F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

ウロウロヨロヨロ旅-九州編第24日-1 万世特攻平和祈念館

2015年11月13日 03時38分50秒 | 旅行記
道の駅「きんぽう木花館」で起床。
薩摩半島の西側にある吹上浜の南端、南さつま市に昭和20年3月から7月までの4か月間、日本陸軍の万世飛行場がありました。



沖縄戦が行われたこの4か月間に201名の若者が沖縄沖の米国艦船への特別攻撃のためこの飛行場から飛び立ち散華されました。

万世特攻平和祈念館はこれらの若者を慰霊し、文字通り、平和を祈念するために作られました。知覧から10数キロの距離にあります。





建物は初等練習機(赤とんぼ)の複葉機と合掌を組み合わせたデザインです。



1階には砂浜を模した上に零式水上偵察機が展示されています。





昭和20年6月、沖縄方面の偵察後、吹上浜沖で燃料が尽き、不時着水、乗員3名は助かりました。平成4年、引き揚げられました。



このような飛行機でした。



全長が約9m、全幅が12mの零式戦闘機に比べ、全長11.5m、全幅14.5mと大変大きく感じる機体です。

遺書などがある2階は撮影禁止です。

1階には有名な子犬を抱いた少年兵の大きな写真がありました。彼らは写真を撮った翌日、万世飛行場から特攻を敢行しました。



後で行った知覧特攻平和会館には大変多くの方が来られていましたが、万世平和祈念館はF老人一人でした。






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