まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.885 京都の道巡り・・・大和大路通、紫明通、六角通

2018-01-05 11:34:45 | みち
おはようございます。















京都の道を行くシリーズ・・・まあシリーズと言う程度々お送りしているわけではないのですが、京都に行った時には今度はこの道を取り上げてみようと走ったりしています、と言うことで今回はそんな道を3つお送りしてみたいと思います。まず上に並べた写真にあるのは大和大路通、「大和」と付いているのはJR東海道本線の南側にあるこの道の始まりが奈良に通じる伏見街道と1本筋違いにあるからかと思われる。今回スタートするのは七条通との交差点から、南側には三十三間堂、北側には写真1枚目にある京都国立博物館の重厚な門がある所からスタートです。道はすぐに写真3枚目の所で細い道となり民家や町家が建ち並ぶ中を通り過ぎて行く、五条通を越えて松原通との交差点、ここからは六道の辻を巡った後四条方面に行く時によく利用する道、建仁寺の山門前を通り過ぎると狭い道には車の列ができ四条通付近は走りにくくなってくる。夜は賑やかになりそうな場所から祇園の歴史的景観が並ぶ新町通との交差点、そこを通り過ぎるとやがて一番最後の写真の場所を通り抜けて京阪三条駅前へとたどり着く、大和大路通は何かあっけなくここで終わりとなってしまう。京都の通りはよく走るが東西が目的を結ぶ道に対して南北はつなぎになってしまう、この道もよく走るが大概が東山や四条のう回路に使っていて大和大路通自体を通して(全部ではないが)走ったのは今回がほぼ初めてだった。途切れ途切れで走る道を改めて通して走ってみるとまた違った風景に見えてくる、上に並べた写真も建仁寺以外は特に何気ない風景ばかり、今回はそんな写真だけを並べてみました。











続いては紫明通、写真1枚目、鴨川に沿う加茂街道から西へと分かれる道は、車がたくさん通るのを見越して造った感じの道だが、写真を見ても分かる通り車はほとんど通っていない。道は途中烏丸通を過ぎて堀川通まで通じているが、北には北大路、南にはこの道よりも細いが名前の知られた鞍馬口通が通っていて、この道はその規模に比べてどうも存在感が薄すぎる。今回も何かあるかな~と思って走ったのだが、あったのは登録有形文化財の紫明会館だけでほとんど見所も何もないまま堀川通へとたどり着いてしまった。その道が交わる所は鞍馬口通も交差しているが、その通りはほんのちょっとだけ紫明通に入ったところで分かれているので交差点名は「堀川紫明」と紫明通に分を譲っている感じの名前がついている。














今回はもう1本、写真2枚目にある人通りがたくさんの河原町通から始まる六角通、「あねさんろっかく~♪」と言うから三条通のすぐ南側にある通りだが、その始まりはアーケードの商店街で寺町通も交差していてもう人がいっぱい、もちろんここは自転車は押し歩きである。商店街を抜けるとなかなか趣のある建物が並ぶ通り、ここは相棒を駆って行くが人は相変わらず多いので注意が必要なところ。やがてこの通りの名前の由来となっている六角堂前へとたどり着く、人通りの多い道の真ん中にあって自転車を置く場所がないのでここはサラリと通り過ぎすぐに烏丸通へ。その先は登録有形文化財の建物やいかにも京の町家と言った感じの建物が軒を並べる落ち着いた雰囲気の中を通り過ぎて行くが、堀川通を越えてからは普通の民家が建ち並ぶ通りとなりいつの間にか六角通自体がどこか分からなくなってしまう。wikiではこの通りは佐井通付近まで通じているらしいが、今回は走って行くうちに三条通に入ってしまい、その後六角通の表示が立つ通りには出たのだが特に見所もない普通の住宅街だったので、少し閉まりが悪い感じもするが六角通巡りはここまでとしておきます。京都の道巡りシリーズはこの先もいろいろとお伝えしていく予定、大小さまざまな道、長短かかわらず、平安~室町~戦国~幕末といろいろな時代と歴史の移り変わりを見てきた場所に思いを馳せながら走って行きたいと思います。そんなわけで今回も時間となったようです、次回もまた気楽にお越しくださいませ。          まちみち

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