まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1582 徳島への旅(6)・・・いよいよ徳島県へ

2021-06-06 18:49:06 | 旅行記
よろしくお願いします。
















大晦日の徳島へ向けての走りは前回、東かがわ市の引田の町並で登録有形文化財をいろいろと巡りました、ここからはしばらくひたすら国道11号線を進んで行くこととなります。相変わらずきつい風が吹いていて、海のそばを通ると次第に速度を緩められてしまう、この先もずっと海沿いなのでしばらくはこの風に苦しめられることになりそう。JR高徳線の各駅巡りは次の讃岐相生駅、ここまでは3駅連続で特急が停車する駅だったが、ここはひっそりとしたまさにローカル線の駅と言った感じ。ここもホームは2面2線、そう言えばここまで巡ってきた駅は線路は単線でもどの駅も2面2線だったなあ、特急が走る幹線だし駅間の距離も長いから1線にするわけには行かないのだろう。走りの方はこの先海沿いへ、高徳線はここから山へと入ってしまうので各駅巡りはここで一旦終了となってしまいます、再開は徳島県に入ってからと言うことで、さあ、先へと急ぐこととしましょう。




















国道11号線は海沿いの道、途中で小さな峠へと差し掛かりトンネルを抜けた先で、ここまで長いお付き合いだった香川県とはお別れ、いよいよ徳島県鳴門市へと入る。しかし鳴門市と言っても市の中心部まではまだ20キロほどあり、地図で見るとここからは見所は何もなさそうな海岸線を進んで行くこととなる。さすがにこの区間では海の風景以外にネタは拾えそうにない、ネタ的には各駅巡りを続けられる山の方を行けば良かったかもしれないが、地図を見るとグネグネした道の連続でさすがにこれは行く気にならない、まあそれで海沿いを行くしかないわけだが。その海には白い波が立っていて堤防や灯台に激しく打ちつけてきて、まるで東映の映画の始まりみたいになっている、その波が道にまで乗り出してきている所もあってあわや水をかぶる瞬間もあった。選択肢のないほぼ一本道の中で頼りになるのは時折見かける鳴門市内までの距離の表示看板、その数字が小さくなってくるにつれて旅の終わりも近づいているんだな~、と思ってしまう。でも徳島港まではまだまだ距離はある、終わりのことは置いといて徳島県内での走りをどのように進めていくかを考える時間となってしまっている。















国道11号線を離れて県道へ入ると間もなく海峡沿いの道へ出て、やっと鳴門市の中心部が近くなってきたことを実感する。その県道は小鳴門橋をくぐり抜けた所で国道28号線となる、確か神戸市からスタートして明石市を通っていた道が、淡路島を経てここに達していることになっている。先へと進んだ所でコンビニがあったので志度以来の食事休憩、ここまで長かったなあ~。さて、休憩を済ませて走り始めるとすぐにJR鳴門駅へとたどり着く、ここからは徳島市までは国道28号線を行くのがまあ普通なところだが、まだフェリーまでには時間の余裕があるのでJR鳴門線を各駅巡りして行くことに決めた。鳴門駅はもちろん鳴門線の終点駅で行き止まり駅、終着駅では車止めを見ておくことと言う六角氏のお言葉に倣って、ホームが見える駅の外れからチョイと柵を乗り出してその光景を確保しておく。線路に沿って県道を進んで行って次の撫養駅を目指すのだが、駅は県道から少し離れた所にあるので道を外れて入り組んだ住宅地の中を進んで行く。たどり着いた撫養駅は小ぶりな感じの駅舎にホーム1面1線だけのローカル情緒漂う所、そう言えば徳島県って電化路線が全くない県だったっけ、電化率100パーセントの奈良県とは対照的な県なんだな。残り少ない時間だがこのローカル情緒漂う路線の各駅巡りを楽しんで行くこととしよう、旅はまだまだ続きますが、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・・まちみち


最新の画像もっと見る

コメントを投稿