まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2022 北近江の旅(1)・・・雨と寒さの中でスタート

2024-01-10 10:22:19 | 旅行記
よろしくお願いします。












2023年最後の滋賀の旅は北近江方面へ、行って来たのは11月の後半、12月にも行く予定だったのですが日程が合わなかったこともあってこの走りがこの年の最後となってしまいました。大河ドラマ『どうする家康』ではちょうど関ケ原の合戦が終わったところ、これまでの大河では憎まれ役一筋だったが今回は共感できた石田三成、その里を巡るのが今回の走りの目的。合わせて久しぶりに浅井三姉妹の里も訪れてみようか、それにここ何年行くことができなかった醒ヶ井宿も・・・とまあ行くとなったらいろいろとテンションも上がる北近江の旅ですが、その始まりはまずつまづきからでした。話は逸れますが今回の大河、第1話を見たのですが衝撃的な展開でしたね、主人公がどんな人でどんな人生を送って来たのかが分からないだけに、今後ドラマでどのように描かれていくのかが全然予想がつかないところが楽しみです。
奈良駅を朝一番で出発、京都駅で琵琶湖線の長浜行に乗り継いでチョイとウトウトzzz、目が覚めると窓に何か当たる音、車窓の外は雨になっていた。雨が降るなんて聞いてないよ~って自分(一人称)も昨夜は天気予報をチェックするのを忘れていた、スマホの予報を見ると雨雲は一過性みたいなのですぐに止むだろう・・・と思っていたが長浜駅についても雨は降ったままだった。ホームに下りると「寒ッ!」といきなり声が出てしまった、奈良を出た時よりも寒い、これが滋賀北部の寒さなのか。弱い雨が降っているが駅前で相棒君を立ち上げる、これくらいなら我慢できると思って出発、先の行程が詰め詰めなので長浜の中心部はサラッと通り過ぎるだけ、さあ、テンションを上げて行きましょう。















長浜の中心部を抜けた辺りで雨は止んでいた、ほらご覧、普段の行いがいいから・・・などとは思わずまずは県道を北へ進んで虎姫方面へ。左手側にはJR北陸本線、米原から新潟県まで結ぶJRのエース路線だが新幹線の開通で来年、ではなく今年には敦賀までとなってしまう、それでも本線を名乗るのだろうか。ちょうど姉川に架かる橋の所で電車がやって来たので写真を撮ることに、とカメラを向けると鉄橋の向こうの空に七色の橋が架かっている、いつの間にか日も差していてここは映える風景が撮れそうだ。虎姫駅近くのコンビニで朝食休憩の後も県道を北に進んで行く、右手側には虎御前山、豊臣秀吉がまだ木下姓だった頃ここに城を構えて向かいにある小谷城に睨みを聞かせていたとのこと、この頃から秀吉と茶々の間には因縁があったと言うことです。






















高速の下をくぐると北近江ののどかな田園風景、近くに見えている山は紅葉が映えているし、更に遠くにある伊吹山は薄っすら雪を被っている。この辺りにも城がたくさんあったらしい、さすがに滋賀は戦国時代の舞台となった所らしく小さな城は至る所にある、でもどこも城郭はないですからね、ハイキングにはいい所だけど自転車での巡りには向きません。雨は完全に上がって空も青い部分が見えてきて日も差してきた、でも寒い、長浜駅を出た時よりも更に寒くなってきているかのよう。奈良からは100キロほどしか離れていない所だが気温は格段と違う、夏の暑い時に来た時はそれほど思わないが冬に来た時はここは北国なんやな~、と思わされる。やがて走りの向きを変えて小谷城があった山を真正面に臨む、更に北へ行ってみたい気もするが今回はここで折り返し、この後は北国脇往還へと入って浅井三姉妹所縁の地、更には石田三成の里を目指しての走りとなります、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち