でもなかなかオランデさんのお店を出される日とオイラの行ける日が合わなくて・・・ようやく実現したのであります!
作者さんは哲也さんとうーたんさんのお二人。今回は哲也さんとゆっくりお話をさせていただきました。(うーたんさんはその間、店番^^;)
どれも一点モノですから、じっくり自分に合う子を見つけ出すのも醍醐味です。
何回目かの「お店を片し始めて下さい」・・のアナウンスが鳴ったので、オイラはお馬さんとゴリを連れてお暇を。
また、出展される時に会いに行きますね~^^♪


帰りの電車は、日除けがタイガース仕様でした。
さすが阪神☆


お天気も良く、一日ガッツリ歩きまわってへろへろです。
でも母の日ほっぽり出して行っちゃったので、阪神百貨店でケーキをGET。

母の日仕様のケーキです。
それと小さいけれど、カーネーションを。

ここ数年作っていた母の日のスパゲッティ、今年は作れませんでした。
ごめんね、母^^;


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ウジャドの眼

2010-04-22 08:59:59 | ぶらり・・・旅
本徳寺さんを後にしたオイラは、ひとまず三宮に出た。
時間は5時過ぎ。
なーんかさ、お腹がさ、空いたんだよねぇ。。。

そんな訳で、三宮と言えば中華街。
中華街と言えば、豚まん。
豚まんと言えば、一貫楼!!


って事で、一貫楼の豚まんGET♪

ホッカホカの豚まんをモキュモキュッといただきました。

お腹を満たすと、行動開始。
次の目的地を目指します。


途中、カファレルの誘惑を退け、無事到着♪


この日の最終目的地は、「エジプト・トリノ展」だったのです。

やはりトリノ展の目玉は、ツタンカーメン少年像でしょう。
とても美しい顔でした。
背後が壁みたいになっていて、全身が作り込まれてないんですね。なのにちゃーんとアメン神の肩に回した手が、反対側に作られているトコロが憎いです。(ツタンカーメンのみではなく、女の子の二人組の彫刻も肩に手をまわしてるんだけど、反対側にちゃんと手が作られていた。作業が細かい!)
ツタンカーメン王の美しいのは顔ばかりではなく、すっと引いた右足のライン。これも奇麗でしたねぇ。

トリノ展おすすめの「イビの石製人型棺の蓋」は個人的にはあまり興味がそそられなかった・・・(石は奇麗だったけれど。)

人型棺の内側に、女神さまが描かれてる事があるんですけれど、それも良かったなぁ。。。

展示物の前半が彫刻や神具、後半が棺やミイラや副葬品になるんだけれど。。。
カノポス容器は内臓をしまうツボで、ミイラはイワユル遺体なんだよね。
これが美術品や歴史的資料として展示される。この境界線はどこだろう。
きっと、ピラミッドから出てしまった瞬間に、ミイラは「ミイラ」と言う名の資料になっちゃうんだね。だから、目の前のミイラは怖くないんだ。きっと。
子供のミイラの生々しい頭部をみながら、ちょっと考え込んでしまった。。。

特別展のイヤホンガイドを借りて見ると、だいたい1時間くらいで展示物って見られるので、今回も借りました。
沢村一樹さんがジャン=フランソワ・シャンポリオン役で案内してくれます。
が・・・
今回の解説、あんまり上手く展示物を縫うように作られておらず、ブツッブツッと解説なし空間が出来ちゃいました^^;(←オイラの見方が悪いのかな?)
あと、音声ガイドのマーク(イヤホンのイラスト)と展示物ナンバーのマーク(アンクのイラスト)がちょっと似てるので、解り辛かった^^;(←オイラの目がイマイチなだけ?)

閉館ギリギリまで見てたこともあり、今回は図録は買わなかった。(←悩む時間がなかった^^;)
ポストカードと、グイド・ゴビーノのアイーダチョコをGET。
最近は、展示とお菓子のコラボが流行ってるのかな?(ハプスブルグ展もそうだったもんな。ハンガリーのカフェ「ジェルボー」の商品を販売していた。)

こーして、戦略にハマりつつも一日終了。
チシャ猫の口みたいなお月さまに見送られ、帰路に着いたのでした。



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網干へ・・・

2010-04-19 15:33:51 | ぶらり・・・旅
会社に行くより早くに目覚ましをセットし、向かいたるは・・・網干。
4月17日土曜日。晴天。
スルっと関西の3Dayチケットを握りしめ、オイラは網干へと旅立った。

山電(山陽電鉄)の飾磨で網干線へと乗り換えます。
3両編成だったんだけど、オイラが乗った車両は途中からオイラの貸し切り♪

のんびーり、きらくーに網干へと向かいました。


意外と近代的な網干駅(笑)
駅前に和菓子屋さんを発見!
何より一番にした事は、山崎屋さんでお土産をGET。

はまぐりとゆーお菓子が有名らしい。いわゆるどら焼きみたいなお菓子。
せっかくなので、白餡をGET。
更に、磯最中も購入。ゆず餡の最中なのだ。

目的地へ向かうバスが出るまで小一時間。
本当は駅近でなにか食べようと思ってたんですが・・・11:30にならないとお店あかないし。
バスは11:32発だし。。。って事で、取りあえず、駅付近を散策。


ホームからすぐ見える「三石天満宮」
小さな天満宮ですが、桜が満開でとってもきれいでした♪


秘密の花園と勝手に名付けた、人様のお家のお庭を眺めたりしつつ、時間つぶし。
山電網干駅にあるコンビニでおにぎりを買って、お昼と致しました。


11:32
定刻通り、バスが来ました。
さて、オイラはどこへ向かうのでしょう(笑)



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