まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.905 京奈和自転車道・大和郡山市内部分

2018-02-23 11:08:30 | みち
おはようございます。
















いつぞやの新聞の地元の記事で京都の嵐山から奈良県経由で和歌山の和歌の浦までの大規模自転車道が計画されていると言うのがありました。嵐山から木津までは多分嵐山八幡木津自転車道がそれに当たると思います、和歌山県内は国道24号線に沿うとなると紀ノ川沿いに道ができるのだと思います、で当の地元奈良県内ではどのルート?県内にもいくつか自転車道はありますがどれも地元を結ぶものばかりで、県内を縦断する道となると思い当たる道は浮かんでこない、多分県道の一部や旧街道がそのルートになるものだと思います。自分(一人称)は通勤も自転車ですが、大和郡山市内を走っていてその大規模自転車道「京奈和自転車道」の看板を見かけました、今回は全150キロのうちのほんのちょっとだけの距離になりますがその道を走ってみようと思います。
今回そのスタートとなるのは奈良市と大和郡山市の境界にある佐保川に架かる橋から、この橋は以前平城用巡りでお伝えしたことがある八条大路が通っていたとされる道に架かっている。木津で終わった自転車道がここまでどのようなルートが設定されているのかされるのかは分からないが、ここからは佐保川沿いの道が京奈和自転車道の看板を掲げた道となる。ちなみに走ったこの日は真夏の炎天下の下、夏の甲子園真っ盛りの頃で写真を見ても分かるように緑が眩しい頃・・・って何やあ~、写真4枚目、5枚目の不気味な物体は?最近はいろいろと凝った案山子が多くなってきて、使い古しのマネキンを再利用しているのをよく見かけるが、写真にあるように首だけをポンと棒に突き刺しただけやったさすがにビビるわ~。写真6枚目にある橋は羅城門橋、平城京ではちょうどこの辺りが羅城門があった場所、と言うことは今走って来た道が朱雀大路と言うことになるわけだが、前にもここで触れたことがあるように朱雀門から羅城門まで伸びていた朱雀大路の痕跡に関してはほとんど現在の道に見ることはできない、歴史は見直したいと思った時に粗末にされてきたことを実感するとでも言ったところでしょうか。













自転車道はJR郡山駅に通じる道と交差した後も川に沿って南へと進んで行く、この堤防沿いの道は以前は粗末で走りにくい道だったイメージだったが、大規模自転車道のルートになったことで道もきれいに整備されたか感じ。北は嵐山まで何キロ、南は和歌山港まで何キロと言う表示をみると全長約180キロ、走ってみたい気もなるが奈良に住んでいるからそれはちょっと厳しいかも、朝一番で輪行で嵐山まで行ってそこからスタートしても、奈良の風景を見たら帰って来た気分になって心が折れてしまいそう。自転車道は右手側に佐保川、左手側からも別の川が寄り添ってきて、道は中州を走っているような気分になってくるが、そのまま真っ直ぐ走って行くと二つの川が合流してしまって道はそこで途絶えてしまった、仕方なく再度橋のある所まで戻って向こう岸の道へと入る。自転車道の表示はあったが分かりにくく知らないで中洲の道に入ってしまいそうな人もいそうだから、ここはもっと分かりやすい表示がほしいところだ。更に進むとトドロキゴルフガーデンの真横を通り過ぎる、打ちっ放しでたくさんの人が練習しているが打たれたボールはベルトコンベアみたいな機械で回収される、そのシュルシュルと機械の動くとがちょっと鬱陶しい感じで聞こえてくる。







佐保川はこの先で正暦寺方面から流れてきた菩提仙川と合流、自転車道は川の流れに合わせてS字に蛇行して橋を渡って再び堤防沿いへと出る。佐保川は各所で合流を重ねてきて川幅も結構広くなってきた、最後はこの川も大和側へと合流するわけだが自転車道はもう少しだけ佐保川にお付き合い。国道24号線に架かる橋を渡って道は川の反対側へ、西名阪の下を過ぎて近鉄平端駅の近くで古い石の道標が立つ市道と交差する橋へとたどり着く。自分(一人称)が今回走って確認した自転車道はここまで、道はもう少しだけ佐保川に沿って通じているが、川が近鉄線と交差する所には道はなく、自転車道の表示も見かけなくなってしまった、この先南へと伸びるはずであろう自転車道がどのルートをたどるのかはよく分からない、まだ計画途中だからこれから整備されていくことだと思う。さあ、今回も時間となったようです、また次回も気楽にお越しくださいませ。         まちみち

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