まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.994 滋賀の旅中山道編(6)・・・守山宿

2018-09-26 09:03:48 | 旅行記
おはようございます。





この間の連休に久しぶりの泊りがけの旅で岡山、香川方面へ行ってきました、と言うわけで更新が滞ってしまっているわけですがGWに走った記録はそろそろ終わらせておきたいところ、と言うことで今回は滋賀の旅中山道編の最後、守山宿へと向かって行く所から始めて行きます。








前回訪れた武佐宿を後にしてその先は国道8号線を進んで行く、実際の中山道は国道とは別の所にあるのだろうがこの先の日野川を渡ることができるのが国道だけなのでここを進んで行くことにする。その川を渡った所からが竜王町、竜王と言えば今は三井アウトレットパークでお馴染みだが自分(一人称)のような昭和の人間ならスケートリンクのCMの方が印象がある所だろう。写真2枚目、西横関交差点で国道477号線と交差するが、その一角には写真3枚目にある石の道標が立っている、国道477号線は滋賀県内をジグザグと横断して三重県の四日市市へと至っているが、この道標が示しているのは日野から御代参街道を通って土山、更にその先関から伊勢別街道を経て伊勢へと至るルートのことになるはず、さすがに昔の人でも寒さが厳しそうな湯の山を経て伊勢神宮へ向かおうとは考えないだろう。














国道8号線は小高い峠を過ぎて野洲市へと入る、峠を下って先に進んだ所で旧街道が分かれているのでそちらへと入る。緩やかにうねる道に古墳に常夜燈、ここまで車がビュンビュン走り過ぎる所を走っていたのでこの風景にはやっと気持ちも落ち着く、と思ったら新幹線がすぐそこで高速で通り過ぎて行く、そう言えばこの辺りに駅を造る話もあったよなあ・・・。新幹線の下を過ぎて信号を渡った先で右側からやってきた道が合流してくる、この道が朝鮮人街道、鳥居本宿から分かれた道はJR東海道本線に一番近い所で彦根、近江八幡の中心部を通ってここへと至って再び中山道と合流する。野洲駅近くの旧街道沿いは風情のある町並だが、裏通りの抜け道と言う感じで車が狭い道にたくさん入って来て落ち着かない。JR線の下をくぐって坂を上ると野洲川に架かる橋を渡る、電車が通り過ぎるその向こうに見えているのが近江富士、国道8号線を走っている時はすぐそばを走っていてその姿を見ることができなかったがここから見る風景はさすがに滋賀を象徴する山と言う感じだ。さあ、守山市に入りました、この走りももう少しで終わりの所まで来ました。













中山道は町中を緩やかなカーブを縫うようにして通り過ぎて行く、この辺りは旧街道の雰囲気が漂う町並が続いていていかにも宿場町と言う感じ。その中心部に当たるのが写真1枚目~5枚目にある風景、今まで通ってきた宿場町は駅に近い所だったがここはJR守山駅からは少し離れた所なので、観光客の姿はほとんど見かけることなく地元民のための商店街と言ったところ。写真4枚目にある道標がある所で左へと折れるとその先も町中の細い道として続いているが、この道が長浜市から滋賀県内の主要な市を通って大津市まで至っている県道2号線、2号線を名乗っている割には主要道路とは程遠いイメージな道となるのも何かおかしな感じ、ただ東西を走る幹線の渋滞を嫌ってこの道へ入って来る車も多いようで相変わらず落ち着かない雰囲気は続いている。道なりに進んで行くと写真にあるように「焔魔堂」「綣」と難読な交差点名と遭遇する、それぞれ何と読むかは各自で調べてね、って下にローマ字で記されているか。さて、走りの方はこのまま草津へと抜けることも考えたが途中で右へと折れてさざなみ街道へ、そろそろ帰りの時間も気になったのでそのまま一気に大津まで駆け抜けることにした。そんなわけで滋賀の旅中山道編もこれにて終了、最後はちょっとあっけない終わりとなりました、滋賀の旅はこの後も7月にビワイチ未満、8月には東近江市を走った記録をお送りしていくことになります、秋にもひとつ滋賀方面を走る予定・・・ホンマ滋賀県好きやなあと言われそうですが、本当に自転車で走るにはいい所だと思います。その二つの記録もまた随時お送りしていくと思いますのでどうぞお付き合いください、そろそろ今回も時間となったようです、次回も気楽にお越しくださいませ。            まちみち






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