まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.390 寺町通

2016-02-08 23:17:29 | みち
おはようございます。


先週の『あさが来た』はあさとはつ、二人の子のターンでした。
まずははつの息子藍之助、志はいいと思うが家出同然で来るのはあかんなあ、そりゃはつも怒るよ~、と言いたいところだが・・・。菊婆さんが仕向けた感じやけどその気持ちはよく分かる、和歌山でみかん農家で生計を立ててるにしても、やはり天王寺屋(×)→山王寺屋(○)ののれん再建を願ってるのは致し方ないと思う。はつが藍之助を説得しに来た時に天王寺屋(×)→山王寺屋(○)を過去のことのように言ったのには少し腹が立った、多分再建が難しいのは白蛇君も思ってることだろうし叶わない夢物語かも知れないが、その夢を藍之助が加野銀行で働くことで現実のものにしようとする気持ちははつには分かってほしかったなあ。初期のしっとりしなやかなはつ姉さんが和歌山に行ってからは『篤姫』の「何じゃと?」眉毛になってしまっていて、子供を持ったことで変わったと言ったところでしょうか。
一方のあさの娘千代ですが、こいつはもうどうしょうもないですねえ、事あるごとに母親の悪口ばかり言い腐って。小さい頃はかわいらしかったのに・・・とか思っても、その頃からあさは仕事や商売や炭鉱や銀行や、で頭いっぱいだから仕方ないところもあるわけですが。あさも相変わらずそのあたりはアホで「どこで子育てまちごうたんやろ~」って、ここは新次郎がすぐにフォローを入れてくれてました。そんな千代も京都の女学校に通うことになるとのことですが、ここでキーパーソンとなる人との出会いがあるみたいです。
そして今回、この二人をたしなめる感じで活躍だったのがよのさん、正吉さんが亡くなったあともそのマイペースぶりは相変わらずと言ったところ。あさやはつが子供たちに悪戦苦闘していても、この人の言葉でみんなが万事うまく救われたあたりはさすが、と言った感じでした。ところがそんなよのさんの生まれ変わりはTBSのドラマでは娘に迷惑かけまくりの困った母親をやってます。風吹ジュンと言えばドラマ『はみ出し刑事情熱系』以降は安定した母親役女優なイメージ、他では宮崎美子とか田島令子とか朝加真由美とか・・・って全部誰かの母親役やった人ばかりですが。





ここでは今までに何度か京都市の道を取り上げたことがありました、一条通、千本通、室町通辺りがそうでした。今年も引き続きそのシリーズを続けようと思うのですが、今回は京都でも有名なアーケード商店街が通る寺町通を走ってみようと思います。







寺町通は北は紫明通から始まり、京都御所の真横を通って南へと進んで行きますが、今回の自分(一人称)の走りは丸太町通から入りました。沿道は由緒ありそうな古い建物の店が建ち並び、旧街道の雰囲気を感じるような通り、ただ洒落た店も多く車道は車が、歩道は歩いている人で賑わっていて自転車で走るには少し苦労する所。ややっ!写真3枚目、古い建物の2階部分に掛かっているのは仁丹印の地名表示板、しかしあんなに高い所に掛かってたら見えへんし意味ないやん。
京都市役所の横を通り過ぎ御池通の大きな交差点を過ぎるとすぐの所に写真4枚目の寺院の前にたどり着く。そのお寺の名前は本能寺とある、本能寺と言えば今夜(7日)の大河『真田丸』でも出てきました、御存知織田信長が謀反に合った所です。と言いたいところだが、その事件の舞台となった本能寺は実際にはこの場所ではなく、ここは移転されたものである。ところで今日(7日)の『真田丸』はいろいろとアレやったなあ、良く言えば三谷色満載、悪く言えば三谷色やり過ぎって感じ。特に内野聖陽の徳川家康がアレやった、アレって何やねん?と言われたらアレや、としか言いようがないくらいにアレだった。







道はここからアーケード通りの商店街となるので、ここは相棒を押し歩きで進んで行くことにする。この通りとその隣の河原町通は自転車には優しくない道なので大概敬遠しているので、こうやって通りを見ながら歩くのはほぼ初めてのことである。少し進んだ所で三条通との交差点に至り、寺町通は少しだけ右へと曲がっている。三条通はもうお馴染みな所でこの場所も何度も来たことがあるが、西へ向かう以外は全部アーケード通りなので、自転車に優しくない道はまだまだ続くことになる。









地方の都市にあるアーケードの商店街は錆びれて人もほとんどいない所ばかりだが、さすが観光都市京都は違う、通りは広く歩いている人は多く、店も賑わっていて活況がある。この辺りは「姉三六角蛸錦」でお馴染みな所、その中でも三条通と並ぶ賑わいのある商店街が錦小路通の錦市場、アーケードで交わっている地点は双方からの人で、その賑わい具合ももう半端ではないほど。確かにどの通りを走っていても錦市場では足を止められてしまう、さすが京都の台所と言われるほどのことはある。この交差地点の左手側には両側の店の壁に端の部分がめり込んだ石の鳥居が建っている、テレビの旅番組でももう御馴染となった所で写真を撮っている人も多く見かけたが、鳥居が苦手な自分はここはやはりパスです。それじゃ店の中へ入ってその端っこの部分だけでも、ってそれもやっぱりダメやなあ、神への畏れがどうも苦手なので仕方のないところです。
やがてそのアーケード通りも四条通で終わりとなる、ここも祇園へと続く道で歩道はもう人でいっぱい、そして自転車には優しくない道の代表格である。ここの横断歩道を渡るとやっと相棒を駆って走れるようになる、と言っても今度は狭い通りに車が行き交うので走りにくい所には変わりはない。寺町通はこの先、南西方向に寄って来た河原町通と五条通でぶつかるような形で終わりとなる、京都の中心を貫く庶民のための道は決してスムーズに走れるところではなかったが、まあたまにはこんな感じでゆっくりと歩きながら進んで行くのも悪くはないだろう、と言うことで今回は是にて終了としておきます。         まちみち




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