我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「今、輝く時代を偲ぶ」

2020年12月30日 | 日記

1969年に創刊された月間音楽雑誌
「ニューミュージックマガジン」を

ロック少年は毎日、
つぶさに読んでおりました。

19歳の年のこと、
今としては当たり前でも
当時としては珍しく、

日本語でロックを歌うバンドが、
アルバムをリリースしたことを
その雑誌で知り、

直ぐにレコード屋さんに行きましたが、
働いていた延岡市のお店には
在庫も発売予定さえなく、

発売元から、宮崎市で一番大きな
レコード屋さんを経由して、
取り寄せて貰うことになり、

ロック少年はそのバンドを
宮崎県で一番最初に
聴くことになりました。



バンド名は、
「はっぴいえんど」

細野晴臣・大瀧詠一・鈴木茂・松本隆。
この4人が在籍した、今にして思えば
錚々たるメンバーのバンドです。


急ぎ会社の寮に帰り、
期待に胸をふくらませ、早速、
レコードに針を落としました。

最初の一曲目、「春よ来い」を
聴いて直ぐに、ぶっ飛びました。

私にとっては期待以上、想像以上の

日本のロックが新しい時代を迎えた瞬間に、
遅ればせながらも立ち会えたのです。


日本語がロックミュージックに
何の違和感もなくフィットした
新しい音楽は、まさに衝撃でした。

その最初の曲を歌ったのが、
大滝詠一さんです。


今日は、65歳の若さで亡くなった
大滝詠一さんの命日です。


この曲に「正月」と言う詩が
ありますが、

大滝さんは12月の30日に
正月も春も、迎えることもなく
天国に旅立たれました。

今日は、永遠のロック少年を
夢中にさせて頂いた
大滝さんに感謝を込めて、


ディラン、ビートルズ、ストーンズ、
CSN&Y、アル・クーパー、
ジミ・ヘンドリックス等々、


1969年、70年。世界中で
ロックが一番
輝いていた時代を
偲びたいと
思います。

「春よ来い 」

作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一

コメント (2)
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