南極観測船(砕氷艦)「しらせ」が南極大陸の沖700mのところで座礁しました。驚きましたが、まだまだ、海図に載っていない暗礁、暗岩があるのでしょう。
情報は文部科学省が発表しているのでHPをのぞいてみました。
第2報に添付されたPDFの文書に状況が詳しく書かれていました。
そして、第3報で、本日の13時20分ごろ、離礁したとのことで安心しました。3回失敗した後の、4回目の満潮でようやく離礁できたようです。前部の方が接触し、亀裂が入ったようですので、後部を重くしたり、それでもだめなら貨物を降ろして軽くしたりといろいろな方法を考えていたのでしょう。
どの程度のダメージがあったのか分かりませんが、やはり、浸水箇所を極限するためには当然、軍艦仕様でなければならず、その効果があったのでしょう。予定通り行動できるそうです。
「国立極地研究所」のHPに「進めしらせ」というページがあり、南極行動中はほぼ1日1回位置が更新されます。ぬくぬくとした部屋でときどき見ていますが、現地での苦労がしのばれます。
測深儀は?などと野暮なことは考えないことにしましょう。
こんな感じだったのかな。