まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1067 愛媛の旅(1)・・・始まりはハプニングから

2019-02-08 08:45:14 | 瀬戸内
おはようございます。












大阪駅の京都行方面ホーム、電光掲示板に「遅れ5分」の文字が・・・あかんや~ん、新幹線はまあいい、どっちみちお立ち決め込みだから、でも岡山駅で乗り継ぐ特急は指定席を手配している、だから新幹線に乗り遅れるわけにはいかない。7分くらい遅れて電車は謝罪の一言もなしにやって来た、新大阪駅までのたったひと駅、淀川を越えるのが長く感じる、多分自分(一人称)と同じ新幹線に乗りたいと思っている人もいるはず、イライラした気持ちを抱えているだろう。新大阪駅に着くとまるで「ゲートが開いた!」状態、みんな階段を目指して走って行く、自分(一人称)は思い相棒君を抱えて小走り状態、新大阪駅は階段を上ると左へ推定315度曲がらなければならない、この構造がいつも以上に恨めしく感じる。一目散に改札を抜けて21番線ホームへ、もう大丈夫だ、もう車両は関係なしにすぐのドアに乗り込んでやっと相棒君を床に下ろす、デッキのいつもの場所は確保できたが同時に激しい動悸が襲ってきた、しばらくとびらを背にもたれて気分を落ち着かせる、新大阪駅を出るとすぐに大きなカーブに差し掛かるのがまた恨めしい、今度は吐き気が・・・。

さて、始まりました、昨年の暮れに愛媛~芸予を走った記録を今回よりお送りしていこうと思います。年末の瀬戸内方面の旅は4年ぶり、このブログを始めてからは初めてのこととなります、一昨年からしまなみ海道の旅を日帰りながら再開し、今回はやっと泊りがけの旅へと行くことができるようになりました。まあ行くならいっそのこと久しぶりに松山も巡ってみようと思い特急券を手配したわけですが、いきなり冒頭にあるようなトラブルに襲われてしまいました。旅にハプニングは付き物・・・なんて無責任なこと言ってんじゃないよ!こっちはもう死ぬ思いで何とか新幹線に間に合ったわけだから。気分も何とか落ち着いて岡山駅で下車、ここでの乗換えは7分、在来線ホームに下りて松山行の特急に乗車、車内はもうほとんど座席は埋まっている、やはり帰省ラッシュの真っ只中、四国へ帰る人も多いのだろう。相棒君をデッキの手すりにくくりつけて窓側の座席へ、瀬戸大橋を渡る頃までは意識があったのだがその後はウトウトと・・・朝早いのと走らされたのが祟ってかずっと眠っていたようで、気づいたらもう今治の手前だった。今治ではたくさんの人が下りて行った、自分(一人称)は今治を過ぎるとデッキへと立ちそこから風景を見ることに、実はこの後この路線に沿う道を走ることにしているので、とりあえず下見をしておこうと言うことに。上にある写真はその風景を撮ったものですが、走る電車から風景を撮るのはまあタイミングが難しいこと、でも天気はいいみたいなので絶好の走り頃になりそう・・・っていきなり長い文章から始まってしまいました、なにしろテンションが上がりまくってますからね~。












松山駅には10時過ぎに到着、奈良を出たのが午前4時過ぎだからここまで6時間近くかかっている。自分(一人称)も含めて岡山からずっと乗ってきた人も多いみたい、ホームに下りるとたくさんの人であふれかえっている、乗継の特急電車がこのホームの前方にあるとのことで、そちらの方に向かっている人も多い。とりあえずホームの様子と停まっている車両を写真に収める、あれ?松山駅って高架駅じゃなかったんだ、もう10年くらい来てなかったと思うが松山と言うと四国を代表する大都市、でもその玄関口となる松山駅はどことなく一昔前のローカル線のターミナルを思わせるよう、むやみに味気もない高架駅にはしないでずっとこの雰囲気を残していってほしい所である。狭い構内を抜けて駅前へ、ここも人がいっぱいだ、年末と言っても旅行に来ている人も多いみたい、今年は肩身の狭い思いはしなくて良さそうだ。ちょっとだけ落ち着いたスペースで相棒君を立ち上げる、4代目は初めての松山、自分(一人称)ももうほとんど前回の記憶も残ってないくらいなので、今回は初めて来た気分で走ってみようと思っている。ただこの後今治までのロングランが控えているので松山にいる時間は限られてしまっている、無駄にしている時間はない、早速走り始めることとしましょう。













松山と言うとやっぱり伊予鉄道・・・いや、道後温泉、自分(一人称)にとっては両方です、松山城もあるやないって?お城はまああまり興味ないんで見えたらそれでいいです。そんなわけで伊予鉄道の路面電車を巡ってみようと言うことでまずは古町駅へ、松山の中心街の喧騒が落ち着いた所にある駅は伊予鉄のいわばターミナル駅、路面電車と鉄道線の駅が同居していてホームもつながっているので簡単に乗換えができるようになっている。鉄道線には今回初めて見る伊予鉄車両、オレンジ色一色の塗装の電車がやって来た、同時に路面電車の方も上下線に車両がやってきてホームは賑やかになった。その路面電車の車両もオレンジ色、時代が10年前で止まっている自分(一人称)の伊予鉄道のイメージは上の写真2枚目、3枚目にあるこのカラーなんだよなあ、古町駅の向こう側には車庫があるが、そこにある車両もオレンジ色一色のものばかり、やっぱり時代は流れているんだな~。そんなわけで今回より始まりました、まずは1日目愛媛の旅、この日の最終目標は宿泊地の今治、結構長距離を走ることになるのですがその波乱万丈の旅の第1回目はここまで、次回は道後温泉の方へと向かいます、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち







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