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・・・🌸  山も花も初夏を迎えています  🌺・・・

巻機山(日本百名山)

2013年07月21日 | 日本百名山

7月19日(金)夜行日帰りで巻機山(1967m:日本百名山)へ行ってきました。

maitabi 利用、TDはS根さんとM田さんの2人でした。

 巻機山は、機(はた)の神様である巻機さんを祀っていると聞いたことがあるが、さだかではない。

養蚕に関係があるかもしれない。ともあれ『北越雪譜』にもその前報峰(割引山もしくは破目山)の名が

出ているくらいだから、昔から魚沼郡では知られていた山に違いない。

巻機山というやさしい名前と共に、この隠れた美しい山を、私は上越国境中の、名山として挙げたい。

                                       (日本百名山:巻機山から抜粋)

山名の由来は、頂上一帯が御機屋よ呼ばれ、美女が機を織っていたという伝説によるもの。

  :ウロコ雲

道の駅で仮寝し、4:50 桜坂登山口(駐車場)をスタート。

雲が出ているが、晴れ間も見える、雨の心配はなさそうだ。

  :①尾根コースを行く

靴マークは、長い行程、充分な休みをとりながら進む。

行政が設置した表示柱、と東京学芸大学が設置した表示と2種類ある。

  :お~い起こしてくれ

4合目の表示、(管理ができていない)ものが多い。

  :ツクバネソウ

     :ガクアジサイ

登山道は濡れていた、木の根・苔むした石、緩い土と油断はできない。

  :滝の展望地

6:00 5合目、滝の展望地、ここで2回目の休憩。

  :割引岳

雪の残る割引沢、天狗尾根コース(割引岳:1931m経由巻機山)を一望できる。

  :天狗岩

6:45 ブナの樹林帯を登る、足元はいくらかよくなったか?

     :ギンリョウソウ

ブナの林床は笹がはばをきかせている、なぜかギンリョウソウも多かった。

  :妙高岳と火打岳

樹林を抜けると、展望が開ける。

妙高岳・火打岳が見える、その奥に雪をまとった北アルプスも。

  :7合目

7:03 7合目、眺望が一気に開けた。

  :ニセ巻機(9合目)

  :富士山も

谷川連峰(一ノ倉岳)の雲海上に富士山も顔を出している。

富士山が見えるという話は良く聞くが、これを見た人は少ないという。

  :ニセ巻機へ

ニセ巻機へ登る、ほぼ直登に近い、側はお花畑、つらくはない。

      

:サギソウ                           :ゴゼンタチバナ

      

:ハルリンドウ        :シロニガナ         :キンコウカ

      

:ニッコウキスゲ       :ミヤマコウゾリナ     :ハナニガナ

  :南アルプス    :富士山

高度を上げるにしたがって眺望もよくなる。 

  :急でしょう

7:30 8合目で休憩し、さらに登る。

      

:調査中           :ウラジロヨウラク      :ハルリンドウ(多かった)

  :巻機山稜線

急登を登りきると、稜線に出た。たおやかな「巻機山」が正面に、上越の山らしい絵だ。

  :稜線

  :北アルプス

  :富士山

ニッコウキスゲのバックに写した山々です。

  :ニセ巻機(9合目)

8:30 ニセ巻機山(9合目)そのまんまだが「ニセ」との命名は可哀そうだ。

ニセピークとかはよく使うが、せめて『前巻機山』だろう。

このあたりは「ニセ」と付けた名前が確かに多いが。

      

:イワカガミ         :イワイチョウ         :ダイモンジソウ

下りの木道際で見た花です。  

  :避難小屋

一旦下り巻機避難小屋へ。雪渓に下れば水場がある。

     

:ツマトリソウ        :コバイケイソウ      :モウセンゴケ(食虫植物) 

山頂目指し登ると鞍部に、池塘が、その周辺で見た花です。

  :山頂

9:18 山頂へ、最高点はこの先、一息入れて「やっつけてきた」

  :池塘もある

  :最高点

9:33 最高点、ケルンがその目印

      

:上州武尊山        :谷川連峰          :ニセ巻機

      

:タカネサギソウ       :バイケイソウ       :ハクサンボウフウ

  :割引岳

正面に割引岳(1931m)巻機山からピストンで約1時間の歩程。

  :役ノ行者碑

9:50 山頂に戻る、一息入れて割引岳をピストン(5名脱落)

       

:駒ヶ岳(左)中ノ岳(右)  :八海山          :越後三山

山頂の南側に越後三山が隠れていた。

      

:ハクサンコザクラ

木道を下ると、斜面にハクサンコザクラ(葉はイワイチョウ)が残っていた。

正面に雪渓が待っている、長さにしたら15m程度か。雪渓の下はきれている。

TDがルートを探っていたが「危険」と判断し、引き返すことにした。

10:05~10:30 山頂に戻り昼食

  

10:30 避難小屋へ下る。

     :ショウジョウバカマ

避難小屋前の雪渓で見た春の花です。

11:00~11:15 避難小屋を後に下山、といってもまずニセ巻機へ。

富士山は海に隠れていた。

  :8合目

11:33 8合目、日差しも出てきた。

12:02 7合目通過、まだ登ってくる人もいる。

  

樹林帯に入ると、足元は赤土(関東ローム層)と呼ばれる土で滑る。

以前”maitabi”カリスマTDから、

「新潟の山は滑るよね。とくに春先はグチャグチャだ」と。

今回はそれを実体験する登山になったのだが、赤土は確かに滑る、何故?

赤土は、『水はけがよく、保水性もある』と説明される。

水はけが良く、保水性があるということは、土に中に水分を多く抱えていることだ。

↓  したがって表面が常に”ヌルヌル状態”にあり ⇒滑る

トムラウシのヌカルミは田圃状態、雪渓の融けた水が窪地に田圃を作っているのと同じ。

同じ滑るのだが、その状態が違うという結論のようだ。

  :5合目

13:20 5合目、ここから木の根・石・赤土も参加し、滑る道が続く。

   

滝をアップでどうぞ。

13:42 4合目通過。(個人的に滑る被害はなし)

                  

:タマゴタケ(食べられる)Φ15cmはあった。  :

登って来る時、いくつか茸が出ているのを見ていた。

休憩中に注意して撮ってみた。

茸とか貝は、食物連鎖の一番最後。自然界で分解されない成分を多く吸収している。

毒もその一つだが、食通に言わせると「毒があるからうまい」という声も聴く。

少ししびれるくらいが・・・いいという。

  :オカトラノオ

  :登山口

14:17 桜坂登山口(730m)へ無時戻った。

  :

(多分ここが3合目、登山口は1合目清水バス停(560m)かもしれない)

土に汚れた登山靴を洗い、バスに乗り、越後湯沢温泉(アルプの湯)で汗を流し、帰途に着いた。

**********

        行程:標高差1237m、約12km、歩程8時間30分 

        4:30 桜坂駐車場 ⇒4:50 桜坂登山口 ⇒6:00 5合目(滝を見る)

         ⇒6:45 天狗岩展望所 ⇒7:03 7合目(視界開く) ⇒7:30 8合目

         ⇒8:30 ニセ巻機山(9合目) ⇒9:18 山頂 ⇔9:33 最高点ケルン

         ⇒9:52 割引岳、雪渓前より引き返す ⇒10:05~10:30 山頂戻る、昼食

         ⇒10:30 下山開始 ⇒11:00~11:15 避難小屋 ⇒11:33 8合目

         ⇒12:02 7合目 ⇒13:20 5合目 ⇒13:42 4合目 ⇒14:17 桜坂登山口

 twins 

   :初散歩です

9か月を迎えた twins バギーで初散歩です。

hina-bou もやっと自分で「移動」することを覚えました。

移動速度はまだ mei-exp にはかないませんが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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