まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2019 大津の後は京都を歩き旅

2024-01-04 09:12:52 | 旅行記
よろしくお願いします。






























大津を京阪線のフリーパスでの巡りが終わりました、びわこ浜大津駅から京津線に乗車してフリーパス区間から一駅だけ外れた地下鉄蹴上駅で下車、ここからは京都を歩き旅です。向かった先は知恩院、前に行った時は自転車を置いておける場所がないために・・・だから京都は自転車に優しくないって言うの・・・入ることができなかった、と言うわけでここに来るのは最初から決めていました。大きな山門を通り過ぎて急な石段を上ると境内へ、久しぶりの来訪になるがやっぱり最初に見に行きたくなるのが本堂の軒下にある忘れ傘、このいわれについて一番最初に聞いたのは小学校5年生の遠足で京都に来た時でした。その話はまた後程として、本堂では靴を脱ぎそれを袋に入れて上り廊下を歩く、その廊下がきゅっきゅきゅっきゅと鴬張りと呼ばれる音が鳴ることも無意識に思い出していた、そして「忘れ傘はこの上」と書かれた表示の場所へとたどり着く、首を真上に傾けてみると・・・










軒下には傘の柄のようなものが引っかかっているのが見えている、周りにいる人も指を差しているのではっきりと見えていることが窺える。自分(一人称)は一番最初の時にはこの傘が見えなかった、それが悔しくてその後すぐに親に頼んで連れてきてもらって初めてこの柄を見たんだった・・・、とここに来ると昔のことをいろいろと思い出してしまう。ちなみに掲げらてた説明文にはこの傘は大工の左甚五郎が魔除けのためにここに納めたとあるが、自分(一人称)が遠足の時に聞いたのは、左甚五郎が仕事帰りに嵐にあって飛ばされた傘が屋根に引っかかったと言うことだとか、まあ謎は謎のままでいいでしょう。その後は境内を散策、『ゆく年くる年』でメガネの僧侶が体を反らせながら撞いていた鐘ももちろんこの時にチェック済みです。


知恩院を後にして丸山公園を抜けて東山の賑やかな界隈へ、高台寺、八坂の五重塔など見所が多い所だが観光客もさすがに多い、特に外国人の姿が目立って多い。今回はある気なので人の波はスイスイかき分けられて進めるが、これは自転車となると一苦労しそう、この辺りは前にはよく来ていたが、来る度に人が多くなってきて最近は敬遠していた。昨年たまたまこの辺りを通り抜けることがあったが、その時は人の波に引っかかってしまい苦労させられた、京都を北から南へ抜ける時はルートを考えなければならないが、規制のなくなった今となってはどこも人でいっぱい、京都はやっぱり自転車には不親切な町だわ・・・。








松原通へと入り坂を下って行くと六波羅の界隈、小野篁に関する寺院や髑髏町と言う不気味な地名の町並は相棒君ともう何度も訪れたことがある所。そこを通り抜けて烏丸通へ、後は京都駅を目指して歩くだけだがせっかくなので久しぶりだし東本願寺に寄って行こう。寄ってみると言っても別に信心があるわけではないので建物を見るだけ、それだけやったら京都に来んな~、と言われそうだが興味のあるものは見たいと言う気持ちだけ、それはこれからも変わりません、なのでここで取り上げる境内の風景だけです。蹴上駅から京都駅まで、全区間歩きで進んできました、まあ結構距離はあったのですが歩きも楽しいので全然苦にはなりませんでした。たまには相棒君にはお休みいただいて電車と歩きでの旅もいいもの、今年はちょっとそれを増やしてみてもいいかもと思っています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち









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